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アクティビティ自動関連付けルールAPIが利用可能に(パブリックベータ)

作成者: 田村 慶|2026/09/09

概要

アクティビティの自動関連付けルールを、パブリックAPIを介して読み取り・更新できるようになりました。自動関連付けルールとは、あるレコード(例: 連絡先への電話)に記録されたアクティビティを、関連付けられたレコード(例: その連絡先の主たる会社)にも記録するかどうかを制御するルールです。

本アップデートはパブリックベータとして提供されており、全てのHubとエディションが対象です。

重要な理由

アクティビティが自動的に適切なレコードに反映されない場合、営業担当者は文脈を把握できなくなり、オブジェクトをまたいで手動でやり取りの履歴をつなぎ合わせなければならなくなります。

以前は、自動関連付けルールは設定画面でのみ設定可能であり、インテグレーターがプログラム的にそれらを読み取ったり管理したりする方法はありませんでした。APIへのアクセスにより、開発者や管理者はアカウントを横断して大規模な設定の自動化が可能になり、CRMの進化に合わせて関連付けの挙動を統一しやすくなりました。

仕組み

アカウント内の特定のオブジェクトタイプに対する自動関連付けの設定を読み取ったり更新したりするには、以下のエンドポイントを使用します。

/crm/自動関連付け/2027-03-beta/{object ID}

パス内の「{object ID}」は、アクティビティが作成または記録されるオブジェクトタイプのIDです(例: 「連絡先」の場合は 0-1)。

対象

全てのHubとエディションでご利用いただけます。

対象

Hubspot Free Hub

株式会社100の視点

活用シーン

これまで設定画面から手作業で行っていたアクティビティ自動関連付けルールの設定を、APIから読み取り・更新できるようになります。複数のポータルを運用しているお客さまや、新規事業部の立ち上げ・組織変更のたびにCRM設定を横展開しているお客さまにとっては、設定作業をスクリプト化できる点が役立ちます。特に、営業活動記録が連絡先だけでなく会社や取引などにも自動反映されているかを定期的に監査したい場合、APIで一括チェックする運用が組みやすくなります。

気になる点

本機能はパブリックベータでの提供のため、正式リリース時にはエンドポイント仕様や対象オブジェクトの範囲が変更される可能性があります。現時点の情報では設定できるアクティビティやオブジェクトタイプの一覧が明示されておらず、どこまで細かい制御ができるのかは不明です。また設定変更を行うAPIである以上、誤った自動化スクリプトを組んでしまうと、意図しない範囲でアクティビティが連携・非連携になるリスクもあるため、権限管理や変更前後の確認フローは別途検討する必要があると見られます。

今後への期待

  • 対応オブジェクトタイプやアクティビティ種別が今後拡充され、より柔軟なルール設計ができるようになることを期待します。
  • 設定変更の履歴やログをAPI経由で追跡できるようになれば、稟議や社内承認を経て変更した内容を後から検証しやすくなります。
  • 正式リリース時には、ドキュメントやサンプルコードが充実し、開発者以外の管理者でも扱いやすい形で提供されることが望まれます。

※ この記事はHubSpot製品の最新情報ページをもとに作成しています。最新の情報はHubSpot製品の最新情報でご確認ください。