ブログ

画面遷移ゼロで完結、マーケティングスタジオの進化とAI対応28日間無料体験

作成者: 加藤 茉夏|2026/04/09

HubSpotは2025年、AI技術「Breeze」の統合を加速させ、ユーザーの作業工数を削減する細やかなアップデートを続けています。本記事では、1月後半から2月初旬にかけてリリースされた注目の新機能とキャンペーンについて解説します。

特に、マーケティングチームのハブとなる「マーケティングスタジオ」の機能拡張と、カスタマーサービスを劇的に変える「顧客対応エージェント」の無料トライアルは、戦略的なリソース配分を考える上で見逃せないトピックです。

1. マーケティングスタジオの進化:イベント作成の一気通貫化

マーケティングスタジオは、従来のキャンペーン機能にAI(Breeze AI)を加え、マーケター向けの統合作業環境として進化を遂げています。今回のアップデートにより、マーケティングスタジオから直接「マーケティングイベント」を作成することが可能になりました。

  • 従来の課題: イベント管理画面へ移動して作成後、キャンペーンに紐付けるという画面遷移の手間が発生し、集中力の分断や作業ミスを招いていました。
  • 改善のメリット: 画面を離れることなく、ウェビナーやセミナーなどのイベント設定からキャンペーン管理までを完結できます。
  • 戦略的意義: HubSpotが提唱する、顧客と継続的な関係を築く「ループマーケティング」の実装スピードを一段階引き上げる改善と言えます。

※現在ベータ版として提供されているため、未導入の組織は管理画面からの申請をお勧めします。

2. 顧客対応エージェント:28日間の無料アクセスでAIの実用性を検証

カスタマーサービス部門の生産性向上に直結する「顧客対応エージェント」において、期間限定の28日間無料アクセスキャンペーンが実施されています(Proプラン以上の契約者が対象)。

この期間中は、HubSpotクレジットを消費することなく、以下の検証が可能です。

  • シナリオテスト: 実際の問い合わせに基づいた応答精度の確認。
  • ナレッジ連携: 既存のヘルプデスク記事やナレッジベースとの整合性チェック。
  • ワークフロー構築: AIが自動回答し、複雑な案件のみ担当者に引き継ぐフローの試作。
  • 分析: 応答率や解決率をダッシュボードで可視化し、導入効果を数値化。

導入の意思決定に必要な「自社業務へのフィット感」を、コストリスクなしで判断できる貴重な機会です。

まとめ:HubSpotが推進する「業務効率化」の現在地

今回のアップデートは、「マーケティングオペレーションの集約」と「AIによるカスタマーサポートの自動化」に焦点を当てたものです。

マーケティングスタジオによる作業動線の整理は、日々の地味な工数削減を通じてチームの創造性を高めます。また、顧客対応エージェントの無料試用は、AI導入の心理的・コスト的ハードルを下げる戦略的な施策です。まずは自社の現在のワークフローにこれらを組み込み、その実効性を確かめることから始めてみてはいかがでしょうか。

本記事の要約版ポッドキャストエピソードを、以下よりご視聴いただけます。