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HubSpotの最適なプランの選び方。わかりづらいプランと機能を解説

作成者: 田村 慶|2020/03/02

HubSpotは自社の課題を解決できるツール

ビジネスを成功に導くために障害となっていることは何でしょうか?日々の活動が売上につながらないのは、どこに問題があるのでしょうか。

  • 営業プロセスが確立していない。個々の能力に完全に依存している
  • リードの質が低いと感じている
  • そもそもリードの数が十分ではない
  • Webサイトが機能していない(問い合わせがない)
  • 見込客や顧客のデータが社内で共有されていない

リードの数を増やしたり、質の高いリードを獲得するためにインバウンドマーケティングやマーケティングオートメションを導入しようと検討している方は、HubSpotにたどり着いたかもしれません。HubSpotはインバウンドマーケティングを実施するために最適です。しかし、それ以外にも自社が抱えている課題を解決するための様々な機能を備えています。

 

1.CRMを活用して顧客データベースを構築したい

顧客管理システム(CRM)は、営業やマーケティングのためだけのツールではありません。サポート部門や製品開発部門、人事部など、直接販売に関係しない部署も、自社の顧客が誰であるかを知ることで、より好ましいサービスや製品を提供したり、さらには採用にも活用できます。

オススメ製品:HubSpot CRM
比較ツール:Sales Cloud、Zoho CRM、kintone 

2.マーケティングオートメーション(MA)を導入したい

MAを導入することで、質の高いリードの獲得や育成の効率良く行えるでしょう。より確度の高い見込見込客の検出やパーソナライズされたキャンペーンの実施、顧客一人ひとりとの関係を築けます。また、蓄積された見込み客のデータや行動履歴は、インサイドセールスや営業が商談に活用できます。

オススメ製品:HubSpot Marketing Hub
比較ツール:Pardot、Marketo、Satori

3.営業活動を効率化したい

営業部隊の生産性を向上させるために、SFA(営業支援ツール)を導入する企業も増えてきました。個々人の業務が効率良くなるだけではなく、チームのスキルや知識を共有して組織を強化したり、営業活動や成績の管理も効率化されることで、売上や成約率の向上が期待されます。営業プロセス管理などの機能を備えています。

オススメ製品:HubSpot Sales Hub
比較ツール:Salesforce Sales Cloud、Microsoft Dynamics 365、Senses

4.カスタマーサポートのプラットフォームを作りたい

カスタマーサポートのプラットフォームを導入すると、業務の負荷を軽減するだけではなく、迅速に漏れることなく顧客対応することで、顧客満足度を高めれるでしょう。顧客からの問い合わせをチケット方式で一括管理したり、自動応答できるチャットボットの機能、FAQページの制作機能を備えています。

オススメ製品:HubSpot Service Hub
比較ツール:ZenDesk、Freshdesk、HelpScout、メールディーラー

5.Webサイトをリニューアルしたい

Webサイト構築の初期費用を抑えたり、運用や管理を効率良く行うために、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の導入はもはや必須と言ってよいでしょう。CMSには、通常サーバーにインストールするタイプと、クラウド上で管理するタイプの2つの選択肢があります。一般的なページだけではなく、ブログや問い合わせフォーム、またさまざまな業態に特化したテンプレートや拡張機能も備えています。

オススメ製品:HubSpot CMS
比較ツール:WordPress、Wix、MovableType、Sitecore

HubSpotの3つの製品:マーケティング、セールス、サービス + 無料のCRM

HubSpotには、誰もが無料で使うことができるCRMと「Hub」と呼ばれる3つの製品があります ― Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub。

HubSpot CRM(Customer Relationship Management:顧客管理)は、完全に無料で提供されています。顧客や見込顧客のデータベースとして利用できるほか、会社情報や取引の管理、社内のタスク管理などの機能も備わっています。

Marketing Hubには、本格的なインバウンドマーケティングキャンペーンを実施するために必要なすべての機能が含まれています。自社のコンテンツを活用してWebサイトへの流入を増やし、リードを獲得・育成(ナーチャリング)するためのブログやフォーム、ランディングページ、Eメール、ソーシャルメディア、そしてマーケティングオートメーションツールがあります。

Sales Hubには、営業活動の生産性を向上するための機能が備わっています。取引やタスクの管理、パイプライン管理、Eメールのトラッキングやテンプレート機能、ミーティングの設定など。今まで時間がかかっていた煩わしい作業を自動化したり、効率化したりできるので、見込み客や顧客に費やせる時間を増やし、売上げアップに貢献ができます。

Service Hubは、顧客満足度の高いカスタマーサービスを提供するためのツールがそろっています。顧客の問題を解決するためのチケット機能、問い合わせに対応するための受信トレイやチャット。何よりも顧客とのコミュニケーションを一元管理することで得られる効果は、効率化だけではなく顧客満足度を高められるでしょう。

3つの製品×4つのプランの組み合わせは自由自在

Marketing Hub、Sales Hub、Service Hubには、フリー(無料)版と3つの有料プラン ー Starter(スターター)、Professional(プロフェッショナル)、Enterprise(エンタープライズ) ー があります。それぞれの製品で、どのプランを選んだらよいでしょうか?

1.オートメーションツールを使いたい

メールの自動送信、チケット自動割当、タスクの自動追加などの自動化をしたいときは、各製品のProfessional以上のプランが必要です。

2.Salesforce と連携したい

HubSpotとSalesforceを連携するには、Marketing、Sales、ServiceのProfessional以上のプランが必要です。2つのデータベースが双方向で同期されるため、どちらかで変更を加えると、もう一方にも自動的に反映されます。

3.ブログを構築したい

Marketing HubのProfessional以上、または HubSpot CMSの導入が必要です。コンテンツ作成による成果を最大化できるSEO&コンテンツ戦略のツールも一緒に使えます。

4. ABテストを実施したい

ランディングページやEメールで、見出しや画像、CTAなど、あらゆる要素のA/Bテストの実施をするには、Marketing HubのProfessional以上が必要です。最もコンバージョンに貢献している、効果的なコピー文やデザインを見極めたり、Eメールの開封率やクリック率を改善しましょう。

5. 登録されたユーザーにのみページを公開したい

特定のリストに登録されたユーザーだけがページへアクセスできる、CMSメンバーシップを利用するには、Marketing Enterpriseが必要です。該当のユーザーは、パスワードを設定するとページにアクセスできます。

6. 見積もりを簡単に作成したい

HubSpotに製品を登録して見積もりを作成できます。Sales Hub Professional 以上の製品に備わっている機能で、利用するには有料ユーザーである必要があります。

7. 顧客アンケートを実施したい

Service HubのProfessional以上の製品では、顧客が貴社のビジネスをどれだけ推奨できるかを尋ねるNPSアンケート、特定の製品やサービスについての意見を尋ねる顧客体験アンケート、ならびにカスタマーサービスに関する意見を尋ねるアンケートの実施ができます。

8. FAQサイトを公開したい

顧客が自身で問題を解決できるよう、よくある質問やヘルプ記事をまとめてFAQサイト(ナレッジベース)として公開できます。Service HubのProfessional以上の製品が必要です。

9. プレイブック(業務ステップ)

Sales Hub Enterprise と Service Hub Enterprise のユーザーは、社員の教育に役立つプレイブックを利用できます。コンタクト、会社、取引、チケットレコードにマニュアルを添付できるため、チームメンバーは、見込客や顧客と話すときに標準化されたコメントを参照したり作成したりできます。

10. ログインにシングルサインオンを利用したい

ユーザーが1つのIDとパスワードで複数のツールにアクセスできるようにすることで、ユーザーがより簡単にログインできると同時に、セキュリティーを強化し、アクセス権があるユーザーを確実に管理できます。Marketing Hub、 Sales Hub、Service HubのいずれかのEnterpriseプランの導入が必要です。

最後に

自社が現在直面している課題を最優先して、HubSpotの製品を導入できます。HubSpot CMSでWebサイトリニューアルをしてからMarketing Hubを導入したり、CRMとSales Hubを導入して営業の効率化に取り組んだり、スターターから小さくはじめてプロフェッショナルにアップグレードすることも可能です。

マーケティングに課題があると思っても、実際にはセールスツールの導入が必要だったということもあるかもしれません。まずは、自社の課題を分析して最適な製品について検討してみませんか?
製品やツールの組み合わせについては、最適なご提案ができる株式会社100にご相談ください。