ブログ

録画ミーティングでコール記録が重複作成されなくなります

作成者: 田村 慶|2026/08/20

概要

2026年7月31日より、録画されたミーティングをよりシンプルに保存する新しい仕組みへの早期アクセスが、パブリックベータとして提供開始されます。

現在、NotetakerやZoom・Microsoft Teams・Google Meetなどのビデオ会議連携で録画されたミーティングは、コール記録とミーティング記録の両方が作成されています。今回の変更により、録画ミーティングではミーティング記録のみが作成されるようになります。

変更内容

現在、Notetakerまたはビデオ会議連携(Zoom、Microsoft Teams、Google Meet)で録画されたミーティングは、コール記録とミーティング記録の両方を作成しています。

パブリックベータにオプトインした場合、録画ミーティングではミーティング記録のみが作成されるようになります。この変更は2026年8月31日にすべての顧客へ展開されます。

注: 実際の電話によるコールについては、コールオブジェクトは引き続き存在します。今回の変更は録画ミーティングにのみ影響します。ベータ期間中は、以下の機能は2026年8月31日まで利用できません。

  • ミーティングのプレイリストへの追加
  • 取引インサイトカードにおける、ミーティングから得られるインサイト
  • Breezeでのミーティング文字起こしに関する質問

また、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams連携で作成されたミーティングのミーティング記録を閲覧できるのは、Sales Hub ProfessionalもしくはEnterprise、またはService Hub ProfessionalもしくはEnterpriseのユーザーのみです。その他のプランでは現時点で利用できませんが、8月31日までに利用可能になる予定です。

ユーザーへの影響

録画ミーティングを利用している場合、以下の更新が必要になる可能性があります。

  • ワークフロー: 録画ミーティングに対するコール作成をトリガーとするワークフローがある場合。
  • プロパティ: 録画ミーティングについて、コールのプロパティ(文字起こし、文字起こしID、録画URL、所要時間、要約など)に依存している場合。
  • レポート: コールオブジェクトまたはエンゲージメントオブジェクトを使って録画ミーティングをトラッキングしているレポートがある場合。
  • ナビゲーション: チームがコールのインデックスページから録画や文字起こしにアクセスしている場合。

スムーズな移行のため、HubSpotはすでに主要なプロパティ(文字起こしの有無、文字起こしID、所要時間)をミーティング記録に直接追加しています。

今できること

  • 録画ミーティングについてコール記録に依存しているワークフロー、レポート、連携を確認しましょう。録画ミーティングをトラッキングするレポートは、コール記録とミーティング記録を組み合わせるのではなく、ミーティングオブジェクトを使用するように更新してください。
  • 準備ができている場合は、8月31日に変更がデフォルトになる前に、このパブリックベータにオプトインして設定を検証しましょう。
  • 今後の録画と文字起こしの保存先となるミーティングのインデックスページに慣れておきましょう。

このベータは現在、以下のプランでのみサポートされています: Sales Hub Professional、Sales Hub Enterprise、Service Hub Professional、Service Hub Enterprise。

対象

Sales Hub Professional/Enterprise、Service Hub Professional/Enterprise

株式会社100の視点

活用シーン

NotetakerやZoom・Microsoft Teams・Google Meetとの連携で録画ミーティングを日常的に活用しているお客さまにとって、コール記録とミーティング記録が二重に作成される状態が解消される点は運用上のメリットになります。特に商談の議事録や文字起こしをミーティングオブジェクトに一本化して管理したい営業チーム、カスタマーサクセスチームにとっては、データの重複を気にせずレポートやダッシュボードを設計できるようになります。営業会議の録画やヒアリング内容の文字起こしを、承認稟議の証跡や商談記録として一元管理したい場合にも扱いやすくなると考えられます。

  • 録画ミーティングの記録先がミーティングオブジェクトに統一されるため、レポート設計がシンプルになります。
  • 文字起こしや所要時間などの主要プロパティは、すでにミーティング記録側に反映されているとのことです。

気になる点

  • ベータ期間中は、ミーティングのプレイリスト追加、取引インサイトカードでのミーティングインサイト、Breezeによる文字起こしへの質問機能が利用できないため、これらの機能に日常的に依存している場合は移行のタイミングを慎重に検討する必要があります。
  • コール記録をトリガーにしたワークフローや、コールプロパティ(文字起こし、録画URL、要約など)に依存したレポート・連携がある場合、事前の洗い出しと修正作業が発生します。移行漏れがあると、営業活動の可視化や部門間の報告フローに影響が出る可能性があります。
  • 対象プランがSales Hub/Service HubのProfessional・Enterpriseに限られており、その他のプランでは2026年8月31日まで閲覧自体ができない点は、複数プランを併用している組織では混乱を招きそうです。
  • 2026年8月31日には全顧客に強制的に展開されるため、ベータ期間中に検証を済ませておかないと、当日に想定外の影響が出るおそれがあります。

今後への期待

録画ミーティングの記録がミーティングオブジェクトに一本化されることで、今後は取引インサイトやBreeze連携などの機能もミーティング側でスムーズに使えるようになることが期待されます。正式リリース時には、プレイリスト追加やインサイトカードといったベータ期間中に制限されている機能が問題なく復旧しているか、また対象外プランへの展開が予定通り進むかを確認したいところです。ワークフローやレポートの移行を支援するガイドやマイグレーションツールが併せて提供されると、切り替えの負担がより軽減されると見られます。

※ この記事はHubSpot製品の最新情報ページをもとに作成しています。最新の情報はHubSpot製品の最新情報でご確認ください。