概要
タスクAPIを利用して、シリーズとして繰り返されるタスクを作成したり、既存のシリーズ内の今後のタスクを更新したりできるようになりました。
本アップデートは現在パブリックベータとして提供されています。
アップデートの背景
繰り返しタスクは、HubSpotでチームが継続的な業務を管理するうえで中核となる機能です。タスクは、定期的なチェックイン、フォローアップ、レビューサイクルなどに役立ちます。これまで、この機能はAPI経由では利用できなかったため、連携や自動化では製品内でのタスクの動作を完全に再現することができませんでした。繰り返しタスクシリーズのAPIサポートにより、繰り返しタスクをプログラムで作成・管理する連携を構築または拡張できるようになりました。
利用方法
詳しくはHubSpotの開発者向けドキュメントをご覧ください。
対象となるプラン
- Sales Hub Starter / Professional / Enterprise
- Service Hub Starter / Professional / Enterprise
- Smart CRM Professional / Enterprise
対象
Core Seats Enterprise Hub、Core Seats Professional Hub、Sales Hub Starter/Professional/Enterprise、Service Hub Starter/Professional/Enterprise
株式会社100の視点
活用シーン
- 顧客対応の定期チェックインやフォローアップ、契約更新前のレビューなど、周期的に発生する業務をタスクAPIで自動生成できるようになります。例えば、契約管理システムやカスタム業務システムと連携し、契約更新日をトリガーに繰り返しタスクのシリーズを自動作成するといった使い方が考えられます。
- これまで手作業やワークフローの組み合わせで代替していた繰り返しタスクの設定を、外部システムから直接プログラムで管理できるため、営業やカスタマーサクセスの定型業務を既存の基幹システムやRPAツールと連携させやすくなります。
- 既存シリーズ内の今後のタスクを更新できる点は、稟議や体制変更に伴い担当者や頻度を一括で見直したいお客さまにとって、運用の手間を減らす一助になりそうです。
気になる点
- 現時点ではパブリックベータ提供のため、正式リリース時にAPIの仕様やレスポンス内容が変更される可能性がある点には注意が必要です。本番運用への組み込みは慎重に検討したほうがよさそうです。
- overview_htmlおよびbody_htmlには具体的なエンドポイントやリクエスト例の記載がなく、詳細は開発者向けドキュメント任せになっている点が気になります。実装を検討する際は、ドキュメントの充実度を事前に確認する必要がありそうです。
- 対象プランがSales Hub・Service HubのStarter以上およびSmart CRM Professional/Enterprise相当に限られており、Marketing Hub単体の利用や無償版では利用できない点は留意すべきです。
今後への期待
- 正式リリースまでに、繰り返しタスクの終了条件や例外日設定など、より細かい制御がAPIから可能になることを期待したいところです。
- ワークフローやカスタムコードアクションとの連携がより明確にドキュメント化されれば、承認フローや部門間での引き継ぎを含む複雑な業務プロセスにも組み込みやすくなると考えられます。
- 今後、他の国内業務システムとの連携実績や具体的なユースケースが増えることで、導入判断がしやすくなると見られます。
※ この記事はHubSpot製品の最新情報ページをもとに作成しています。最新の情報はHubSpot製品の最新情報でご確認ください。