概要
連絡先、企業、商談にわたるすべてのスコアリングルールについて、インサイトを確認できるようになりました。ルールを構築している最中に、対象範囲・平均ポイント・分布・スコアへの影響といった情報をリアルタイムで把握でき、スコアが本番環境に反映される前に、自信を持ってルールやポイントの割り当てを調整できます。
本アップデートはパブリックベータとして提供されています。
内容
連絡先、企業、商談にわたるすべてのスコアリングルールに関するインサイトを、次のような内容で確認できるようになりました。
- 対象範囲:このルールによってポイントが付与される % および #
- 平均ポイント:現在のポイント配分における各対象の獲得ポイント
- 分布:各区間にポイントがどのように分布しているかを示したヒストグラム
- スコアへの影響の概要:他のルールと比較して、当該ルールが「適用範囲」および「スコアへの寄与度」の面でどの程度の位置にあるか
重要な理由
以前は、リードスコアの算出は仮定に大きく依存していました。「私のポータルでは、実際にこのルールでポイントを獲得している人はいるのか?」や「このルールは私のスコアに何らかの影響を与えているのか?」といった質問は、以前はスコアが公開されるまで回答が得られませんでした。
Rule Insightsなら、ルールを構築している最中に、こうした疑問にリアルタイムで答えを出してくれます。そのため、スコアが本番環境に反映される前に、自信を持ってルールやポイントの割り当てを調整することができます。
仕組み
詳細については、こちらの短い動画デモをご覧ください。
ルールインサイトの表示方法
「ルールインサイト」は、すべてのスコアリングルールおよびすべてのスコアタイプで利用可能です。
- 「表示(すべて折りたたむ)」モードの場合:任意のルールにある電球の「ルールインサイト」アイコンをクリックします
- 「編集(すべて展開)」モードの場合:「ルールインサイト」のアコーディオンをクリックして、展開または折りたたみます
このパネルでは、ルールが連絡先全体でどのように機能しているかが確認できます。また、大規模なポータルについては、配信プレビューと同様に、傾向が一定に保たれる代表的なサンプルが使用されます。「連絡先」タブを使用して、スコアリングおよびサンプリングの対象となる連絡先を選択してください。
確認できる情報(「連絡先」のスコアの例)
「連絡先」のスコアの例を挙げると、次のような画面が表示されます。
- サンプルのサイズ
- そのルールが実際に何件の連絡先に到達しているか、そしてそれが他のルールと比べてどの程度の順位にあるか
- このルールが総合スコアにどれほど貢献しているか――つまり、そのルールが期待通りの成果を上げているかどうかがわかります
- 各連絡先が獲得する平均ポイント数 — 連絡が取れなかった連絡先を含めるか除外するかは、トグルで切り替えられます
- 分布図 — 連絡先の中で、ポイントが集中しているか、あるいは広範囲に分散しているかを確認できます
ルールを微調整したり、ポイントを調整したりすると、Rule Insightsはリアルタイムで更新されます。
そのイベントタイプについてコンバージョンデータが存在する場合、右上にリンクが表示され、同様の影響力の大きいルールを確認できるようになります。
注:インサイトにはルール単位のポイントのみが反映されており、グループやスコアの制限は考慮されていません。そのため、各ルールが単独で及ぼす真の影響を確認することができます。
フィードバックについて
この機能についてご意見やご質問はありますか?リードスコアリング担当プロダクトマネージャーのメロディ・クックと、簡単な通話の日程を調整できます。
対象
マーケティング・ハブ・エンタープライズ、セールス・ハブ・プロフェッショナル、マーケティング・ハブ・プロフェッショナル、セールス・ハブ・エンタープライズ
対象
Marketing Hub Professional/Enterprise、Sales Hub Professional/Enterprise
株式会社100の視点
活用シーン
- スコアリングルールを新規作成・改修する際、公開前に対象範囲や平均ポイント、分布をリアルタイムで確認できるため、担当者間の感覚的な議論ではなく数値に基づいてルール設計を進められます。
- 連絡先・企業・商談のスコアを見直したいお客さまが、既存ルールの寄与度を可視化し、実質的に効果のないルールや過剰にポイントが偏っているルールを見つけて整理する場面に向いています。
- マーケティングとセールス双方でスコアリング基準を共有・調整する運用において、インサイト画面を見ながら合意形成の材料として使うといった使い方も考えられます。
気になる点
- 大規模ポータルでは全件ではなく代表的なサンプルでの傾向表示になるとのことで、実際の本番スコアとインサイト表示にどの程度のズレが生じるかは、現時点では不明です。
- インサイトはルール単体のポイントのみを反映し、グループやスコアの上限(キャップ)は考慮されないとされているため、実際に本番へ反映した際のスコア全体への影響とは差が出る可能性があります。運用担当者はこの前提を理解した上で判断する必要があります。
- パブリックベータでの提供のため、対象範囲の算出方法や表示項目、UIの挙動は正式リリース時に変更される可能性があります。稟議や承認フローでスコアリング基準を固める前提の運用をしているお客さまは、ベータ中の仕様変更を見込んで検証スケジュールを組む方が安全と見られます。
今後への期待
- グループやスコアの制限を反映したシミュレーション表示にも対応すれば、公開後の実際のスコア挙動との差異をより正確に事前確認できるようになると期待されます。
- コンバージョンデータに基づく類似ルールの提示機能が紹介されていますが、この推奨精度がどこまで発展するかは注目したい点です。
- サンプリング方法や信頼区間についてもより詳細な情報開示が進めば、大規模ポータルを運用するお客さまも安心して意思決定に活用できるようになると考えられます。
※ この記事はHubSpot製品の最新情報ページをもとに作成しています。最新の情報はHubSpot製品の最新情報でご確認ください。