概要
新しいアクションライブラリーは、これまでの単一フォームによる設定体験に代わり、カテゴリー別に整理された、検索・絞り込みが可能な事前構築済みのCRMおよびShopifyアクションのカタログを提供します。
これにより、HubSpot CRMやShopifyなどの一般的な連携を接続するために、APIプロキシーを構築・ホスティングしたり、すべてのフィールドを手作業で紐付けたりする必要がなくなります。事前構築済みアクションによって導入のハードルが大幅に下がり、アクションがもたらす解決率の向上をより多くのユーザーが実現できるようになります。
作成できるアクションの種類
- CRM:CRMオブジェクトの検索・作成・更新、コンタクトおよびチケットのプロパティーの読み取り、関連付けられたレコードの検索
- ワークフロー:訪問者またはチケットのワークフローへの登録
- Shopify:注文の検索、商品の検索
- コマース:請求書の検索、決済リンクの取得
- メモ:コミュニケーション(会話)へのメモの作成
- カスタムAPI:独自に構築 — 従来のカスタム設定フローも引き続き利用可能
使い方
- サービス → Customer Agent → トレーニング → アクションに移動します

- アクションを追加またはすべてのアクションを表示をクリックしてライブラリーを開きます

- カテゴリーや連携で閲覧するか、名前で検索します
- アクションの動作をプレビューし、トリガーとなるフレーズの例を確認します

- 設定に進むをクリックし、必要なフィールドを設定して公開します

対象
Service Hub Enterprise、Content Hub Professional、Marketing Hub Enterprise、HubSpotクレジット、Content Hub Enterprise、Data Hub Professional、Smart CRM Enterprise、Data Hub Enterprise、Smart CRM Professional、Marketing Hub Professional、Sales Hub Professional、Sales Hub Enterprise、Service Hub Professionalが対象です。
本機能は現在パブリックベータ版として提供されています。
対象
CMS Hub Professional/Enterprise、Core Seats Enterprise Hub、Core Seats Professional Hub、Hubspot Credits Committed Hub、Marketing Hub Professional/Enterprise、Data Hub Professional/Enterprise、Sales Hub Professional/Enterprise、Service Hub Professional/Enterprise
株式会社100の視点
活用シーン
Customer Agent(問い合わせ対応を自動化するAIエージェント)にCRMやShopifyの情報照会・更新を組み込みたいお客さまにとって、事前構築済みのアクションはハードルの高かった連携作業を大きく簡略化してくれます。特にECサイトをShopifyで運用しながらHubSpotをCRMとして使っているお客さまは、注文検索や商品検索をノーコードに近い形で設定できるため、問い合わせ対応の一次窓口をエージェントに任せやすくなります。
- コンタクトやチケットのプロパティー参照・更新を、APIプロキシー構築なしでエージェントに持たせられます
- 訪問者やチケットをワークフローに登録するアクションは、既存の業務フローへの引き継ぎ導線として使えます
- 請求書検索や決済リンク取得は、支払い状況の問い合わせ対応を自動化したい場合に活用できそうです
気になる点
現時点で提供されているアクションはCRMオブジェクトの検索・作成・更新、Shopifyの注文・商品検索、請求書検索、決済リンク取得、メモ作成、ワークフロー登録など比較的基本的なものにとどまっており、業務によっては引き続きカスタムAPIアクションでの独自構築が必要になると見られます。また、社内での稟議や承認が必要な処理(例えば返金や特定条件での契約変更など)をエージェントにどこまで任せてよいかは、事前構築済みアクションのカタログだけでは判断しづらく、運用ルールの整備が別途必要になりそうです。パブリックベータ版のため、正式リリース時にはアクションの種類や設定項目、対象製品プランが変更される可能性がある点にも留意が必要です。
今後への期待
現状はCRM・ワークフロー・Shopify・コマース・メモという限られたカテゴリーですが、今後は国内で広く使われている会計・在庫・受発注システムとの連携アクションが加われば、より多くの業務プロセスをエージェントに任せられるようになると期待されます。また、トリガーとなるフレーズの精度や、どのアクションがどの部門の承認フローと相性が良いかといったガイドラインが充実すると、導入時の判断がしやすくなると考えられます。
※ この記事はHubSpot製品の最新情報ページをもとに作成しています。最新の情報はHubSpot製品の最新情報でご確認ください。