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Smart Deal Progressionが公開ベータ|HubSpotのAI議事録とダッシュボードが進化

Smart Deal Progressionが公開ベータ|HubSpotのAI議事録とダッシュボードが進化 | HUBSHOT

HubSpotのAI機能が、ミーティングの「会話」を起点に営業プロセスを自動で前進させる段階へ踏み込みました。全アカウントを対象にした公開ベータとして提供が始まった「Smart Deal Progression(スマート・ディール・プログレッション)」と、Breezeによるレポート推奨機能が加わったダッシュボードの刷新が今週の注目アップデートです。本記事では、これら二つの機能変更の内容と、対応が必要な記録方法の変更について解説します。

Smart Deal Progressionが公開ベータ公開:ミーティングからCRMを自動更新

三つのコアアクションを自動化

「Smart Deal Progression」は、HubSpotがミーティングやコールのトランスクリプト(会話の書き起こし)と関連ディールのコンテキストを自動参照し、以下の三つを実行します。

  • CRM更新候補の提示:会話から読み取った情報をもとに、更新すべきプロパティをAIが候補として提案
  • 次のステップの特定:会話内容を踏まえ、具体的なアクションをAIが特定してタスク化
  • フォローアップメールの下書き:会話の文脈に合わせたメールをAIが生成。承認・送信がワンクリックで完結

ミーティング後、担当者はHubSpot・Slack・Google Chat・Microsoft Teamsのいずれかで「会話後サマリー」の通知を受け取ります。通知から会話レビューページへ移動すると、提案された更新内容の承認・編集、タスクの追加、メールの送信をほぼワンクリックで処理できます。

Smart Deal Progressionの会話後サマリー通知画面

ミーティング前の「準備」サポート

商談に入る前の準備もAIがカバーします。「ミーティングの準備」から事前に確認できる情報は以下のとおりです。

  • ディールスコアとリスク評価
  • バイヤーの目標・ペインポイント
  • 直近のアクティビティ履歴

対象プランとクレジット消費の目安

対象はSales HubまたはService HubのProfessional・Enterpriseです。カスタムプロパティの更新はデータエージェント経由でHubSpotクレジットを消費します(目安:トランスクリプト数 × カスタムプロパティ数 × 10クレジット)。標準プロパティの更新はクレジット不要で、サブスクリプションに含まれます。

【7/31期限】録画ミーティングの記録方法が変更、今すぐ確認を

変更内容の概要

2026年7月31日より、NotetakerやZoom・Google Meet・Microsoft Teams経由で録画されたミーティングについて、現在作成されている「コール記録」は廃止され、「ミーティング記録」のみが作成されるようになります。コールオブジェクト自体は実際の電話通話のために存続し、今回の変更は録画されたミーティングにのみ影響します。

録画ミーティングのコール記録廃止に関するアップデート

移行前に確認すべき三つのポイント

  • ワークフロー:録音ミーティングのコールオブジェクトに依存しているワークフローは、ミーティングベースへの切り替えが必要。Meeting Workflows Betaにオプトインして移行を完了させましょう
  • レポート:コール記録を参照しているレポートを確認し、ミーティングレコードベースに修正
  • 外部連携:コールオブジェクトを利用している連携設定は、ミーティングオブジェクトへの対応確認が必要

HubSpotはすでに主要プロパティ(トランスクリプトの有無・トランスクリプトID・継続時間)をミーティングレコードへ追加済みです。新データは2026年7月1日から入力が始まり、過去分も7月31日までに反映される予定です。期限までに現在のセットアップを棚卸しし、ミーティングベースへの移行を完了させることを推奨します。

ダッシュボード追加パネル刷新:BreezeがAIでレポートを推奨

新しいパネルの三つのセクション

ダッシュボードへレポートを追加するパネルが、推奨レポートの表示と整理されたレイアウトに刷新されました。新パネル冒頭には三つのセクションが表示されます。

  • Breezeによる推奨:ダッシュボードの内容・保存したページ・よく使うツールなど、HubSpot上のアクティビティに基づいてAIがレポートを提案
  • マイレポート:保存済みのレポートを一覧表示
  • 既製テンプレート:すぐに追加できる標準テンプレートを整理して表示

プレビュー機能で選択の手間を削減

レポートタイトルにカーソルを合わせるとプレビューが表示されます。グリッドビューに切り替えるとプレビュー表示のまま全レポートを一覧確認でき、目的のレポートを探す時間を大幅に短縮できます。これまでの「分類のないリストをスクロールして探す」という手間が解消されます。

まとめ

Smart Deal Progressionはミーティングの文脈をそのままCRMへ流し込み、次のアクションへ直結させます。ダッシュボードのBreezeによるレポート推奨は、データを探す手間をなくし、活用に集中できる環境を整えます。そして録画ミーティングの記録方法変更は2026年7月31日が期限。早めの棚卸しと移行準備を進めておきましょう。

田村 慶

2005年に札幌で株式会社24-7をWeb制作会社として創業、2012年からHubSpotの販売を開始。2016年にAPAC初となるダイヤモンドパートナーに昇格し、翌年にはHubSpotパートナー・オブ・ザ・イヤー(アジア地区)を受賞。2018年に24-7社の代表取締役を退任し、新たに株式会社100を創業。2019年6月からHubSpot認定パートナーに登録し、HubSpotビジネスを再開。現在は、HubSpotエリートパートナーやHubSpotユーザーグループの主催者として、HubSpotパートナー複数社へのコンサルティングと実行支援、HubSpotの導入企業のビジネス促進を中心に『HubSpot好き』を増やすための活動をしています。 2020年:HubSpot ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞(APAC地区) 2021年:HubSpot パートナー・オブ・ザ・イヤー受賞(日本) 2023年:アジアで初めてHubSpot「Elite Partner(当時)」として認定

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