HubSpotにログインをする際、「あれ、どこから入ればいいかわからない…」と迷われたり、ログインのパスワードを忘れてしまった、アカウントが見つからないなどの問題に直面したことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、HubSpotのログイン方法の手順についてご紹介いたします。また、ログインで直面する問題の対処法やセキュリティ上おすすめの設定を解説します。
HubSpot Webサイトからログインする
HubSpotのWebサイトからログインする場合は、以下画面の赤枠にある「アカウントをお持ちの方はこちら」のリンクをクリックしましょう。この記事から直接ログインできるようリンクボタンも貼っておきます。
※ログインをしていない場合は、以下画面の赤枠が「サインイン」というテキストになりますのでご注意ください。このときは上記と同様に「サインイン」をクリックしましょう。
HubSpotログインはこちら
※HubSpotのログイン方法をご紹介致します。HubSpotには、HubSpotの有償ユーザー、無料ユーザー、トライアルユーザーの方だけがログインできます。その他の方はログインできませんのでご注意ください。
1.ログイン方法
Googleでログイン
Eメールアドレスとパスワードを入力してログインする。詳しくはこちら
Eメールアドレスとパスワードを使ってログイン
Eメールアドレスとパスワードを入力してログインする。
シングルサインオン(英語:Single Sign-On、 略称:SSO)※Enterpriseアカウント限定
シングルサインオン(英語:Single Sign On、 略称:SSO)とは、一組のID+パスワードでユーザー認証をすることで複数のシステムを使うことができる仕組みを意味します。SSOは、入力や管理の手間を省き、セキュリティを強化することができます。
シングルサインオンを使用したログインができる条件
- HubSpot Marketing Hub、 Sales Hub、Service HubのいずれかのEnterpriseプランをご利用していること
- 自社にSSOがセットアップされていること
2.パスワードを忘れた場合
パスワードを忘れた場合は、パスワードをリセットする必要があります。パスワードをリセットするには、HubSpotのログインページから[パスワードを忘れた場合]をクリックし、アカウントを登録したときに使ったEメールアドレスにEメールを送信します。
※メッセージが届かないときは、「hubspot.com」から送られてきたメールが迷惑メールリストに入っていないかご確認ください。もし迷惑メールリストに入っている場合は、「hubspot.com」を許可リストに追加してください。
メッセージが届いたら、手順に従って新しいパスワードを入力します。「そのパスワードは安全ではありません」というメッセージが表示されたら、HubSpotのパスワード条件を追加してみてはいかがでしょうか。
パスワードのリセットが完了したら、再度ログインページでログインしてください。
ログインの確認
ログインを試みた際にお使いのブラウザまたはデバイスがHubSpotによって認識されない場合があります。この場合はEメールで送信される認証コードによる本人確認が求められます。この本人確認は2要素認証でログインするときに受信する確認コードとは別のものです。2要素認証については次に説明します。
3.HubSpotの2要素認証(2FA)
2要素認証ログインとは
2要素認証ログインとは、ユーザー名+パスワードの通常ログインに加えて、2つ目のデバイスを利用して検証することで、潜在的な侵入者がアカウントへのアクセス権を取得する危険性を大幅に下げるログイン方法です。
通常SMSテキストメッセージを介して、またはGoogle AuthenticatorやMicrosoft Authenticator、Duoなどの認証アプリを使用して、2要素認証を行うことができます。新しいデバイスに切り替えた場合は、Google Authenticatorを使用したHubSpot 2要素認証がセットアップ済みの旧デバイスと新しいデバイス(Android・iPhone)を用意して、Authenticatorコードを旧デバイスから新しいデバイスに転送してください。
詳しくはこちらをご覧ください。
スーパー管理者もしくはアカウントの既定値を編集する権限を持っている場合、アカウント内のすべてのユーザーに2要素認証を有効にすることができます。詳しくは、次の2要素認証ログインの設定方法をご覧ください。
HubSpotではすべての有償アカウントにて、2要素認証(2FA)でのログインが必須となりました。Professionalアカウントをご利用の場合は、2022年9月20日から、Starterアカウントをご利用の場合は10月18日から2要素認証でのログインが求められます。
2要素認証ログインの設定方法
2要素認証を有効にする
- HubSpotのアカウントにて、右上のナビゲーションに表示される[設定アイコン]をクリックします。
- 左にあるサイドバーメニューで、[セキュリティー]をクリックします。
- [2要素認証]セクションで、[2要素認証をセットアップ]をクリックします。
- 画面の指示に従って、アカウント用の2FAのセットアップを完了します。このとき、他のログイン手段として使用するデバイス(SMSまたは認証アプリを備えた携帯電話など)へのアクセス権が必要になります。
- セットアップ後に、10個のバックアップ検証コードが提供されます。これらはのコードは2要素認証デバイスを紛失した場合に使用できます。
※コードは、[印刷]または[ダウンロード]をして保存してください。
- 2要素認証をセットアップすると、次回のログイン時にデバイスに配信されたコードを入力するように求められます。
二次認証方法をセットアップする
一次2要素認証方法をセットアップしたら、二次2要素認証をセットアップすることをおすすめします。
- HubSpotのアカウントにて、右上のナビゲーションに表示される[設定アイコン]をクリックします。
- 左にあるサイドバーメニューで、[セキュリティー]をクリックします。
- [2要素認証]セクションの[セキュリティアプリをセットアップ]をクリックして、[セキュリティアプリ]もしくは[SMSテキストメッセージ]をクリックします。
- 画面の指示に従って、二次認証方法のセットアップを完了します。
すべてのユーザーに対して2要素認証の使用を有効にする
スーパー管理者もしくはアカウントの既定値を編集する権限を持っている場合、アカウント内のすべてのユーザーに2要素認証を有効にすることができます。
- HubSpotのアカウントにて、右上のナビゲーションに表示される[設定アイコン]をクリックします。
- 左にあるサイドバーメニューで、[アカウントの既定値]をクリックします。
- [セキュリティ]タブをクリックします。
- [ログイン]の下で、[2要素認証(2FA)をリクエスト]のチェックボタンをオンにします。
- ダイアログボックスで[はい]をクリックします。
スイッチをオンにしてから、24時間後に2要素認証が有効になります。この24時間は、まだ2要素認証方法を設定していないユーザーが設定を行うための猶予時間です。24時間以内に設定しなかった場合は、次回HubSpotログイン時に設定するように求められます。
2要素認証が有効になると、アカウント内のすべてのユーザーに、アカウントで2要素認証を有効にするEメール通知とアプリ内通知が届きます。
4.HubSpotにログインできない時の対処法
パスワードをリセットしてもログインできないときは、以下の手順でお試しください。
※以下はHubSpotが推奨しているトラブルシューティングです。
- HubSpotでサポートされているブラウザかご確認ください。
- Windows対応ブラウザ
- Google Chrome(最新バージョン)
- Mozilla firefox(最新バージョン)
- Microsoft Edge(最新バージョン)
- Internet Explorer11 (通話ツールでサポートされません)
※Internet Explorer10以下はサポートしておりません
- Mac対応ブラウザ
- Google Chrome(最新バージョン)
- Safari(最新バージョン)
- Mozilla firefox(最新バージョン)
- HubSpotに登録したEメールかご確認ください。ログインを試して「アカウントはありません」と表示されたら、アカウントが無効化されている可能性があります。
- ブラウザのキャッシュをクリアしてください。
キャッシュとは、表示したウェブページのデータをローカルコピーとして一時的にコンピューターに保存する機能です。
ブラウザのキャッシュをクリアする方法は、ブラウザごとに異なります。ブラウザごとにキャッシュをクリアする方法を説明致します。
- status.hubspot.comでログインに関する問題が報告されていないかご確認ください。
- 別のデバイスでのログインをお試しください。ログインできる場合は、ネットワークに関連した問題となります。
- Chrome設定でサードパーティCookieを有効にしてください。
- Chromeブラウザの右上にある3つの縦に並んだドットをクリックし、[設定]をクリックします。
- [プライバシーとセキュリティー]セクションで、[Cookieと他のサイトデータ]をクリックします。
- [Cookieをすべて受け入れる]がオンになっていることを確認します。
5.アカウントの無効化について
ログインを試して「アカウントはありません」と表示されたら、アカウントが無効化されている可能性があります。
無効になる条件
無料アカウントでアクティビティーがないまま120日が経過
※アカウントで90日間アクティビティーがないと、HubSpotはログインリンクを記載したEメールが送信されます。必要がなければアカウントを削除できます。
無効化されたアカウントに関するヘルプが必要な場合は、HubSpotサポートチームに情報を送信してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はHubSpotの基本的なログイン方法とログインに関する問題の対処法をご紹介しました。HubSpotは、お客様の個人情報が保存されているCRMなのでセキュリティー設定をしっかりしましょう。ログインをしたらはじめに2要素認証を設定してみるといいかもしれません。HubSpotには、たくさんの機能があるのでログインをして是非使ってみてください。
HubSpotのログインに関わらず、HubSpotの活用方法やツールの組み合わせなどでご不明な点がある方はお気軽に株式会社100へお問い合わせください。