概要
HubSpotのフォーム送信後に決済リンクへリダイレクトするように設定する場合、チェックアウト時にメールアドレス欄をロックできるようになりました。これにより、購入者がフォームに入力したメールアドレスが自動的に引き継がれ、チェックアウト時に変更できなくなります。
本アップデートは現在パブリックベータとして提供されています。
このアップデートが重要な理由
購入者がフォームを送信し、決済リンクのチェックアウトページに移動すると、メールアドレス欄には自動的に値が入力されますが、別のアドレスに上書きすることも可能です。その場合、HubSpotはその支払いに係る別の連絡先レコードを作成し、フォームの送信と購入との関連付けが解除されます。
メール欄をロックすることで、フォームへの入力から支払いに至るまで、すべてのCRMデータを1つの連絡先レコードに紐づけることができます。
機能の仕組み
販売者が、フォーム送信時に決済リンクへリダイレクトするように設定する場合、チェックアウト時にメールアドレスの入力欄をロックするオプションを選択できます。
フォームエディタでの設定

このオプションを有効にした場合、次のように動作します。
- 購入者は、メールアドレスを記入してフォームを送信します。
- HubSpotはそのメールアドレスを決済リンクのチェックアウト画面に渡し、メールアドレス欄に事前入力します。
- 「メールアドレス」の入力欄はロックされています。購入者は決済手続き中にこの項目を編集することはできません。
- その結果として生成された支払情報は、フォームの送信によって作成された同じ連絡先レコードに関連付けられるため、CRMデータ全体が正確かつ一貫性を保たれます。
購入者のチェックアウト体験

対象
全てのHubとエディション
対象
Hubspot Free Hub
株式会社100の視点
活用シーン
フォーム送信後に決済リンクへ誘導して商品やサービスを販売しているお客さまにとって、購入者データの管理精度を高める機能です。特にセミナー参加費や資料の有償提供など、フォーム入力と決済を連続させるフローを持つお客さまでは、フォームで得た見込み客情報と実際の支払い情報を確実に同一の連絡先レコードに紐づけられる点が役立ちます。
- マーケティング部門が獲得したリード情報と、経理・営業側が把握する入金情報を一致させたい場合に有効です。
- 複数レコードの重複作成を防ぐことで、その後のフォローメールやセグメント配信の精度向上にもつながると考えられます。
気になる点
- メールアドレス欄をロックする分、購入者が別のメールアドレスで決済したい場合(例:個人と法人でメールを使い分けたいケースなど)に対応できず、購入者側の利便性が下がる可能性があります。
- 現時点では不明ですが、請求書発行時のメールアドレスと実際の担当者メールが異なるような商習慣がある場合、運用上の調整が必要になるかもしれません。
- パブリックベータ提供のため、正式リリース時に設定項目や挙動が変更される可能性がある点は留意が必要です。
今後への期待
メールアドレスだけでなく、氏名や会社名など他の重要項目についても同様にロックできるようになると、CRMデータの一貫性がさらに高まると期待されます。また、購入者がやむを得ずメールアドレスを変更したい場合の代替フロー(担当者への通知や差し戻し機能など)が用意されると、実運用での柔軟性が増すと考えられます。
※ この記事はHubSpot製品の最新情報ページをもとに作成しています。最新の情報はHubSpot製品の最新情報でご確認ください。