ホームページとウェブサイトは、どちらも「ウェブで公開されているサイト」ということで、同じような意味合いで使われることが多いですが、実は両者には明確な違いがあります。それぞれの違いを正しく理解しておくことは、効果的なウェブマーケティングを行う上で大切なポイントとなります。
この記事では、ホームページとウェブサイトの違い、意味や特徴、使い分けなどわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んでいただき、ホームページとウェブサイトの使い分け方を理解していただければ幸いです。
ホームページとウェブサイトとは
ホームページとウェブサイトは、しばしば同義的に扱われることが多いのが現状です。しかし、厳密に定義すると、両者には明確な違いがあります。まずはホームページとウェブサイトの基本的な特徴から見ていきましょう。
ホームページとは
ホームページは、あるウェブサイトの最初のページ、または入り口としての役割を果たすページです。訪問者がウェブサイトを初めて訪れた際に最初に目にするものであり、訪問者に対する「目次」や「表紙」のようなもので、ウェブサイト全体の概要を提供します。具体的には、企業の基本情報、主要なサービスや製品、最新のニュースなどが紹介されることが一般的です。
ホームページの設計と内容は、訪問者に良い第一印象を与え、求めている情報やサービスへと簡単にナビゲートできるようにすることが重要です。つまり、ホームページは訪問者をウェブサイト内の適切な目的地へと誘導する案内人のような役割を持っています。
ホームページの効果的な設計は、ウェブサイトの目的やターゲットに合わせて、魅力的なビジュアル、わかりやすいナビゲーション、そして行動を促す明確なメッセージを組み合わせることにより実現されます。
これにより、訪問者はウェブサイトを通じて望む情報やサービスを効率良く見つけることができ、ウェブサイトの所有者は自らの目的、例えば情報の提供、製品の販売、問い合わせの増加などを達成することが可能になります。
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ウェブサイトとは
ウェブサイトは、インターネット上でアクセスできる一連の関連ページから構成される情報の集合体です。この集合体は、ある特定のドメイン名の下で組織され、多岐にわたる目的で利用されます。ウェブサイトを「図書館」と例えることができます。訪問者はこの図書館を訪れ、さまざまな「書籍」(ウェブページ)を通じて必要な情報を探し出すことができます。
ウェブサイトは、企業のプレゼンスを確立するため、商品やサービスを販売するため、情報やエンターテイメントを提供するため、またはコミュニティを形成するためなど、さまざまな種類があります。ウェブサイトに含まれるページは、ホームページ、製品ページ、ブログ記事、お問い合わせフォームなど、その目的や機能に応じて多様です。
ウェブサイトの成功は、その内容がどれだけ訪問者のニーズに応え、使いやすいかによって決まります。明確で整理されたナビゲーション、魅力的で関連性の高いコンテンツ、ユーザーフレンドリーなデザインが、訪問者にとって価値ある「図書館」を作り上げる要素となります。
ホームページとウェブサイトの違い
ここまで見てきたように、ホームページとウェブサイトにはいくつかの点で明確な違いがあります。主な違いを下記表にまとめてみました。
それぞれの違いの詳細を見ていきましょう。
ページ数
ホームページは、文字通り「ウェブサイトの入口」であり、1ページで構成されることが一般的です。ホームページの目的は、訪問者にウェブサイト全体の概要を提供し、興味やニーズに応じて他のページへと誘導すること。そのため、ウェブサイトの「目次」の役割を果たし、ブランドや理念を強く反映するデザインが設置されます。
対照的に、ウェブサイトは、ホームページを含む複数のページから構成されます。ページ数は、ウェブサイトが提供する情報の量やサービスの範囲によって大きく異なります。
小規模なウェブサイトなら数ページで構成されますが、大企業や広範なサービスを提供するウェブサイトの場合、数百から数千ページに及ぶことも珍しくありません。各ページは製品情報、会社概要、ブログ記事、お問い合わせフォームなど、訪問者が求める具体的な内容を提供します。
情報量
ホームページの役割は、ウェブサイトの概要を紹介し、訪問者が探している情報やサービスへ効率的に誘導することです。このため、ホームページ上の情報は、ウェブサイトの主要なテーマや提供している価値、重要なニュースや更新情報など、概要レベルの内容に限られることが多いです。
一方、ウェブサイトでは、ホームページを含むすべてのページを通じて、はるかに広範な情報量を提供します。ウェブサイト内の個々のページは、特定のトピックやサービスに関連する詳細情報を深く掘り下げることが目的です。
たとえば、製品ページでは各製品の詳細な説明、仕様、利用方法などを提供し、FAQページでは利用者の疑問に対する回答を詳しく掲載します。
このようにウェブサイト全体で、ホームページで紹介されたトピックや製品についての詳細な情報を幅広くかつ深く掘り下げ、各ユーザーのニーズに対応します。
目的と役割
先にもお伝えした通り、ホームページの役割は、訪問者に第一印象を与え、ウェブサイトの概要を提示し、訪問者が求める情報やサービスへと誘導することです。そのため、ホームページはウェブサイトの目的や価値を明確に伝え、訪問者を他のページへと導くためのリンクを提供する必要があります。
一方、ウェブサイトの目的は多岐にわたり、商品やサービスの販売、顧客とのコミュニケーション、ブランドの認知度向上などが含まれます。ウェブサイトは、訪問者に対して包括的な情報源となることを目指し、ナビゲーションメニュー、コンテンツページ、コンタクトフォーム、ブログなど、複数のセクションを含むことが一般的です。
つまり、ホームページはウェブサイト概要を伝えるのに対し、ウェブサイトはより詳細な情報提供を行う場となっているのが大きな違いと言えます。
構造と設計
ホームページは、ウェブサイトの顔として、訪問者に対して第一印象を与える役割を持っています。そのため、ホームページの設計は、訪問者の注意を引き、興味を喚起し、他のページへの誘導がスムーズに行えるようにすることが重要です。
(ウェブサイトの構造例。ホーム・トップページを起点に各コンテンツを階層化しています)
対してウェブサイトの構造は、複数のページとセクションから構成され、それぞれが特定の情報や機能を持っています。この構造は、一般的に階層的であり、トップレベルのホームページからサブカテゴリや個別のページへと細分化されていきます。
更新頻度
ホームページはウェブサイトの「顔」としての役割を担っており、訪問者の最初の印象を決定づける重要な要素です。そのため、ホームページに掲載される情報は、常に最新であり、訪問者にとって魅力的である必要があります。
主要なイベント、新製品の発表、特別なプロモーション、または季節に応じた更新が必要になるでしょう。一般的に、ホームページは定期的、時には月に数回から四半期ごとに、内容を更新して最新の情報を提供しなければいけません。
しかし、基本的なブランドメッセージやビジョンに大きな変更がない限り、ホームページのコアメッセージが頻繁に変わることは少ないです。
ウェブサイト内の他のページ、特にニュースセクションやブログ、製品情報ページについては、より高頻度での更新が求められることがあります。これらのページは、訪問者にとって価値ある最新情報を提供するため、またSEOの観点からも定期的な更新が重要です。
たとえば、ブログ記事やニュースリリースは、週に一度または月に数回更新されることがあります。製品情報ページも、新製品の追加や既存製品の情報更新が必要になるたびに更新されます。
ウェブサイトとウェブページの違い
ウェブサイトは、複数の関連するウェブページの集合体で、共通のドメイン名の下で組織されています。ウェブサイトは、特定の個人、企業、組織、またはプロジェクトに関連する情報を包括的に提供するためのものです。
ウェブサイトは一冊の本のようなものと考えることができます。この本には多くのページが含まれており、それぞれのページがウェブページです。本全体で一つの大きな話や、多くの情報をカバーしています。たとえば、あるレストランが持つウェブサイトには、メニューのページ以外にも、店の歴史、場所、予約方法など、さまざまな情報が含まれています。
簡単に言うと、ウェブページは情報の一片を提供する一枚の紙、ウェブサイトはその紙が集まって作られた一冊の本というわけです。ウェブページは単体で存在することができますが、ウェブサイトはこれらのページが集まって初めて成立します。
海外と日本でのホームページとウェブサイトの使い分け
ホームページとウェブサイトの違いを見てきましたが、海外と日本では使い分けが異なります。ここからは、日本と海外でのホームページとウェブサイトの使い分けを見ていきましょう。
日本でのホームページとウェブサイトの使い分け
日本では、ホームページとウェブサイトの概念的な違いがあまり認知されていないのが現状です。多くの企業や個人がホームページとウェブサイトを同義的に扱っており、ページ数が多い場合でもホームページと呼んでいる傾向にあります。
ニュースや情報番組などの公共電波でも、ウェブサイトの意味合いでホームページが使われています。つまり、日本では、ホームページとウェブサイトの定義の違いがあまり意識されていないどころか、ウェブサイトの意味合いでホームページを使った方が理解される可能性が高いです。
そのため、ウェブサイトを示すときはホームページ、ウェブサイトのトップを示す際はトップページと使い分けるとよいでしょう。
海外でのホームページとウェブサイトの使い分け
一方、海外では、ホームページとウェブサイトの違いがより明確に理解されています。
海外では、ホームページはサイト訪問者に第一印象を与える重要なページとして位置付けられており、トップページの意味合いで使われます。一方、ウェブサイトはより詳細な情報を提供する場として扱われ、製品紹介や会社案内、お問い合わせ窓口など、多様なコンテンツが含まれています。
つまり、海外では、ホームページとウェブサイトは機能と目的の違いが明確に認識されており、状況に応じて使い分けることが一般的です。ホームページはトップページ、ウェブサイトはそのままウェブサイトを用いるようにしましょう。
ホームページとウェブサイトの例
ここからは、より理解を深めるために実在するサイトを見ながら、ホームページとウェブサイトの違いを見ていきましょう。
AWS
出典:AWS(以下同様)
AWSウェブサイトのホームページは、このウェブサイトの「表紙」にあたります。ホームページは、AWSのサイトにアクセスした際に最初に表示されるページで、ウェブサイト全体の概要や、重要な情報、他のページへのリンクなどを提供します。
下にスクロールすると、業種別のソリューションや製品紹介などが続きます。興味関心を持ったユーザーは、特定のページをクリックすることで、詳細ページへと移れます。
このようにホームページでは、訪問者に対してウェブサイトがどのような内容を持っているかを簡潔に紹介し、興味を持ってもらい、特定の情報を探すために他のページへと誘導できるようにしています。
AWSのウェブサイトは、AWSが提供するクラウドコンピューティングサービスに関する情報全体を含む「本」です。このウェブサイトは、サービスの説明、料金、顧客事例、サポート情報、ブログ記事など、さまざまな「ウェブページ」から構成されており、ユーザーは目次であるホームページから気になる情報を効率よく見つけられるのです。
JAL
出典:JAL(以下同様)
日本航空(JAL)のウェブサイトも、企業ウェブサイトの良い例です。このウェブサイトを、先ほどの本の比喩で説明してみましょう。
JALのウェブサイトは、ブランドストーリー、最新ニュース、代表メッセージ、理念・ビジョンなどを含む「一冊の本」と見なすことができます。航空券の予約サイトは別にあることを考えると、このサイトは投資家や既存顧客・取引先、求職者などをターゲットにしているのでしょう。
JALウェブサイトのホームページは、この「本」の「表紙」に相当します。訪問者はホームページを起点に、ブランドストーリーやIR情報、採用情報などへと円滑に移動できるのです。
たとえば、理念・ビジョンをクリックすると、企業理念や安全憲章、経営戦略などについて記載されたページへと移動します。さらに、「JALグループ企業理念について」をクリックすると、下記画像のページが表示されます。
このページでは、企業理念がメインに記されています。ページ下部に、安全憲章やフィロソフィを設置することで、興味を持ったユーザーは円滑に移動できる仕組みです。
ウェブサイトの種類
ウェブサイトにはさまざまな種類があり、その目的と機能によって分類されます。ここでは、主なウェブサイトの種類を見ていきましょう。
コーポレートサイト:公式の顔
コーポレートサイトは、企業が理念、価値、製品やサービス、会社のニュースや採用情報などを紹介するためのウェブサイトです。先ほどご紹介したJALのサイトがコーポレートサイトに該当します。
コーポレートサイトの主な目的は、ブランドの認知度を高め、企業イメージを構築し、ステークホルダー(顧客、投資家、求職者など)とのコミュニケーションを促進することです。
インターネット上における「公式の顔」として機能し、訪問者に対して企業が何をしているのか、どのような価値を提供しているのか、そしてどのような文化を持っているのかを伝えます。また、企業の製品やサービスに関する詳細情報、ニュースリリース、イベント情報、問い合わせ情報なども提供します。
コーポレートサイトは、ブランドカラーを使用し、信頼性を高める設計にすることが重要です。
ECサイト:仮想店舗
ECサイト(Eコマースサイト)は、商品やサービスをオンラインで販売するためのウェブサイトです。代表的なECサイトは、楽天市場やAmazonです。
出典:楽天市場
ECサイトは、消費者がオンラインでショッピングをするためのサービスを提供し、物理的な店舗を持たないオンラインのみの小売業者から、実店舗を補完するオンラインショップまで多くの企業が活用しています。
ECサイトの主な特徴は、製品カタログ、ショッピングカート、支払い処理機能を含む、オンラインでの購入プロセスをスムーズにするための仕組みを備えていることです。顧客は、製品検索、レビューの閲覧、価格比較、購入、支払いをオンラインで行えます。
顧客にスムーズで安全な購入体験を提供するためにも、使いやすさとセキュリティに注力して構築しなければいけません。
プロモーションサイト(商品サイト):デジタル広告看板
プロモーションサイトは、特定の商品やサービス、キャンペーンを宣伝するために設計されたウェブサイトです。新製品のローンチ、ブランドキャンペーンなど、短期的または長期的なマーケティング目的で使用されます。
出典:Nikon
たとえば、株式会社NikonはZfというカメラのプロモーションサイトを構築。サイト上には、製品機能の紹介や著名人が同製品で撮影した写真などが掲載されています。
プロモーションサイトの目的は、製品やサービスに対する訪問者の関心を引き、詳細な情報を提供し、購入や問い合わせなどの行動を促すことです。そのためにも、魅力的なビジュアル、動画、キャッチコピーなどを用いて、製品の特徴やメリットを強調しなければいけません。
プロモーションサイトは、LPとして活用されることもあります。
会員サイト:プライベートなコミュニティ
会員サイトは、登録したユーザーにのみコンテンツやサービスを提供するウェブサイトです。既存顧客やパートナー、自社社員など特定のセグメント(集団、グループ)に専用情報やサービスを提供する目的で使用されます。
会員サイトのメリットは、カスタマイズしたコンテンツを提供できる点です。ユーザーはログインすることで、フォーラムへのアクセス、オンラインコース、限定記事などの会員専用のコンテンツやサービスにアクセスできます。
また、会員サイトは、ユーザーとの関係を強化し、コミュニティを築く効果的な手段ともなります。結果的に、顧客と長い関係を築いたり、関連製品を購入してもらえたりするようになるのです。
LP(ランディングページ):磁石
ランディングページ(LP)は、特定のマーケティングキャンペーンや広告のために構築するウェブページ。訪問者が広告やメールのリンクをクリックした際に「着地する(ランディング)」ページであり、その目的は、製品の購入、サービスの登録、資料ダウンロードなど、特定の行動を促すことです。
出典:HubSpot
上記画像は、HubSpotのサイト構築ソフトウェアCMS HubのLPです。HubSpotは多様な製品を展開していますが、このLPではCMS Hubのみを取り扱っています。また、訪問者に求める行動も購買や資料請求ではなく、無料トライアルへの申し込みのみです。
このように、LPでは複数の製品を取り扱いません。1つのLPに対し、1つの製品・1つの目標を設定するのが基本です。そうすることで、メッセージやCTAが明確になり、訪問者に理想の行動を取ってもらえるようになります。
ランディングページの成功は、訪問者が望ましいアクションをどれだけ取ったか、つまりコンバージョン率で測られます。
ポータルサイト:デパート
ポータルサイトは、ニュースや天気、オンラインショッピングなど、さまざまな情報やサービスへの入り口となるウェブサイトです。
出典:Yahoo! JAPAN
ポータルサイトの代表といえばYahoo! JAPANでしょう。1つのサイト内に、ニュースやショッピング、オークション、メールなどさまざまなサービスへのリンクが設置されています。
ポータルサイトの主な目的は、ユーザーに一か所で複数のサービスや情報を提供することです。これにより、ユーザーはさまざまなニーズに対応するために複数のウェブサイトを訪れる必要がなくなります。
幅広くサービスを提供している場合、ポータルサイトが向いています。
採用サイト:企業からの「招待状」
採用サイトは、潜在的な求職者を対象に、自社の職場環境、文化、従業員の声、キャリア機会を紹介する専用のウェブサイトです。採用サイトの目的は、自社の職場環境を明確に示し、自社にフィットした個人に応募してもらうことです。
出典:Sansan株式会社
求職者は、職務の詳細、応募方法、選考プロセスについての情報を得ることができ、自らのキャリアに合った機会を見つけることができます。
採用サイトを作成する際は、企業目線ではなく、求職者目線に立つことが重要です。自社で働くメリット、求職者の人生にどのような影響を与えるのかを丁寧に伝えましょう。
ホームページとウェブサイト、結局どちらを使うべき?
ホームページとウェブサイトの違いを見てきましたが、結局のところどちらを使うべきなのでしょうか。最後に、この疑問にお答えします。
日本だとどちらを利用しても問題ない
日本では、両方の用語がほぼ同じ意味で使われることが多く、その使用において厳密なルールはないと言えます。ただ、インターネットの初心者や一般の人々の間では、ホームページがウェブサイト全体を指す言葉として用いられることが多いため、基本的にはホームページを使うとよいでしょう。
文脈に応じて両方の用語が使われるため、話の内容がウェブサイトの特定の入口ページについてであればトップページを、より広い範囲やウェブサイト全体について言及している場合はホームページまたはウェブサイトを選ぶと良いでしょう。
重要なのは伝えたい情報が正しく伝わることであり、日本においてはどちらの用語を使用しても一般的には広く受け入れられています。
海外で使用する場合は使い分けが必要
日本国内での使用が比較的自由であるのとは対照的に、海外ではこれらの用語に対する理解が明確に分かれているため、正確なコミュニケーションを心掛ける必要があります。
海外では、ホームページは、ウェブサイトにおけるトップページを指します。そのため、海外でホームページを使用する際は、ウェブサイトの初めのページを指すようにしなければいけません。
一方、ウェブサイトはそのウェブサイト全体、つまり複数ページから構成される完全なサイトを意味します。海外でウェブサイトという用語を使う場合は、このようにウェブサイト全体やその内容について話していることを示しています。
海外の取引先やパートナーなどに対しては、ホームページとウェブサイトを適切に使い分けなければ、正確なコミュニケーションの実施は困難でしょう。また、海外でのプレゼンテーションや文書作成、ウェブコンテンツの制作時にも、これらの用語を正確に使い分ける必要があります。
まとめ
ホームページとウェブサイトは同じ意味合いで使われることが多いですが、正確に言えばホームページはウェブサイトのトップページを指す単語です。しかし、日本国内においてはホームページはウェブサイトの意味合いで使用されるのが一般的なため、どちらを使っても問題ありません。
しかし、海外では明確に使い分けられるため、サイトはウェブサイト、ホームページはトップページの意味合いで使用する必要があります。大事なことは、正確なコミュニケーションを実施することです。状況や相手によって、ウェブサイトとホームページを使い分けるようにしましょう。