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HubSpotで会員サイト構築!メンバーシップ登録方法や非公開コンテンツ設定などわかりやすく解説

HubSpotで会員サイト構築!メンバーシップ登録方法や非公開コンテンツ設定などわかりやすく解説

多くのウェブサイトはリード獲得や購入意欲の喚起を目的としていますが、それだけではない価値を提供することが可能です。ウェブサイトを訪れるのは潜在顧客だけではありません。既存の顧客、パートナー、コミュニティメンバー、さらには従業員も、特定の情報を求めて訪問することがあります。

HubSpotのパスワードベースの認証機能を利用することで、これらの異なるユーザーグループに対してプレミアムコンテンツや機密情報のアクセスを効果的に管理し、会員サイトや代理店ポータルの構築が可能になります。

本記事では、HubSpotを用いた会員サイト構築の基本、その用途、設定手順などを分かりやすく解説します。

HubSpot会員サイト構築とは

HubSpot会員サイト構築は、特定の顧客セグメントのみアクセスできるウェブページやコンテンツなどの作成を可能にします。これにより、会員専用の情報やサービスを提供し、顧客ロイヤルティの向上を図ることができるのです。まずはHubSpotと会員サイト構築の特徴についてみていきましょう。

HubSpotとは

HubSpotとは

出典:HubSpot Japan

HubSpotは、企業の顧客関係管理(CRM)を全面的に支援する包括的なプラットフォームであり、その機能範囲はマーケティング、セールス、カスタマーサービス、コンテンツ管理システム(CMS)に及びます。世界120か国以上で19万社を超える企業に利用されており、その普及の背景には、現代の顧客行動の多様化と複雑化に対応する高い柔軟性があります。

現代のビジネス環境では、多くの企業が複数のSaaSツールを活用しています。しかし、部門ごとに異なるツールを使用すると、部門間でのデータ共有や連携が困難になることがあります。たとえば、マーケティングチームが利用する顧客データと、セールスチームやカスタマーサービスチームが利用するデータが異なる場合、顧客に対して一貫性のない体験を提供するリスクが生じます。

HubSpotのCRMプラットフォームは、このような課題を解決するために設計されています。統合されたデータベースを通じて、部門間で顧客情報が共有されることで、各顧客に対してパーソナライズされた対応が可能になります。マーケティングチームが生成したリード情報をセールスチームがリアルタイムで活用することで、より効果的な営業活動を展開する。または、カスタマーサービスチームは、顧客の購入履歴や問い合わせ履歴を参照して、迅速かつ適切なサポートを提供するといった具合です。

HubSpotの最大の特長は、これらの機能がシームレスに統合されていることです。この統合により、顧客データの効率的な管理と顧客体験の最適化が実現可能です。さらに、HubSpotのCMS機能を活用することで、ウェブサイトやブログのコンテンツ作成から管理までを容易に行い、統合的なデジタルマーケティング戦略を実施することができます。

HubSpot会員サイト構築とは

HubSpotの会員サイト構築機能は、特定の顧客やメンバーに向けた限定コンテンツやサービスを提供するための機能です。CMS HubのEnterprise、Content HubのProfessional、Enterpriseプラン、またはService HubのProfessional、Enterpriseプランへの加入が必要となります。ウェブサイトといえば、リード獲得にのみ目が向きがちですが、実際には顧客やパートナーなど自社に関係するあらゆる人が訪問します。あらゆる層の人々に最適な体験を提供するために、HubSpot会員サイト構築機能が役に立ちます。

この機能を利用することで、製品の詳細情報、専門的な記事、教育的なビデオ、インタラクティブなフォーラムなど、多様な価値あるコンテンツを会員限定で公開できるのです。ウェブページ、ブログ、ランディングページなど、さまざまなタイプのコンテンツに適用可能なため、顧客のニーズに合わせた多様なコンテンツを効率的に配信し、顧客エンゲージメントを高められるでしょう。

たとえば、会員限定の特別な記事やインタビューをオンラインで提供するメディアサイト、製品の取扱説明書やトラブルシューティングガイドを提供する顧客サポートサイト、ユーザー同士の意見交換やアイデア共有を促進するオンラインコミュニティなど、多様な用途での利用が可能です。

加えて、HubSpotではユーザーのアクセス権を細かく管理できるため、特定の顧客セグメントやメンバーシップレベルに基づいたコンテンツアクセスの制限を設定することもできます。そのため、プレミアムメンバーなど特定のユーザーグループに対して、より価値あるコンテンツやパーソナライズされた体験を提供することが可能です。

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HubSpot のコンテンツアクセス制限機能の様々な用途

ここでは、HubSpotのコンテンツアクセス制限機能の用途として以下をご紹介します。

  • 会員サイト構築
  • 代理店ポータル
  • 既存顧客向けサイト構築

なお今回ご紹介するのは一例であり、実際にはさらに多くの用途が考えられます。

会員サイト構築

会員サイトは、特定のメンバーシップやロイヤルティプログラムに加入している顧客に対して、専用のコンテンツや特典を提供するための重要なプラットフォームです。会員サイトを通すことで、顧客に希少性の高い価値を提供し、関係性を強化できます。

通常、メンバーシップやロイヤルティプログラムに参加する顧客は、一般の顧客よりもブランドに対して高い関心を持っていることが多いです。そのようなロイヤリティの高い顧客に対して、カスタマイズされたコンテンツやサービスを提供すれば、さらに顧客満足度を高め、長期的な関係を構築するのに有効です。具体的には、会員限定の製品プレビュー、特別なイベントへの招待、カスタマイズされたオファーや割引などが考えられます。

会員サイト内で提供される独占コンテンツや特典は、顧客に新たな製品やサービスを紹介する(アップセル・クロスセル)絶好の機会を提供します。これにより、売上の増加に寄与することが期待できます。

また、会員専用サイトを通じて収集されるデータを分析すれば、既存顧客の行動や興味関心に関する深いインサイトを得ることができ、より効果的な施策の立案が可能です。

代理店ポータル

代理店ポータルとは、代理店やパートナー企業に特化した専用のプラットフォームであり、その目的は、これらのビジネスパートナーに必要なリソース、製品情報、サポートツールを提供することです。

特にテクノロジーやソフトウェア業界、製造業、医薬品業界、金融サービス業界などは代理店が重要な営業チャネルとなります。代理店経由で自社製品を販売することで、自社に営業担当者が少なくとも効率よく販売経路を拡大できますが、パートナー教育が必要というデメリットがあります。

個々のパートナー企業に資料を提供するなどのサポートは時間と手間がかかりますが、代理店ポータルを構築することで、効率よく必要な情報を共有できます。代理店は専用ポータルにアクセスすることで、製品のアップデート情報や資料、トレーニングプログラム、プロモーション素材などを確認し、効率よく販売できるようになります。結果的に、自社の売り上げ増加へとつながるのです。

代理店ポータルの構築は、代理店やパートナー企業が成功を収めるための支援を提供し、ビジネスパートナーシップを強化するための効果的なアプローチです。このポータルを通じて、企業は代理店との連携を深め、共に成長する土台を築くことができます。

既存顧客向けサイト構築

既存顧客向けサイトの構築は、企業と顧客との関係を強化し、顧客満足度を高めるための重要な戦略です。このようなサイトを通じて、企業は既存の顧客に対して特別なサポート、新製品の情報、専門的なコンテンツなどを提供し、顧客ロイヤリティを向上させることができます。

たとえば、出版社が定期購読者向けに特別な記事やインタビュー、Eブックを提供する専用ポータルを構築することで、顧客は他では入手できない独占的なコンテンツにアクセスできます。このような専門コンテンツの提供は、顧客がブランドに対して持つ価値感と満足度を高めます。

さらに、製品メーカーが既存顧客向けに製品の使用方法やトラブルシューティングガイドを提供するオンラインプラットフォームを設けることも有効です。これにより、顧客は製品に関する疑問を迅速に解決し、製品利用における満足度を高めることができます。また、企業は顧客の生の声を直接聞くことができ、効果的に製品やサービスの改善を行えるでしょう。

これらの例から、既存顧客向けサイトは、顧客との関係を深め、エンゲージメントと満足度を高めるための効果的な手段であることがわかります。このようなサイトを通じて顧客に付加価値を提供することは、長期的な顧客関係の構築において重要な役割を果たします。

会員向けサイトを構築できる料金プラン

会員向けサイトを構築するための料金プランに関して、HubSpotのCMS Hub Enterprise(月額144,000円〜)プランまたは、Content Hub Professional(月額54,000円〜)、 Enterprise(月額180,000円〜)プランが必要です。HubSpot社は2024年4月にCMS HubからContent Hubへと製品をアップデートしました。これにより、Content HubではProfessionalプランから会員向けサイト構築を行うことが可能になりました。従来のCMS HubではEnterpriseのみの機能でしたが、 CMS Hub ProfessionalからContent Hub Professionalへ切り替えをすると、Professionalプランから利用可能となります。

これらのプランでは、Webサイトページ、ブログ、ランディングページのコンテンツを特定のメンバーリストに公開することが可能です。これにより、特定の顧客層やメンバーシップを持つユーザーに対して、専用のコンテンツやサービスを提供することができます。

さらに、Service HubのProfessional(月額12,000円〜)およびEnterpriseプラン(月額15,600円〜)を契約している場合、ナレッジベースでのアクセス設定機能も活用できます。これにより、より詳細な顧客サポートや専門的な情報を特定のユーザーグループに提供することが可能になります。

ウェブサイトページへのメンバーシップ登録設定方法

ここからは、ウェブサイトページへのメンバーシップ登録設定方法を見ていきましょう。

リストを作成する

会員や特定ユーザーのみに公開するウェブサイトページを作成する際、まずはコンテンツへのアクセスを許可するユーザーリストを作成しなければいけません。

リストの作成手順は以下の通りです。

ダッシュボードの上部にあるナビゲーションバーから [コンタクト] を選択し、[リスト] にアクセスします。

[リストを作成] をクリック。

新規リスト作成画面が開いたら、まずは自動でリストが更新される [動的リスト] にチェックを入れましょう。

 

 

その後、フィルターを追加してリストに含めるコンタクトの条件を設定します。たとえば、会員登録日、地域、業種などの条件を追加して、よりターゲットに合ったリストを作成することが可能です。

こうすることで、コンテンツのアクセスを許可するユーザーを正確に特定し、特定のコンテンツに対して適切なユーザーエンゲージメントを形成することができます。

条件を追加したら、リストを保存して完了です。

以上の手順で、特定の条件を満たすコンタクトを含むリストが作成され、このリストを使用して会員サイトにアクセス権を設定します。このリストは、会員サイトのアクセス制御やパーソナライズされたコンテンツの配信に利用できます。

コンテンツへのアクセス権の設定

続いてウェブサイトページへのアクセス権を制限して、特定のユーザーのみ閲覧できるようにしましょう。

マーケティング > ウェブサイト > ウェブサイトページ

新規ウェブサイトページを作成、または既存のウェブサイトページの編集画面を開き、[設定] タブを開きます。今回はすでにウェブサイトページが完成している前提で進めます。

ページの編集画面が開いたら、ページの上部メニューより、[設定] > [オーディエンスアクセス] の順にクリック。

[オーディエンスアクセス] を開きます。ここでは、誰がページにアクセスできるかの設定が可能です。

[非公開 - 登録が必要] というオプションを見つけ、チェックボックスにチェックを入れます。これにより、ページへのアクセスにメンバーシップ登録が必要になります。

続いて、ページにアクセスを許可するユーザーグループを選択しましょう。HubSpot内の既存のコンタクトリストから適切なリストを選択し、そのリストに含まれるユーザーのみがページにアクセスできるように設定します。

すべての設定が完了したら、変更を保存し、ページを公開。これで、指定したリストに含まれるユーザーにパスワード設定を依頼するメールが届き、パスワードを設定したユーザーのみがページにアクセスできるようになります。

ランディングページでも、同じ流れでメンバーシップ制限を設定することが可能です。

非公開コンテンツ設定、システムページテンプレート、Eメールテンプレートを変更する

ここでは、非公開コンテンツの設定方法、非公開コンテンツのシステムページテンプレートやEメールテンプレートの変更方法をご紹介します。

非公開コンテンツの設定を行う

以下手順で、非公開コンテンツの設定を行うことで、特定のページやブログ、ナレッジベースにアクセスできるユーザーを設定できます。

HubSpotの管理画面で、[設定] に進み、[ウェブサイト] セクションを選択します。その後、[非公開コンテンツ] のをクリックして、特定のページやブログ、ナレッジベースのアクセス制限設定画面にアクセスします。

 

[コンタクト情報] で以下の情報を入力します。

  • 会社名:パスワード登録ページとログインページ、Eメールページに表示される
  • ウェブサイト管理者:メールやページで「管理者にお問い合わせください」のリンク先であり、Eメールアドレスを入力する

続いて、非公開コンテンツのシステムページやEメールテンプレートの変更へと進みましょう。

非公開コンテンツのシステムページやEメールテンプレートを変更する

同じ [非公開コンテンツ] セクション内の [ページ] タブを開きます。ここで、登録ページ、アクセス拒否ページ、サインインページなどのシステムページ一覧が表示されます。

変更したいページの隣にあるドロップダウンメニューから新たなテンプレートを選択しましょう。

同様の手順で 、[非公開コンテンツ] セクション内の [Eメール] タブを開き、登録Eメールのテンプレートを変更します。

新たなテンプレートの作成は、以下手順で行いましょう。

[マーケティング] に進み、[ファイルとテンプレート] を選択後、[デザインツール] にアクセスします。

 

[新規ファイルを作成 をクリックし、[HTML + HubL] を選択します。

 

[テンプレートタイプ] から以下の作成ページを選択します。

  • メンバーシップのログイン
  • メンバーシップの登録
  • メンバーシップのリセット
  • メンバーシップのリセットリクエスト

[作成] をクリックし、新しいテンプレートを編集して完成させます。

以上の手順で、HubSpotにおける非公開コンテンツの設定、システムページテンプレート、Eメールテンプレートの変更を行うことが可能です。これにより、非公開コンテンツへのアクセス制御と、ユーザーに対するコミュニケーションのカスタマイズができるようになります。

HubSpotで会員サイトを構築する際の注意点

HubSpotで会員サイトを構築する際は、以下の点に留意しましょう。

  • 記事単位でしかアクセス権限を設定できない
  • マイページや会員専用ページのテンプレートはない
  • トークンを使用してパーソナライズ化を高める
  • コンテンツを用意する

ここからは、各注意点の詳細を解説します。

記事単位でしかアクセス権限を設定できない

HubSpotでは、ウェブサイト全体ではなく、ページや記事単位でアクセス権限を設定することが基本となります。つまり、特定のウェブページやブログ記事、ナレッジベースの記事に対して、限定的なユーザーグループにのみアクセスを許可するよう設定するのです。そのため、会員専用や特定の顧客セグメント向けのコンテンツは、個々のページや記事ごとにアクセス制限を設けなければいけません。

マイページや会員専用ページのテンプレートはない

HubSpotでは、マイページや会員専用ページのテンプレートは提供されていません。このため、これらのページを作成するには、カスタムテンプレートの開発が必要です。HTMLやHubL(HubSpotのテンプレート言語)の知識がある開発者が、デザインマネージャー内で新しいHTML/HubLテンプレートを作成する必要があります。

また、ソーシャルログインモジュールをテンプレートに追加すれば、ユーザーがソーシャルメディアの認証情報を使用してログインできるように設定することも可能です。このように、カスタムテンプレートを通じて、会員専用のページやマイページを個別にデザインし、ユーザーにパーソナライズされた体験を提供できます。

トークンを使用してパーソナライズ化を高める

HubSpotでは、トークンを使用してコンテンツのパーソナライズを高めることが可能です。トークンは、HubSpotのデータベース内の特定の情報を動的にウェブページやメールに表示するために使用されます。これにより、ユーザーごとに異なる情報やコンテンツを表示させることができ、よりパーソナライズされたユーザー体験を提供することができます。

たとえば、ユーザーの名前や過去の行動、興味に基づいて、個々のユーザーに最適化されたメッセージやコンテンツを表示するなどです。この機能を活用することで、よりエンゲージメントの高いコミュニケーションを実現し、ユーザーの滞在時間やコンバージョン率の向上を期待できます。

十分なコンテンツを用意する

HubSpotで会員サイトを構築する際には、十分な量の価値あるコンテンツを用意することが重要です。会員向けの独占コンテンツは、ユーザーのエンゲージメントを高め、サイトへの再訪問を促します。

コンテンツを用意する際には、会員の興味関心やニーズに合わせた質の高い情報を提供することが肝要です。独占的な記事や専門的なレポート、独占動画、インタラクティブなウェビナーなどを通じて、会員に付加価値を提供しましょう。

会員のフィードバックを収集し、それに基づいてコンテンツの改善や新規コンテンツの開発を行うことも重要です。また、コンテンツの更新頻度を保ち、常に最新かつ関連性の高い情報を提供することで、会員のエンゲージメントとロイヤリティを維持できます。

まとめ

HubSpotのContent Hub Enterpriseプランを活用することで、会員サイトや代理店ポータル、既存顧客向けサイトなどの構築が可能になります。このプランでは、ウェブページやランディングページ、コンテンツなどのアクセス権限を細かく設定できるため、特定のメンバーリストに対してカスタマイズされたコンテンツの提供が容易になります。

さらに、Service HubのProfessionalとEnterpriseプランを契約している場合は、ナレッジベースでのアクセス設定機能も活用できます。これにより、顧客サポートや専門知識の提供に関しても、より効果的なアプローチを取ることが可能です。

ぜひ本記事を参考に、会員サイトや代理店ポータルなどを構築していただければと思います。

渋谷 真生子

株式会社100(ハンドレッド)のマーケター。新卒でグローバルヘルスケア企業で営業を経験し、セールスフォースにてBDRとして地方企業の新規開拓に携わる。コロナ渦でインバウンドマーケティングの重要性を実感し、アイルランド ダブリンにあるトリニティカレッジの大学院にてデジタルマーケティングの学位取得し現在に至る。最近はかぎ針編みにハマり中。

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