インバウンドマーケティングが注目される中で、良質なコンテンツを制作し見込み客に届けることは非常に重要です。近年ではAIを活用したコンテンツ制作が現場でも取り入れられるようになりました。2023年夏に実施されたCONTENT MARKETING SURVEYによると、過半数の回答者がコンテンツマーケティングの専任担当者がいないと回答しました。良質なコンテンツを継続的に制作し見込み顧客に届けていくには、今後のAIの上手な活用が鍵となってくるでしょう。
HubSpotにはAIを活用し高品質なWebサイト、コンテンツを制作、管理することのできる「Content Hub」という製品があります。コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングが注目される中で、カスタマージャーニーに沿ったコンテンツをユーザーへ届ける便利な機能を搭載しています。
そこで本記事ではHubSpot Content Hubの基本的な機能やプラン、活用事例などを網羅的に紹介していきます。HubSpotを活用したコンテンツマーケティングの実施を検討している方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
HubSpot Content Hubとは
HubSpotのContent Hubは、Webサイト制作、管理のCMS機能やブログ記事、画像などコンテンツの作成、管理、運営に必要な機能が1つにまとまっているコンテンツマーケティングを実施する上で便利なツールです。
従来はCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)として「CMS Hub」という名称でしたが、インバウンドマーケティング活動に活用できる製品へと機能も追加され、2024年4月に「Content Hub」と名称が変更されました。
CMS機能、コンテンツ制作機能に加えて、SEOやレスポンシブデザインなどの機能も備わっているほか、HubSpotが提供する他のツールやCRMとの連携にも対応しています。
HubSpot Content Hubの概要を、以下3つの項目にて説明します。
- HubSpotとは
- HubSpotの製品群
- HubSpot 『Content Hub』とは
HubSpotとは
HubSpotは、アメリカのHubSpot社が提供するクラウド型ソフトウェアです。
マーケティング、営業、カスタマーサービスの業務を支援する機能を備えており、世界120カ国以上、16万社以上の企業で利用されています。
マーケティングや営業、カスタマーサポートの業務に必要なCRM機能を備えたプラットフォームを提供しているため、業務ツールをHubSpot社のソフトウェアで統一すると、顧客情報の一元管理を実現できます。
無料で利用できるプランが充実しており、日本語でのカスタマーサポートや導入支援にも対応している点も見逃せないポイントです。
HubSpotの製品群
HubSpotの主な製品は5つに分けられます。
出典:HubSpot
- Marketing Hub:見込み客を惹きつけ、リードに転換するためのマーケティングプラットフォーム
- Sales Hub:営業活動を効率化し、円滑な業務プロセスを構築するための営業支援プラットフォーム
- Service Hub:既存顧客の満足度を向上させ、長期的な関係を築くためのカスタマーサービスプラットフォーム
- Content Hub:CMS機能やコンテンツ制作、管理機能を通して一人ひとりの顧客に最適なコンテンツを届けるためのプラットフォーム
- Operations Hub:摩擦のない顧客体験を支援するオペレーション支援プラットフォーム
HubSpotのプラットフォームに収められた情報は、すべて基盤となるCRMに集約されます。ユーザーが購買に至るまでの各フェーズにて、顧客情報を元にした効果的なアプローチが可能です。
HubSpotの製品は単体でもそれなりのメリットを得られますが、組み合わせることでより相乗効果を得られるように設計されています。
HubSpot の『Content Hub』とは
出典:HubSpot
HubSpot のCMS機能とコンテンツマーケティングの機能を兼ね備えた『Content Hub』は、Webサイトやブログ、画像などのコンテンツを制作するための機能です。CMSとしては、プログラミングなどの専門知識がない方でも、比較的簡単にWebサイトテンプレート作成やWebページの編集が行えれる設計が特徴です。また、異なるカスタマージャーニーに位置している見込み客に届けるコンテンツの作成や管理をサポートしてくれるツールとなります。
HubSpot Content Hubを導入することで、基本的ないわゆるWebサイトを構築し管理するCMS機能だけではなく、AIによるコンテンツ制作のサポート、SEOやチャットボット、Eメールマーケティングなど、コンテンツマーケティングでの包括的な利用に便利な機能を利用することができます。
カスタマージャーニーを網羅したコンテンツを提供することで、異なる検討段階にいる見込み客に高品質かつ適切なコンテンツを届けることが可能です。ただコンテンツを制作するだけではなく、AIを活用したコンテンツマーケティングの実施をサポートする製品となります。
Webサイトにて獲得したユーザーデータを、HubSpotのCRMに集約して、マーケティングや営業戦略を立案する際にも役立てることが可能です。
HubSpot Content Hubの代表的な機能
Content Hubの基本的な機能を、以下5つのポイントに分けて説明します。
- Webサイト構築、CMS機能
- ブログ作成・運営
- 会員向けサイトの構築
- 検索順位を上げるためのSEO機能
- HubSpot CRMとの統合
- 分析機能
- AIを活用したコンテンツ制作
Webサイト構築、CMS機能
出典:HubSpot
Content Hubでは、CMS機能が搭載されており、テンプレートを使ってWebサイトページを構築することができます。
業種や目的に合うテーマやテンプレートを選択しながら構築できるため、サイト全体のイメージに近いテーマとレイアウトを選択し、簡単にWebサイトを構築することが可能です。
ドラッグアンドドロップでの操作でページの修正や構築もできるので、マーケターが日々のコンテンツの公開や修正を行う際にも非常に便利なツールになっています。
また、独自の機能やデザインを検討中の方でもローカル環境を活用して開発を進められるため、開発者にとっても使いやすい環境を用意できます。
ブログ作成・運営
HubSpotのContent Hubを活用することで、簡単にブログの作成、公開、運営をすることが可能です。
自社で保有しコンテンツをコントロールできるオウンドメディアをマーケティングの中核戦略としてあげている企業は多く存在します。実際にある調査では73%の担当者が運営していると回答をしました。
HubSpot Content Hubはマーケティング担当者が継続してオウンドメディアを運営していく上で重要なわかりやすいUI(ユーザーインターフェース)が大きな特徴です。画像の挿入、テキストの書式設定、リンクの追加など、さまざまな機能を簡単な手作業で実行することができます。
HubSpotのブログにはAI機能が搭載されていることが大きな特徴です。AIを活用しブログ記事や画像を作成したり、「コンテンツリミックス」という機能ではコンテンツをプロモーションするためにSNSポストや広告などを自動的に生成します。限られたリソースでより効率的にブログの運営を行えることができるでしょう。
また、ワンクリックでブログ記事を他言語に翻訳することが可能なため、複数言語でのオウンドメディア展開も可能です。
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会員向けサイトの構築
出典:HubSpot
CMS Hubには、会員登録機能や会員管理機能など、会員向けサイトを構築するための基本的な機能も用意されています。
詳細な会員情報や直近の行動履歴をもとにした、ピンポイントなサービスを提供できるため、顧客にとって本当に役立つサービスや情報を提供することが可能です。
また、会員向けビジネスでは、顧客のセグメントと属性に応じたサービス提供がポイントとなります。会員サイト機能で優良顧客に絞り込んだ専用コンテンツを提供することで、新しいビジネスチャンスを獲得できるでしょう。
検索順位を上げるためのSEO機能
HubSpot Content Hubには、検索エンジンで検索順位を上げるためのSEO機能も利用可能です。SEOの中でも優先度をもとに推奨事項を提示してくれるため、インパクトの大きい項目から最適化を進めていくことができます。
また、マーケティング担当者が取り組むべきか、開発者への依頼が必要になるのかなど分かりやすくタスクを分類することができるので効率化が進むでしょう。
SEOの知識が少ない方でもサイト設計や記事作成段階で迷う手間を少なくSEOを実施することができます。
HubSpot CRMとの統合
Content Hubの情報は、HubSpot CRMと統合できるため、Content Hubで得られた情報はすべてHubSpot CRMで管理可能です。
CRMに統合した情報は、カスタマーサポートやマーケティングチーム、営業チームなど、社内メンバー全員で共有、活用できます。例えば、マーケティングチームでは、統合したデータから得たユーザー情報をもとにピンポイントなアプローチを試みることで、新しいリード獲得を見込めます。
また、メールの一括送信による効果分析機能も搭載されているため、マーケティングの効果を最大化することが可能です。
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分析機能
Content Hubには、ユーザーがWebサイトへ訪問したときの行動などのデータを分析する機能があります。
各ユーザーによって注目度が高いコンテンツなどすべて可視化してくれるため、検索順位の改善や全体的なWebサイトの強化を実行することも可能です。
また、Google Search Consoleとの連携によって、具体的なキーワードのヒントも得られます。
このようにContent Hubには、Webマーケティングに活用できるさまざまな機能があるため、Webサイト構築の要ともいうべきツールです。
AIを活用したコンテンツ制作
Content Hubには2024年4月よりさまざまなAI機能を搭載した様々な機能が公開されました。これにより、AIを活用しながら様々な見込み客に届ける高品質なコンテンツ制作を簡単に行えるようになりました。下記にAIを搭載した機能をいくつか紹介します。
従来の「CMS Hub」を導入されている場合は、いくつかの機能へのアクセスがない点が注意点となります。
【AIブログ記事生成 パブリックデータ版】
出典:HubSpot Japan
シンプルなプロンプトでトピック、タイトル、ターゲットキーワードなどを生成することで、より時間を短縮しながらブログ記事生成を実行することが可能です。記事構成の内容や改善を行う際にも非常に便利な機能となるでしょう。最終的には人の目で確認を行う必要はあるものの、アイデアを出したり大まかな構成案や記事作成には非常に便利です。
【コンテンツリミックス ベータ版】
出典:HubSpot japan
コンテンツリミックスは、AI機能を活用しブログ記事を複数チャネルでプロモーションを行う際に必要なアセットを素早く簡単に作成してくれる機能になります。複数のチャネルでプロモーション活動をする際には、SNS投稿、メール文作成など非常に手間がかかるプロセスですが、コンテンツリミックスを活用することで時間短縮につながります。
【HubSpot AI パブリックベータ版】
出典:HubSpot Japan
HubSpot AIを活用すると様々なコンテンツを生成することが可能です。日々作成しているブログのメタディスクリプション、SNS投稿文、Eメール文など多岐に渡ります。
【ブランドボイス ベータ版/英語のみ】
出典:HubSpot
ブランドボイス機能とは、過去のブログ記事の執筆スタイルを分析し、自社のブランドトーンを定義してくれます。一貫したブランドボイスを利用することで、顧客からの信頼構築につながります。現状は英語版でのみ対応となっています。
HubSpot Content Hubの強み
HubSpot Content Hubは、他のCMSやコンテンツマーケティングツールと比較してどのような点が優れているのでしょうか。ここからは、強みを以下5つに分けて解説していきます。
- 専門知識がなくても簡単Webサイトの構築が可能なCMS機能
- マーケティングに強いWebサイト、コンテンツ制作と管理
- サーバーの契約が保守が不要
- 世界最高水準のセキュリティー体制
- CRMとの連携による最適な顧客体験の提供
専門知識がなくても簡単Webサイトの構築が可能なCMS機能
Content Hubは、初心者でも使いやすいCMS機能が搭載されていることが強みです。専門知識が必要とされるWebサイト構築も、ドラッグ&ドロップでかんたんに完成できます。
また、豊富なチュートリアルやサポートが用意されているため、初めて利用する人でも全く分からず手が止まってしまうことは少ないでしょう。
その他、豊富なテンプレートからテーマを選択できる自由度の高さや、カスタマイズ性のしやすさなども、初めてWebサイトを制作する人にとっては嬉しいポイントです。
マーケティングに強いWebサイト、コンテンツ制作が可能
コンテンツはただ制作するだけでは意味をなしません。自社のペルソナにあった高品質なコンテンツを継続して制作すること、そしてそのコンテンツをカスタマージャーニに沿って提供していくことが非常に重要です。
HubSpotが提供しているContent Hubには高品質なコンテンツ制作を行い、コンテンツマーケティングを実施する上で必要な様々な機能が提供されています。
2024年4月には様々なAIを活用した新機能が公開となりました。ブログ記事からマルチチャネルでのプロモーションアセット自動生成してくれる「コンテンツリミックス」機能や、AIでブログ記事の生成を行える機能など、日々新しい機能が追加されています。
サーバーの契約や保守が不要
Content Hubは、独自のホスティングサービスにてサーバーを管理しているため、自社サーバーを構築したり、レンタルサーバーを契約したりする必要はありません。
サーバー管理や保守を全て任せることで手間や人的コストを抑えることにもつながります。
また、WEBサイト運営に必要な機能がオールインワンでそろっているContent Hubなら料金体系もわかりやすく、設定や運用も簡単に行うことが可能です。
世界最高水準のセキュリティー体制
Content Hubで作成したWEBサイトには、世界最高水準のセキュリティ体制が組み込まれています。企業がWebサイトを運用する際は、サイバー攻撃や情報漏洩などへの万全な対策が求められます。
Content Hubでは、標準のSSL証明書が自動的に使用されるため、サイトを訪問するユーザーへ不信感を与えることはありません。
また、2段階認証や、WAF(Web Application Firewall)によるWebサイトへのサイバー攻撃検知、定期的なWebサイトの脆弱性検知などによって高水準のセキュリティが保たれています。
ユーザー側でもアクセス権限などを担当者ごとに管理できるため、社内のセキュリティ対策を整えることも可能です。
CRMとの連携による最適な顧客体験の提供
Content Hubでは、Webサイトから獲得した顧客情報などをCRMに連携して一元管理し、ユーザーごとにパーソナライズした情報を提供できることが強みです。
近年は、顧客のニーズや課題は多様化しており、以前と比べて顧客の期待値も高まっています。そのため、顧客のニーズを事前に収集して理解することで、顧客体験を向上させることは企業にとって不可欠な戦略でしょう。
各プラットフォームとの連携は、ファンの獲得に欠かせない重要な機能です。
HubSpot Content Hub 無料版でできること
HubSpot Content Hubは無料版でも多くの機能を使うことができます。無料版でできる代表的機能と、制限の内容を一覧表にまとめました。しかし、無料で利用可能なユーザーは5名と制限されているので、お試しとして検討するのが良いでしょう。
上記でご紹介した無料版による制限があっても問題がない場合、まずは無料版から使ってみることをおすすめします。
無料で利用後にビジネスの成長に合わせて有料プランへアップグレードすることが可能です。
HubSpot『Content Hub』の料金プラン
Content Hubには以下3つの料金プランが用意されています。
プランごとの概要を一覧表にまとめてみました。※2024年4月時点
それぞれのプランごとの詳細を説明します。
Content Hub Starterプラン
Starterプランは、その名の通りこれから事業を拡大しようとしている新規事業者やスモールビジネスを展開している方向けのプランです。
Webサイトの作成やコンテンツ管理など、基本的な機能が利用できます。
HubSpotのロゴがなくなることや、Webサイトやブログ記事の拡充、メールサポートやライブチャットの利用などを考えると、ビジネス利用ではStarterプラン以上が望ましいです。
Content Hub Professionalプラン
月額費用は一気に高くなりますが、Professionalプランにてパーソナライズ化や動的コンテンツの利用、Googleサーチコンソールとの連携ができるようになります。
ProfessionalからはAIを活用したコンテンツ制作機能をより多く使用することができ、コンテンツマーケティングを強化したい企業はProfessionalプランをおすすめします。
動的コンテンツとは、ユーザーの訪問時間や位置、デバイスなど、ユーザー固有の要因をもとにしてサイトが変化するコンテンツです。それぞれのユーザーに最適化されたサイト制作は、Professionalプラン以降で可能となります。
Content Hub Enterpriseプラン
EnterpriseプランはProfessionalプランの機能をさらに拡充した内容です。
Enterpriseプランでは、人工知能や機械学習を活用してA/Bテストを自動化できます。手間のかかるABテストを自動化できる点は、Enterpriseプランの大きな強みです。
また、会員向けサイトを作成する場合もEnterpriseプランへの登録は必須となっています。
このように、多くのことはProfessionalプランでも対応できますが、より大規模にビジネス展開を考えている場合は、Enterpriseプランの利用を検討するのがよいでしょう。
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・HubSpotのCMS Hubの料金を解説!無料版でできること、料金プランごとの違いなどわかりやすく紹介
HubSpot Content Hubの事例紹介
続いて、HubSpot Content Hubを導入してビジネス展開に成功した事例を3つご紹介します。
オウンドメディア運営でリード獲得率が200%以上アップ|リードプラス株式会社
出典:リードプラス株式会社
リードプラス株式会社は、コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングの支援を行う企業です。
クライアントの外資系企業では、本国と日本法人で必要なCMSやツールが異なることなどを理由に、契約までのハードルが高いことに課題を感じていました。そこで、複数のツールを統合して管理できるCRMとしてHubSpotへ切り替えていきます。
切り替えにあたって、インバウンドマーケティングによるリード創出の目標を設定し、CMS Hubを使ったオウンドメディア運営を行いました。
立ち上げから更新を続けたブログ記事からの流入が大幅に向上。eBookを活用した施策によってリード獲得率を200%以上まで向上させています。
また、Webサイトからの問い合わせに対して営業活動ができることで、効率が改善されたという声もあるなど、HubSpot CMS機能を使ったインバウンドマーケティング成功の見本となる事例です。
参考:HubSpot導入事例|リードプラス株式会社
潜在顧客向けのコンテンツ制作で受注金額3倍以上を達成|株式会社ハーモ
出典:株式会社ハーモ
株式会社ハーモが、HubSpot CMSを駆使して特化マーケティングサイトを構築した事例です。
紙媒体での営業による効果の不明確さやコロナ禍による営業活動の変化に課題を感じ、HubSpotを使ったマーケティングを決断しました。
HubSpotを選択した理由は、他のMAよりも使いやすかったことが主な理由です。
潜在顧客が検索する可能性の高い内容を中心にWebコンテンツを設計し、コンテンツとウェブセミナーでリードを獲得していきます。結果として、商品の受注金額が想定の3倍以上を達成しています。
Webコンテンツの見直しによるリード獲得と受注を目指す際のHubSpot CMSの導入成功事例です。
参考:HubSpot導入事例|株式会社ハーモ
電話営業からの戦略転換で問い合わせ数5.5倍、成約率1.8倍|株式会社キャリアデザインセンター
出典:株式会社キャリアデザインセンター
株式会社キャリアデザインセンターは、電話営業によるアウトバウンド比率が100%だったことに課題を感じていました。
そこで、インバウンドからのリード獲得を目的にHubSpot CMSを導入しました。HubSpotを選んだ主な理由は、使いやすさと顧客情報の管理がしやすい点です。
HubSpot CMS導入後は、ホワイトペーパーやLPなどのコンテンツ作成やメール配信などを取り入れました。その結果、ウェブからの問い合わせは前年比5.5倍、成約率も1.8倍にアップ。
営業戦略の転換で、顧客からの自発的な関心と接触を増やし、営業活動を一新。CRMとの統合も行い、継続的な顧客との関係構築に成功した事例です。
参考:HubSpot導入事例|株式会社キャリアデザインセンター
HubSpot Content Hubは、Webサイト・ブログなどの良質なコンテンツ制作を可能とし、コンテンツマーケティング、インバウンドマーケティング行う上で味方となってくれるツールです。Webサイトから獲得した顧客情報は、CRMへ集約でき、Marketing HubやSales Hubと連携して活用できます。
現在のマーケティングに課題を感じており、HubSpotを活用したコンテンツマーケティング戦略を考えたいという方はHubSpot Content Hubを活用して効率的なインバウンドマーケティング実現を目指しましょう。