現在のデジタル化の時代、効果的なCRMシステムを活用することがビジネスの成功、成長に非常に重要です。しかし、膨大なCRMシステムの中から自社に適したツール、プランを選定することは容易ではありません。
HubSpotは数あるCRMシステムの中でも、有名で世界中で多くの企業に利用されています。スタートアップから大企業までそれぞれのニーズや企業規模に合わせて複数の料金プランを用意しており、自社にあったプランを選定することがシステムを定着させるために重要です。オーバースペックだと使いこなせずに無駄な支出を払うことになり、アンダースペックだと実現したいことができないといった問題が生じます。
本記事では、HubSpotの料金プランの違い、無料プランでできること、自社に最適なプランの選定方法などわかりやすく解説していきます。料金プラン選定の際に是非参考にしてみてください。
HubSpotは、マーケティング・セールス・カスタマーサービス・CMS・オペレーションの5つの製品群からなるCRMプラットフォームです。各製品には、無料プラン+3つの有料プランがあり、プランによって使用できる機能が異なります。自社に最適なプランを選定するためにも、まずはHubSpot製品群と料金プランの全体像を見ていきましょう。
画像参照:HubSpot
HubSpotは、CRM(顧客管理システム)を基盤とし、以下5つの製品が含まれています。
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HubSpot社は2024年3月5日より新しい料金形体を適応しました。この価格変更の中で一番大きな変更点は新しい「シート」の導入です。現在「表示のみシート」、「コアシート」、「SalesシートとServiceシート」それぞれ3つのシートが提供されています。これらのシートの違いを理解することが、HubSpot導入時に非常に重要になります。下記にそれぞれのシートの違いをまとめました。
HubSpotの各製品群には、無料プランと有料プランがあります。無料プランは基本機能を提供しており、コストをかけずにプラットフォームの使用を開始できます。ただし無料プランを利用できるのは最大5ユーザーまでになります。
一方、有料プランでは、より高度な機能と追加ツールが提供され、マーケティング・セールス・カスタマーサービスなどの業務効率化や最適化を支援します。
以下は、2024年3月時点でのHubSpot料金プラン全体像を示した表です。なおHubSpotはSaaS製品のため、料金プランと機能は定期的に変化します。最新の料金プランは、HubSpot公式サイトを確認するか、100社までお問い合わせください。
※2024年3月5日より最新の料金体系が適応されました。
詳しい情報はHubSpot社公式のページをご確認ください。
製品名 | プラン | 月額料金(年額支払い) |
---|---|---|
HubSpot CRM | 無料 | 無料 |
Marketing Hub | 無料、Starter、Professional、Enterprise | Starter:1,800円~ Professional:106,800円~ (コアシート3名分) Enterprise:432,000円~ (コアシート5名分) |
Sales Hub | 無料、Starter、Professional、Enterprise | Starter:1,800円~ Professional:12,000円~ Enterprise:18,000円~ |
Service Hub | 無料、Starter、Professional、Enterprise | Starter:1,800円~ Professional:12,000円~ Enterprise:15,600円~ |
CMS Hub | 無料、Starter、Professional、Enterprise | Starter:1,800円~ Professional:48,000円~(コアシート3名分) Enterprise:144,000円(コアシート5名分) |
Operations Hub | 無料、Starter、Professional、Enterprise | Starter:1,800円 Professional:96,000円(コアシート1名分) Enterprise:240,000円(コアシート1名分) |
それでは、HubSpotの無料版ではどのような機能を使えるのでしょうか。ここからは、各製品群の無料プランの詳細を解説します。基本的にどの製品においても、無料プランでは高度な自動化はできません。なお、CRMは完全無料で活用できます。
機能 | 概要 |
---|---|
マーケティング イベント オブジェクト | ○ |
ウェブチャット | HubSpot ロゴ付き |
ランディングページ | 制限付き |
フォームの自動化 | フォームあたり1件の自動配信メール |
フォーム | 制限付き |
リストのセグメンテーション | 5件の動的リスト 1,000件の静的リスト その他の制限 |
ユーザー管理 | ○ |
ウェブサイトのトラフィック分析 | 標準ウェブアナリティクスダッシュボード |
カスタムプロパティー | 合計10件のカスタムプロパティー |
リターゲティング広告 | 全ての広告タイプを使用可 2件のオーディエンス |
チームの共有アドレス | ○ |
カスタムユーザー権限 | ○ |
広告管理 | 全ての広告タイプを使用可 シンプルなウェブサイトオーディエンスのみ |
Eメールマーケティング | 1ヶ月あたりのEメール送信件数:2,000件(HubSpotロゴ付き) |
サブドメインと国別コード トップレベルドメインの利用 |
1つのルートドメイン上に、1つのサブドメインと1つのCCTLD |
多言語コンテンツの作成 | HubSpotがサポートする最大3つの言語でウェブサイトページとブログ記事の多言語バージョンを作成可能 ランディングページの利用は不可 |
Eメールの健全性レポート | 制限付き機能 |
標準SSL証明書 | ○ |
HubSpotモバイルアプリ | ○ |
モバイル最適化 | コンテンツはEメールのみに制限 |
レポートダッシュボード | 最大3件のダッシュボード ダッシュボードあたりそれぞれ10件のレポート |
チャットボット | 制限付き機能 |
SEO推奨(アドバイス) | 基本的なアドバイス |
Eメール返信トラッキング | ○ |
Eメールの自動返信 | 1件の自動化されたアクション |
共有受信トレイ | 1件の受信トレイに制限 |
Facebook Messanger連携 | シンプルなメッセージと簡単な返信の送受信が可能 |
ブログ | 1件のブログ(HubSpotロゴ付き) |
HubSpot Marketing Hub無料プランでは、ブログやEメールなどのインバウンドマーケティングにおける基本機能を利用できます。例えば、見込み客を引き付けるウェブサイトを構築し、メールやチャットボットを通してリードとコミュニケーションをとれます。
機能 | 概要 |
---|---|
カスタムプロパティー | 合計10件のカスタムプロパティー |
マーケティングイベントオブジェクト | ○ |
1対1のEメール | HubSpotのロゴ付き |
Facebook Messanger連携 | シンプルなメッセージと簡単な返信の送受信 |
リストのセグメンテーション | ・5件の動的リスト ・1,000件の静的リスト ・その他の制限 |
ユーザー管理 | ○ |
チケットパイプライン | アカウントあたり1件のチケットパイプライン |
電話拡張SDK | ○ |
Eメール送信トラッキング | ○ |
チケット管理 | ○ |
スニペット | 最大5件のスニペット |
レポート・ダッシュボード | ・最大3件のダッシュボード ・ダッシュボードあたりそれぞれ10件のレポート |
カスタムユーザー権限 | ○ |
Slack連携 | ○ |
モバイル受信トレイ | ○ |
チャネルの切り替え | ○ |
チームの共有アドレス | ○ |
チャットボット | 制限付き |
Eメールの健全性レポート | 制限付き |
ミーティング設定 | ・最大1件の個人ミーティングリンク ・HubSpotロゴ付き |
HubSpotモバイルアプリ | ○ |
Eメール追跡&通知 | 毎月200件の通知 |
ドキュメント | アカウントあたり最大5件のドキュメント |
Eメールテンプレート | 5件のテンプレート |
Eメールのスケジュール設定 | ○ |
共有受信トレイ | 1件の受信トレイ |
ウェブチャット | HubSpotロゴ付き |
Sales Hubの無料プランの特徴は、制限付きながらも豊富なメール機能を活用できることです。例えば、「Eメールテンプレート」を使えば、1対1のセールスメールでよく使う内容をテンプレートとして登録可能。「ドキュメント」では、見込み客と簡単に共有できる営業資料のライブラリの構築ができます。
Slackと連携すれば、タスクの作成や通知の受信などSlack上で行えるため、ツールを切り替える必要はありません。一方で、テンプレートの作成可能数やEメール追跡数などの上限数が低いため、リード数が多くなったら有料プランへの切り替えを検討しましょう。
機能 | 概要 |
---|---|
カスタムプロパティー | 合計10件のカスタムプロパティー |
リストのセグメンテーション | ・5件の動的リスト ・1,000件の静的リスト ・その他の制限 |
Eメールテンプレート | 5件のテンプレート |
電話拡張SDK | ○ |
製品ライブラリー | 最大100件の製品 |
チケットパイプライン | アカウントあたり1件のチケットパイプライン |
Eメール返信トラッキング | ○ |
チケット管理 | ○ |
1対1のEメール | HubSpotロゴ付き |
Eメール追跡&通知 | 毎月200件の通知 |
レポートダッシュボード | ・最大3件のダッシュボード ・ダッシュボードあたりそれぞれ10件のレポート |
カスタムユーザー権限 | ○ |
モバイル受信トレイ | ○ |
スニペット | 最大5件のスニペット |
チャネルの切り替え | ○ |
チャットボット | 制限付き機能 |
Eメールの健全性レポート | 制限付き機能 |
チーム共有アドレス | ○ |
Slackとの連携 | ○ |
HubSpotモバイルアプリ | ○ |
ミーティング機能 | ・最大1件の個人ミーティングリンク ・HubSpotロゴ付き |
ドキュメント | アカウントあたり最大5件のドキュメント |
ユーザー管理 | ○ |
Eメールのスケジュール設定 | ○ |
ウェブチャット | HubSpotロゴ付き |
共有受信トレイ | 1件の受信トレイ |
Service Hub無料プランには、顧客とのコミュニケーションを改善し、顧客満足度を高めるのに役立つ基本機能がそろっています。「共有受信トレイ」により、複数のメンバーが1つの受信トレイから顧客からの問い合わせを確認し、迅速に顧客対応を行えます。
「ドキュメント機能」では、重要な情報や一般的な質問に対する回答を提供するナレッジベースの作成が可能です。
しかし、自動化や高度な分析機能がなければ、ナレッジベースの作成数なども限られているため、顧客基盤が大きい企業や成長中の企業は、最適な顧客体験を届けるためにも、有料プランの利用を検討しましょう。
機能 | 概要 |
---|---|
レポートダッシュボード | ・最大3件のダッシュボード ・ダッシュボードあたりそれぞれ10件のレポート |
ドラッグ&ドロップエディター | ○ |
Facebook Messanger連携 | シンプルなメッセージと簡単な返信の送受信 |
ランディングページ | 制限付き制限 |
デザインマネージャー | ○ |
Apexホスティングとリダイレクト | ○ |
カスタムドメインを接続 | ○ |
99.99%の稼働時間を測定 | ○ |
アプリおよびアセットのマーケットプレイス | 互換性のあるアプリとテーマ |
ローカル環境でのウェブ開発 | ○ |
リストのセグメンテーション | ・5件の動的リスト ・1,000件の静的リスト ・その他の制限 |
広告管理 | ・全ての広告タイプを利用可 ・シンプルなウェブサイトオーディエンスのみ |
モバイル最適化 | ○ |
多言語コンテンツの作成 | HubSpotがサポートする最大3つの言語でWebサイトページとブログ記事の多言語バージョンの作成が可能(LPでは使用不可) |
自動生成されたXMLサイトマップ | ○ |
ウェブアプロケーションファイアウォール(WAF) | ○ |
Webサイトページ | ・最大25件のWebサイトページ ・動的コンテンツは利用不可 ・HubSpotロゴ付き ・ファビコンのカスタマイズ不可 |
カスタムドメインセキュリティー設定 | ○ |
ブログエクスポート/インポート | ○ |
SEO推奨(アドバイス) | 基本的な推奨 |
標準SSL証明書 | ○ |
チャットボット | 制限付き機能 |
HubSpotモバイルアプリ | ○ |
フォーム | 制限付き機能 |
ウェブサイトのトラフィック分析 | 標準ウェブアナリティクスダッシュボード |
サイトのエクスポート | ○ |
Webサイト構造のインポート | ○ |
ウェブチャット | HubSpotロゴ付き |
ブログ | ・1件のブログ ・HubSpotロゴ付き |
Eメールマーケティング | 1ヶ月あたりのEメール送信件数:2,000件 |
詳細メニュー | ・Webサイトページとブログ記事に適用可能 ・ランディングページは利用不可 |
共有受信トレイ | 1件の受信トレイに制限 |
コンテンツ配信ネットワーク(CDN) | ○ |
プレミアムホスティング | ○ |
ブログのビルトインAMP(Accelerated Mobile Pages)のサポート | ○ |
サブドメインと国別コード トップレベルドメインの利用 | 1つのルートドメイン上に、1つのサブドメインと1つのCCTLD |
無休体制のセキュリティー監視と脅威検出 | ○ |
CMS Hubの無料版では、ウェブサイトのテンプレートを活用しながら、ドラッグ&ドロップ操作で基本的なウェブサイトやブログを構築できます。しかし、HubSpotのロゴがウェブページ上に表示されるため、企業が認知拡大やブランディング、リード獲得などを目的にする場合は、有料プランへのアップグレードを検討しましょう。
機能 | 概要 |
---|---|
カスタムプロパティー | 合計10件のカスタムプロパティー |
取引 | ○ |
会社 | ○ |
ユーザー管理 | ○ |
製品ライブラリー | 既定のフィールドマッピングを使用可能 |
Eメールの健全性レポート | 制限付き機能 |
既存データ同期 | ○ |
マーケティングイベントオブジェクト | ○ |
コンタクト管理 | ○ |
アプリマーケットプレイスとの連携 | ○ |
タスクとアクティビティー | ○ |
チケット管理 | ○ |
データ同期 | ○ |
リストのセグメンテーション | ・5件の動的リスト ・1,000件の静的リスト ・その他の制限 |
カスタムユーザー権限 | ○ |
Eメール返信トラッキング | ○ |
企業インサイト | ○ |
Operations Hubの無料版では、各種ツールを連携して顧客データを同期できます。例えば、「データ同期」を使えば、HubSpotと人気のあるサードパーティーアプリとの間で自動的にデータ連携が可能。既存データがある場合も、HubSpotとアプリを連携することで、即座にデータ同期が完了します。
「企業インサイト」では、会社に関する情報がデータベースに表示されるため、営業チームの調査時間の短縮やオペレーションチームの手作業でのデータ入力業務の削減などにつながります。
有料版には、Starter・Professional・Enterpriseの3つの料金プランがあります。各製品における料金プランごとの違いを見ていきましょう。
HubSpot Marketing Hubとは、CRM(顧客管理システム)やEメールマーケティング、キャンペーンの自動化などインバウンドマーケティングに必要な機能をすべて備えたプラットフォームです。Marketing Hubでできることは、大きく分けて以下の4つがあります。
デジタルマーケティングに必要な機能が全てそろっており、専門的なHTMLやCSSのスキルが不要でメールやランディングページの作成ができるため、あらゆる業種・規模に最適なツールといえます。
機能 | Starter | Professional | Enterprise |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,800円/月~ (1人分のコアシート) |
106,800円/月~ (3人分のコアシート含む) |
432,000円/月~ (5人分のコアシート含む) |
無料機能 | ○ | ○ | ○ |
CTA | カスタムターゲティング利用不可 | ○ | ○ |
1対1のテクニカルサポート | Eメール アプリ内チャット |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
必須フィールド | ○ | ○ | ○ |
Eメール健全性インサイト | ○ | ○ | ○ |
複数通貨対応 | 最大5種類の通貨 | 最大30種類の通貨 | 最大200種類の通貨 |
権限セット | 権限テンプレートのみ | 権限テンプレートのみ | 独自の権限セットをカスタマイズして保存が可能 |
Google Search Consoleとの連携 | ー | ○ | ○ |
共有受信トレイのカスタムビュー | ー | アカウントあたり50件 | アカウントあたり600件 |
カスタムレポート | ー | 最大100件 | 最大500件 |
広告コンバージョンイベント | ー | 広告アカウントに対する最大50件の同期されたイベント | 広告アカウントに対する最大100件の同期されたイベント |
多言語コンテンツ | ー | ○ | ○ |
コラボレーションツール | ー | ○ | ○ |
計算プロパティー | ー | 5件の計算プロパティー | 200件の計算プロパティー |
ABMツールとオートメーション | ー | ○ | ○ |
標準的なコンタクトのスコアリング | ー | 5件のコンタクトスコアリング プロパティー利用可 |
25件のコンタクトスコアリング プロパティー利用可 |
動画のホスティングと管理 | ー | 最大50件の動画 | 最大50件の動画 |
オムニチャネルマーケティングの自動化 | ー | ワークフローは10件のチームで最大300件 | ワークフローは300件のチームで最大1,000件 行動イベントや予測リードスコアリングに対応 ワークフローの健全性モニタリング |
重複管理 | ー | ○ | ○ |
SEOアナリティクス | ー | ○ | ○ |
Salesforceとの連携 | ー | 500件のフィールドマッピング 10,000人のSalesforce担当者 1件のアカウント |
500件のフィールドマッピング 10,000人のSalesforce担当者 1件のアカウント |
取引と会社のスコアリング | ー | 合計5件の取引及び会社のスコアリングプロパティー | 合計5件の取引及び会社のスコアリングプロパティー |
プリセット | ー | 最大5件のプリセット | 最大100件のプリセット |
ターゲットアカウントホーム | ー | ○ | ○ |
コンタクト作成アトリビューション | ー | 最大10,000件の記録されたコンタクトとのコミュニケーションを追跡 | 最大10,000件の記録されたコンタクトとのコミュニケーションを追跡 |
キャンペーン管理 | ー | ○ | ○ |
チーム | ー | 最大10チーム | 最大300チームとチームを編成する複数の方法 |
動的なパーソナライズ | ー | ○ | HubDBテーブルを利用したEメールマーケティングコンテンツを含む |
キャンペーンレポート | ー | ポータルあたり1,000件のキャンペーン | ポータルあたり1,000件のキャンペーン |
マーケティングアセット比較レポート | ー | ○ | ○ |
WhatsApp連携 | ー | 1ヶ月あたりのコミュニケーションの上限1,000件 | 1ヶ月あたりのコミュニケーション上限1,000件 |
ログイン済み訪問者の識別 | ー | ○ | ○ |
ソーシャルメディア | ー | ・最大50件の接続済みアカウント ・1ヶ月あたり10,000件の投稿 ・最大3年先まで投稿スケジュールが可能 |
・最大300件の接続済みアカウント ・1ヶ月あたり10,000件の投稿 ・最大3年先まで投稿スケジュールが可能 |
コンテンツ戦略 | ー | ○ | ○ |
絞り込まれたアナリティクスビュー | ー | 最大25件の絞り込まれたアナリティクスビュー | 最大50件の絞り込まれたアナリティクスビュー |
A/Bテスト | ー | ○ | ○ |
関連付けラベル | ー | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル |
マルチタッチ収益アトリビューション | ー | ー | コンタクトあたり最大10,000件の記録されたコミュニケーションを追跡 |
Youtubeアナリティクス連携 | ー | ー | ○ |
シングルサインオン | ー | ー | ○ |
別のユーザーとしてログイン | ー | ー | ○ |
行動イベントトリガーおよびレポート | ー | ー | ○ |
サンドボックス | ー | ー | ○ |
コンテンツの承認 | ー | ー | ○ |
Salesforceカスタムオブジェクト同期 | ー | ー | アカウントあたり最大10件カスタムオブジェクトをマッピング |
チームを編成 | ー | ー | 最大300チーム |
フィールドレベル権限 | ー | ー | ○ |
HubDB | ー | ー | ○ |
カスタムオブジェクト | ー | ー | ○ |
カスタム行動イベント | ー | ー | ○ |
適応型テスト | ー | ー | 一度に最大5件のページバリエーションをテスト |
予想リードスコアリング | ー | ー | ○ |
カスタマージャーニーアナリティクス | ー | ー | 各レポートには最大7つのステージを含められる 上限は24ヶ月分のデータまたは1,500万件のイベント |
コンテンツやデータへのアクセスを制限 | ー | ー | ○ |
管理者通知の管理 | ー | ー | ○ |
Starterプランになれば、ランディングページやフォームなどの要素からHubSpotのロゴ削除、メール配信数などの上限数の引き上げ、メールとアプリ内のチャットサポートが利用できるため、デジタルマーケティングに取り組み始めたばかりの企業やハウスリスト数が少ない企業に向いています。
高度なレポートやソーシャルメディアをはじめとした本格的な機能が使えるようになるのは、Professionalからです。Starterプランとの大きな違いは、「オムニチャネルマーケティング自動化機能」でしょう。これは直観的なワークフロー機能やボット作成ツールを使用して、Eメールや広告などのキャンペーンを自動化する機能です。リードが価格ページにアクセスしたら、CRMで新しいセールスタスクを割り当てるなど、マーケティングとセールス全体の業務自動化も行えます。Professionalプランは、すでにWebマーケティングで成果を上げ、マーケティング活動のさらなる規模拡大を目指す成長中の企業におすすめです。
Enterpriseプランでは、リードのスコアと優先順位を判断する「予測リードスコアリング」や「カスタマージャーニーアナリティクス」などの機能が解放されます。そのため、大規模な顧客基盤を持ち、高度なマーケティング機能を求める企業に適したプランです。
HubSpot Sales Hubとは、営業活動の効率化を進めるためのツールです。セールスメールのテンプレート作成やミーティングカレンダーの作成、商談管理、見積もり作成などの機能が備わっています。
営業担当者がSales Hubを活用すれば、自動的に顧客データがCRMに蓄積されるため、顧客情報をまとめる時間の短縮化やリアルタイムの状況確認などが可能になります。
機能 | Starter | Professional | Enterprise |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,800円/月~ |
12,000円/月~ |
18,000円/月~ |
無料機能 | ○ | ○ | ○ |
必須フィールド | ○ | ○ | ○ |
1対1のテクニカルサポート | Eメール アプリ内チャット |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
繰り返しタスクとタスクキュー | ○ | ○ | ○ |
HubSpotが提供する電話番号 | 1件の電話番号 | 最大3件の電話番号 | 最大5件の電話番号 |
セールスコンテンツアナリティクス | ○ | ○ | ○ |
シンプルな自動化 | ○ | ○ | ○ |
目標 | 制限付き機能 | 制限付き機能 | 追加機能 |
コミュニケーションの自動割り当て | ○ | ○ | ○ |
コール | 500分 | 3,000分 | 12,000分 |
セールスオートメーション | 取引ステージの変更に基づくタスクやEメール通知の自動実行に対応 | ・10件のチームで最大300件のワークフローの高度なカスタマイズ ・見積もり承認ワークフロー |
・300件のチームで最大1,000件のワークフローの高度なカスタマイズ ・行動イベントや予測リードスコアリング、シーケンスの実行 ・見積もり承認ワークフローとワークフローの健全性モニタリング |
複数通貨対応 | 最大5種類の通貨 | 最大30種類の通貨 | 最大200種類の通貨 |
電子署名 | ー | 1ヶ月あたりユーザーごとに10件の署名 | 1ヶ月あたりユーザーごとに30件の署名 |
Stripeとの連携 | Stripeアカウントが必要 | Stripeアカウントが必要 | Stripeアカウントが必要 |
送信時刻の最適化 | ー | ○ | ○ |
ABMツールとオートメーション | ー | ○ | ○ |
1対1の動画メッセージ | ー | ○ | ○ |
計算プロパティー | ー | 5件の計算プロパティー | 200件の計算プロパティー |
重複管理 | ー | ○ | ○ |
ワークフロー拡張機能 | ー | ○ | ○ |
標準的なコンタクトのスコアリング | ー | 5件のコンタクトスコアリングプロパティーが利用可 | 25件のコンタクトスコアリングプロパティーが利用可 |
共有受信トレイのカスタムビュー | ー | アカウントあたり50件のカスタムビュー | アカウントあたり600件のカスタムビュー |
タスクカレンダー同期 | ー | ○ | ○ |
自動リードローテーション | ー | ○ | ○ |
カスタムレポート | ー | 最大100件のカスタムレポート | 最大500件のカスタムレポート |
ログイン済み訪問者の識別 | ー | ○ | ○ |
関連付けラベル | ー | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル | オブジェクト同士各ペア間の最大10件のラベル |
アカウントの概要 | ー | ○ | ○ |
シーケンス | ー | ・アカウントあたり5,000件のシーケンス、1ユーザーあたり一日最大500件のEメール送信 ・LinkedInアクションにはSales Navigatorの契約が必要 |
・アカウントあたり5,000件のシーケンス、1ユーザーあたり1日最大1,000件のEメール送信 ・LinkedInアクションにはSales Navigatorの契約が必要 ・ワークフローを使用してシーケンスをトリガーする機能 |
Salesforceとの連携 | ー | 500件のフィールドマッピング 10,000人のSalesforce担当者 1件のアカウント |
500件のフィールドマッピング 10,000人のSalesforce担当者 1件のアカウント |
取引と会社のスコアリング | ー | 合計5件の取引および会社のスコアリングプロパティーが利用可 | 合計5件の取引および会社のスコアリングプロパティーが利用可 |
セールスアナリティクス | ー | ○ | ○ |
ターゲットアカウントホーム | ー | ○ | ○ |
チーム | ー | 最大10チーム | 最大300チームとチームを編成する複数の方法 |
担当者の生産性パフォーマンス | ー | ○ | ○ |
プレイブック | ー | 最大5件のプレイブックを作成し、メモの追加が可能 | 最大5,000件のプレイブックを作成し、プロパティーの埋め込みやメモの追加が可能 |
フォーキャスト | ー | 既定およびカスタムのフォーキャストとレポート | チーム階層にわたるフォーキャスト |
プリセット | ー | 最大5件のプリセット | 最大100件のプリセット |
コール文字起こしとコーチング | ー | 通話の検索、確認、通話に対するコメントが可能 アカウントあたり1ヶ月ごとに750時間の文字起こしが使用可能 |
通話の検索、確認、通話に対するコメントが可能 アカウントあたり1ヶ月ごとに1,500時間の文字起こしが使用可能 |
コミュニケーションインテリジェンス | ー | ー | ○ |
シングルサインオン | ー | ー | ○ |
フィールドレベル権限 | ー | ー | ○ |
Salesforceカスタムオブジェクト同期 | ー | ー | アカウントあたり最大10件のカスタムオブジェクトをマッピング |
カスタム目標 | ー | ー | 最大50件のカスタム目標 |
チームを編成 | ー | ー | 最大300チーム |
カスタムオブジェクト | ー | ー | 最大10件のオブジェクト定義と500,000件のレコード |
予測リードスコアリング | ー | ー | ○ |
管理者通知の管理 | ー | ー | ○ |
取引分割 | ー | ー | ○ |
サンドボックス | ー | ー | アカウントあたり1つのサンドボックス |
経営収益の追跡 | ー | ー | ○ |
Starterプランに加入することで、取引がセールスパイプラインを進むときにタスクや通知の自動化、HubSpotアカウント内からの通話時間の上限の引き上げなどができます。営業活動を効率化する基本的な機能が備わっているため、営業活動の基盤の構築を目指すスタートアップや中小企業におすすめです。
Professionalプランから、より高度な機能を活用できます。例えば、「フォーキャスト」は決められた期間内における目標を達成できるかどうかを予測。また、アプローチやフォローアップなどのタスクの自動化、Salesforceとの連携、詳細な分析なども可能になります。営業チームがリードに優先順位をつけ、フォローアップ作業を自動化できるため、営業活動の拡大や生産性の向上を目指す企業に適したプランです。
Enterpriseプランでは、Professionalプランの機能に加えて、「チームの整理」や「予測リードスコアリング」などが含まれます。大規模な営業チームを抱える企業や営業プロセスが複雑な企業におすすめです。
HubSpot Service Hubは、顧客に最速で、課題を解決するための情報を届けるための機能を備えたプラットフォームです。
顧客が自己解決できる環境を作るナレッジベースやチャットボット、シームレスなコミュニケーションを実現するチケット管理、顧客の本音を集めるアンケート機能などがあります。
これらの機能を活用することで、カスタマーサービス業務の効率化やCRMに蓄積された顧客情報を基に顧客一人一人に適した回答を迅速に提供できるようになるのです。
機能 | Starter | Professional | Enterprise |
---|---|---|---|
月間料金 | 1,800円/月~ | 12,000円/月~ | 15,600円/月~ |
1対1のテクニカルサポート | Eメール アプリ内チャット |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
HubSpotが提供する電話番号 | 1件の電話番号 | 最大3件の電話番号 | 最大5件の電話番号 |
必須フィールド | ○ | ○ | ○ |
繰り返しタスクとタスクキュー | ○ | ○ | ○ |
シンプルなチケットの自動化 | ○ | ○ | ○ |
Eメールとアプリ内のチャットサポート | ○ | ○ | ○ |
複数通貨対応 | 最大5種類の通貨 | 最大30種類の通貨 | 最大200種類の通貨 |
権限セット | 権限テンプレートのみ | 権限テンプレートのみ | 独自の権限セットをカスタマイズし保存可能 |
コール | 500分 | 3,000分 | 12,000分 |
コミュニケーションの自動割り当て | ○ | ○ | ○ |
チケットの割り当て | ー | ワークフローは10件のチームで最大300件 | ワークフローは300件のチームで最大1,000件 行動イベントや予測スコアリングに対応 ワークフロー健全性モニタリング |
動画のホスティングと管理 | ー | 最大50件の動画 | 最大50件の動画 |
共有受信トレイのカスタムビュー | ー | アカウントあたり50件のカスタムビュー | アカウントあたり600件のカスタムビュー |
チーム | ー | 最大10チーム | 最大300チームとチームを編成する複数の方法 |
計算プロパティー | ー | 5件の計算プロパティー | 200件の計算プロパティー |
重複管理 | ー | ○ | ○ |
ナレッジベースのシングルサインオン | ー | ○ | ○ |
フォーキャスト | ー | 既定およびカスタムのフォーキャストとレポート | チーム階層にわたるフォーキャスト |
カスタムレポート | ー | 最大100件のカスタムレポート | 最大500件のカスタムレポート |
WhatsApp連携 | ー | 1ヶ月あたりのコミュニケーション上限1,000件 | 1ヶ月あたりのコミュニケーションの上限1,000件 |
目標 | ー | 制限付き機能 | 追加機能 |
チャット後のフィードバック | ー | ○ | ○ |
ナレッジベース(多言語) | ー | 最大2,000件の記事が含まれる1つのナレッジベース | それぞれ最大2,000件の記事が含まれる5つのナレッジベース |
サービスアナリティクス | ー | ○ | ○ |
インサイトダッシュボード | ー | ○ | ○ |
タスクカレンダー同期 | ー | ○ | ○ |
ヘルプデスクのオートメーション | ー | ワークフローは10件のチームで最大300件 | ワークフローは300件のチームで最大1,000件 行動イベントや予測リードスコアリング、シーケンスの自動実行 ワークフローの健全性モニタリング |
標準的なコンタクトのスコアリング | ー | 5件のコンタクトスコアリングプロパティー | 25件のコンタクトスコアリングプロパティー |
受信トレイでの対応状況表示 | ー | ○ | ○ |
関連付けラベル | ー | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル |
顧客フィードバックアンケート | ー | NPSアンケート:50件 CESアンケート:50件 CSATアンケート:100件 |
NPSアンケート:50件 CESアンケート:50件 CSATアンケート:100件 |
プレイブック | ー | 最大5件のプレイブックを作成し、メモの追加が可能 | 最大5,000件のプレイブックを作成 プロパティーの埋め込みやメモの追加が可能 |
シーケンス | ー | アカウントあたり5,000けんのシーケンス 1ユーザーあたり1日最大500件のEメール送信 |
アカウントあたり5,000件のシーケンス 1ユーザーあたり1日最大1,000件のEメール送信 ワークフローを使用してシーケンスをトリガーする機能 |
Salesforceとの連携 | ー | 500件のフィールドマッピング 10,000人のSalesforce担当者 1件のアカウント |
500件のフィールドマッピング 10,000人のSalesforce担当者 1件のアカウント |
カスタムアンケート | ー | 100件のカスタムアンケート | 100件のカスタムアンケート |
ログイン済み訪問者の識別 | ー | ○ | ○ |
プリセット | ー | 最大5件のプリセット | 最大100件のプリセット |
1対1の動画メッセージ | ー | ○ | ○ |
SLA | ー | ○ | ○ |
カスタマーポータル | ー | ○ | ○ |
コール文字起こしとコーチング | ー | 通話の検索、確認、通話に対するコメント アカウントあたり1ヶ月ごとに750時間の文字起こし |
通話の検索、確認、通話に対するコメント アカウントあたり1ヶ月ごとに1,500時間の文字起こし |
コミュニケーションインテリジェンス | ー | ー | ○ |
カスタム目標 | ー | ー | 最大50件のカスタム目標 |
ウェブチャットの対応量制限 | ー | ー | 最大99件の有効なチャット |
サンドボックス | ー | ー | アカウントあたり1つのサンドボックス |
カスタムオブジェクト | ー | ー | 最大10件のオブジェクト定義と500,000件のレコード |
管理者通知の管理 | ー | ー | ○ |
経営収益の追益 | ー | ー | ○ |
Salesforceカスタムオブジェクト同期 | ー | ー | アカウントあたり最大10件のカスタムオブジェクトをマッピング |
別のユーザーとしてログイン | ー | ー | ○ |
チームを編成 | ー | ー | 最大300チーム |
シングルサインオン | ー | ー | ○ |
フィールドレベル権限 | ー | ー | ○ |
Starterプランになれば、ウェブチャットとミーティング設定からのHubSpotロゴの削除、受信したチャットやEメールの自動割り当て、受信トレイに入ってくる問い合わせからチケットの自動作成ができます。顧客からの問い合わせの管理やリソース・販促資料をまとめたライブラリーの作成などができるため、カスタマサポートに取り組み始めたばかりの企業や顧客基盤が小さい企業におすすめです。
Professional以上では、さらなる業務の効率化に加えて、ナレッジベースの作成や4種類の顧客アンケート作成など、顧客が課題解決できる環境づくりとフィードバックを受ける仕組みの構築が可能です。多数の顧客を抱える企業や顧客との長期的な関係性の構築が重要なSaaS企業はProfessionalプランが向いています。Enterpriseプランは、多くのカスタマーサポートチームを抱える大規模な企業向けです。
HubSpot CMS Hubとは、ウェブサイトページや動的ページなどの構築ができるプラットフォームです。WordPressや他のCMSとの違いは、CMS Hubは「マーケターが顧客と向き合う時間を増やせる」ことです。
HubSpotには、マーケティングやセールスなどの主要ツールが備わっているため、CMS Hubの活用により、他ツールとのデータ連携をする必要がなくなります。また、HubSpot社は世界最高水準のセキュリティ体制を保持しているのも特徴です。
この2つの特徴により、マーケターはセキュリティやデータ連携の問題から解放され、より顧客に向き合えるようになります。
機能 | Starter | Professional | Enterprise |
---|---|---|---|
月間料金 | 1,800円/月~ (1名分のコアシート) |
48,000円/月~ (3名分のコアシート) |
144,000円/月~ (5名分のコアシート) |
1対1のテクニカルサポート | Eメール アプリ内チャット |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
権限セット | 権限テンプレートのみ | 権限テンプレートのみ | 独自の権限セットをカスタマイズして保存 |
必須フィールド | ○ | ○ | ○ |
パーソナライズトークン | ○ | ○ | ○ |
URLマッピング | ○ | ○ | ○ |
CTA | カスタムターゲティングの利用はできない | カスタムターゲティングの利用可 | カスタムターゲティングの利用 |
複数通貨対応 | 最大5種類の通貨 | 最大30種類の通貨 | 最大200種類の通貨 |
プリセット | ー | 最大5件のプリセット | 最大100件のプリセット |
重複管理 | ー | ○ | ○ |
SEOアナリティクス | ー | ○ | ○ |
A/Bテスト | ー | ○ | ○ |
HubDBを使用した動的コンテンツ | ー | ○ | ○ |
コンタクト作成アトリビューション | ー | 最大10,000件の記録されたコンタクトとのコミュニケーションを追跡 | 最大10,000件の記録されたコンタクトとのコミュニケーションを追跡 |
パスワード保護されたページ | ー | ○ | ○ |
チーム | ー | 最大10チーム | 最大300チームとチームを編成する複数の方法 |
カスタムレポート | ー | 最大100件のカスタムレポート | 最大500件のカスタムレポート |
動的なパーソナライズ | ー | 制限付き機能 | 追加機能 |
サイトツリー | ー | ○ | ○ |
計算プロパティー | ー | 5件の計算プロパティー | 200件の計算プロパティー |
スマートコンテンツおよびレポート | ー | ○ | ○ |
動画のホスティングと管理 | ー | 最大50件の動画 | 最大50件の動画 |
共有受信トレイのカスタムビュー | ー | アカウントあたり50件のカスタムビュー | アカウントあたり600件のカスタムビュー |
Google Search Consoleとの連携 | ー | ○ | ○ |
コンテンツステージング | ー | ○ | ○ |
標準的なコンタクトスコアリング | ー | 5件のコンタクトスコアリングプロパティーが利用可能 | 25件のコンタクトスコアリングプロパティーが利用可能 |
Salesforceとの連携 | ー | 500件のフィールドマッピング 10,000人のSalesforce担当 1件のアカウント |
500件のフィールドマッピング 10,000人のSalesforce担当者 1件のアカウント |
絞り込まれたアナリティクスビュー | ー | 最大25件の絞り込まれあアナリティクスビュー | 最大50件の絞り込まれたアナリティクスビュー |
関連付けラベル | ー | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル |
ログイン済み訪問者の識別 | ー | ○ | ○ |
コンテンツ戦略 | ー | ○ | ○ |
サンドボックス | ー | ー | アカウントあたり1つのサンドボックス |
適応型テスト | ー | ー | 一度に最大5件のページバリエーションをテスト |
コードアラート | ー | ー | ○ |
コンテンツへのアクセス制限 | ー | ー | ○ |
管理者通知の管理 | ー | ー | ○ |
メンバーシップ | ー | ー | ○ |
アクティビティーの記録 | ー | ー | ○ |
ウェブアプリ | ー | ー | ○ |
チームを編成 | ー | ー | 最大300チーム |
ウェブサイトのパフォーマンス監視 | ー | ー | ○ |
追加のルートドメイン | ー | ー | コアドメインに加えて9個のルートドメイン |
別のユーザーとしてログイン | ー | ー | ○ |
シングルサインオン | ー | ー | ○ |
カスタムオブジェクト | ー | ー | 最大10件のオブジェクト定義と500,000件のレコード |
コンテンツの承認 | ー | ー | ○ |
フィールドレベル権限 | ー | ー | ○ |
リバースプロキシー設定 | ー | ー | ○ |
Salesforceカスタムオブジェクト同期 | ー | ー | アカウントあたり最大10件のカスタムオブジェクトをマッピング |
無料プランからStarterプランにすることで、ウェブサイトテーマやドラッグ&ドロップエディターなどの機能が利用できます。無料あるいはStarterプランで、多くの企業のウェブサイトの必須要件を満たせるため、これからコンテンツマーケティングに取り組む企業、もしくは取り組み始めたばかりの企業におすすめです。
Professionalプランからは、SEOアドバイスやA/Bテストなどの豊富な機能が使えます。特に、CMS Hubならではの特徴は「スマートコンテンツ」でしょう。これはCRMのデータを基に、訪問者に合わせたコンテンツを表示する機能です。コンテンツマーケティングに注力し、パーソナライズしたWeb体験を提供したい企業に向いています。
外部サーバーとの連携や会員サイトの構築などがしたい場合は、最上位のEnterpriseプランがおすすめです。
HubSpot Operation Hubとは、異なるシステム同士を円滑に連携するためのプラットホームです。自社内で複数のSaaSアプリケーションを使用すると、同じデータの複数回入力やデータ加工・移行の手間、最新データが反映されるまでのタイムラグなどの問題が発生します。
Operations Hubは、このような問題を解決します。
機能 | Starter | Professional | Enterprise |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,800円/月~ (1人分のコアシート) |
96,000円/月~ (1人分のコアシート) |
240,000円/月~ (1人分のコアシート) |
権限セット | 権限テンプレートのみ | 権限テンプレートのみ | 独自の権限セットをカスタマイズして保存 |
1対1のテクニカルサポート | Eメール アプリ内チャット |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
Eメール アプリ内チャット 電話サポート |
カスタムフィールドマッピング | ○ | ○ | ○ |
必須フィールド | ○ | ○ | ○ |
スケジュール済みワークフロートリガー | ー | ○ | ○ |
データの健全性トレンド | ー | ○ | ○ |
データ品質コマンドセンター | ー | ○ | ○ |
データ品質管理オートメーション | ー | ○ | ○ |
関連付けラベル | ー | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件ラベル | オブジェクト同士の各ペア間の最大10件ラベル |
Webhook | ー | ○ | ○ |
AIを利用したデータ書式設定の関する推奨 | ー | ○ | ○ |
計算プロパティー | ー | 5件の計算プロパティー | 200件の計算プロパティー |
標準的なコンタクトのスコアリング | ー | 5件のコンタクトスコアリングプロパティー | 25件のコンタクトスコアリングプロパティー |
プリセット | ー | 最大5件のプリセット | 最大25件のプリセット |
プログラマブルオートメーション | ー | ○ | ○ |
一括重複管理 | ー | ○ | ○ |
カスタムレポート | ー | 最大3,100件のカスタムレポート | 最大3,500件のカスタムレポート |
取引と会社スコアリング | ー | 合計5件の取引及び会社のスコアリングプロパティー | 合計5件の取引及び会社のスコアリングプロパティー |
別のユーザーとしてログイン | ー | ー | ○ |
シングルサインオン | ー | ー | ○ |
サンドボックス | ー | ー | アカウントあたり一つのサンドボックス |
Salesforceカスタムオブジェクト同期 | ー | ー | アカウントあたり最大10件のカスタムオブジェクトをマッピング |
Snowflakeデータ共有 | ー | ー | ○ |
カスタムオブジェクト | ー | ー | 最大20件のオブジェクト定義と合計1,000,000件のオブジェクトレコード |
詳細な権限 | ー | ー | ○ |
データセット | ー | ー | 最大50件のデータセット |
フィールドレベル権限 | ー | ー | ○ |
管理者通知の管理 | ー | ー | ○ |
詳細なデータ計算と準備 | ー | ー | プロパティー、演算子、関数の組み合わせを使用してデータセットあたり最大20件の派生フィールド |
無料プランでも既存のデータの双方向の同期ができますが、有料プランになることで「カスタムフィールドマッピング」や「フィルタリング」などの高度な同期処理を利用できます。Starterプランは業務プロセスの最適化と自動化を検討している企業におすすめです。
Professionalプランからは、業務プロセスの自動化をする「プログラマブルオートメーション」の活用が可能です。シンプルなインターフェースで直観的な操作ができるほか、JavaScriptやPythonで高度な操作も行えます。あらゆる反復作業を自動化し、摩擦のない顧客体験の提供を目指す企業に最適なプランです。
Enterpriseのみで使える「データセット」は、レポート作成時に使用頻度の高い加工データを定義し、いつでも迅速に引き出せるよう準備する機能です。すぐにレポート作成ができるため、生産性の高い業務に注力できます。Enterpriseはユーザー管理やチーム編成機能なども備えている点を踏まえると、複数のオペレーションチームや高度な自動化ニーズがある企業におすすめです。
これまでに見てきたプランのほか、お得なCRM Suiteというプランも用意されています。ここからは、CRM Suiteの特徴や料金プラン、おすすめなケースを見ていきましょう。
CRM Suiteとは、マーケティング・セールス・サービス・CMS・オペレーションの機能を備える包括的なプランです。Marketing HubとSales HubのStarterプランのように、各プランを組み合わせるよりも、CRM Suiteの方が割安、かつ、より多くの機能を使えます。
CRM Suiteの料金プランは以下の通りです。(※2024年3月時点)
Starter | Professional | Enterprise |
---|---|---|
1,800円/月~ |
144,000円/月~ | 480,000円/月 |
1人分のコアシート | 3人分のコアシート 1人分のSalesシート 1人分のServiceシート |
5人分のコアシート 1人分のSalesシート 1人分のServiceシート |
追加のコアシート 1,800円 |
追加のコアシート 6,000円 |
追加のコアシート 9,000円 |
HubSpotの複数製品を導入する場合は、CRM Suiteがおすすめです。言い換えれば、複数部門の連携を強化し、一貫した顧客体験を提供したい企業に向いています。
HubSpot導入時には、下記オプション料金も考慮しなければいけません。
各オプション料金の詳細を見ていきましょう。
マーケティングコンタクトとは、Marketig Hubにおける「マーケティング活動においてEメール送信や広告のターゲティングの対象となるコンタクト」のことです。Marketing Hubの各プランには、以下のコンタクトが含まれています。
例えば、Starterプランで1,001件目のマーケティングコンタクトが発生したとき、追加課金の対象となります。獲得リード数に応じて、プランのアップグレードをするのか、それとも追加コンタクトを課金するのか選択しなければいけません。
≪関連記事≫
・HubSpotマーケティングコンタクトとは?請求対象・対象外への設定方法、料金プランごとの違いや注意点などをわかりやすく解説
API上限数の引き上げをすれば、HubSpotアカウントと連携したサービスの要件に合わせ、1日に100万回までAPI呼び出しの回数を増やせます。
HubSpotの導入を検討しているものの、「適切に導入できるだろうか」「うまく活用できないかも」と不安を抱えている方はいるでしょう。HubSpotはできることが多いですが、適切に使いこなさなければ、期待した成果にはつながりません。
HubSpotはインバウンドコンサルティングやテクニカルコンサルティング、導入支援などのプログラムを用意しております。また、HubSpot社公認のパートナーに導入・活用支援を依頼するという手もあります。
料金プラン検討時には、支払方法とサポート制度にも注意しましょう。
HubSpotのProfessionalまたはEnterpriseプランを新規で導入する場合、必須でHubSpot導入支援を受ける必要があります。例えばMarketing HubのProfessionalプランを導入する際は36万円、Enterpriseプランを導入する際は72万円になります。
導入支援はHubSpot社またはHubSpot正規代理店どちらか選択することが可能です。HubSpot正規代理店の導入支援は初期設定の代行を依頼できるケースがあるため、社内にリソースがないといった場合におすすめです。自社が求めている導入支援を社内で検討した上で決断することをお勧めします。
有料プランになることで、Eメールとアプリ内のチャットサポート、Professionalからは電話でのサポートも利用できます。
また、プランによってサポートやトレーニングのレベル・範囲が異なる点にも注意が必要です。例えば、Sales Hubの導入支援において既存CRMからのデータ移行に関するコンサルティングを利用できるのは、Enterpriseプランのみです。
ここまでHubSpotの料金プランを見てきましたが、「結局、自社に最適なプランはどれなの?」と思われる方は多いでしょう。そこでここからは、自社に最適な料金プランを選ぶポイントを解説します。
まずはHubSpotで解決したい課題や自社ニーズ、使用ユーザーなどを明確にします。
上記の定義を明確にすれば、目標や戦略などのビジネスニーズに合った料金プランを選定できます。
課題を解決できる機能とプランを比較します。Marketing Hubを例に見ていきましょう。
少ないリード数が課題であれば、基本的な集客機能を使えるStarterプランで十分かもしれません。対して、十分なリード数を獲得できていながらも商談化率が低い場合は、リードスコアリングやABMなどを使えるProfessionalもしくはEnterpriseが向いています。
各プランにおける機能を比較して、自社に適したものを選びましょう。
HubSpotの導入にあたり、何から手を付けるべきなのか悩む方は多いでしょう。HubSpotは、導入支援や従業員を対象にしたソフトウェアトレーニング、コンサルティングなどのカスタマーサポートメニューを用意しています。自社の状況を踏まえて、必要なカスタマサポートとトレーニングを確認してください。
無料版では、各製品の基本機能を活用できます。また、各製品群においてStarterプラン(Marketing HubのみProfessionalプラン)の14日間の無料トライアルも用意されています。事前に無料版とトライアルを活用することで、自社に必要な機能を洗い出し、プラン選びの失敗リスクを大幅に軽減できます。
HubSpotパートナーに相談をして、自社ニーズや課題に合ったプランを提案してもらうという方法もあります。株式会社100(ハンドレッド)も無料で料金プランに関する相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
≪関連記事≫
・HubSpotのパートナー制度とは?おすすめの認定パートナー一覧や、依頼メリット、プログラム制度をわかりやすく解説
HubSpotは複数の料金プランを提供していますが、まずは無料プランと14日間の有料プランのトライアルを試し、操作性や自社に必要な機能などを確認してください。その際は、管理職だけがツールを試すのではなく、実際に使用する現場のメンバーの声を尊重することが重要です。
また、料金プランの選定時には自社の課題やニーズ、ゴールなどの把握が非常に必要です。ゴールや具体的なニーズ課題が不明確なまま導入しようとすると、最適な料金プランを選定することができません。また、ツールの導入が目的となってしまい定着化が難しくなるでしょう。
自社の目標を明確に定義した上で必要な機能を洗い出すことが必要です。もし料金プランの選定でお困りの際はお気軽に100(ハンドレッド)にご相談ください。HubSpotのエキスパートとして、貴社のニーズ課題を踏まえたうえで最適な料金プランをご提案いたします。