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【2024年最新版】HubSpot料金プラン解説 無料プランと有料プランの比較、自社に最適なプラン選定方法を紹介

 

HubSpot料金プランの無料と有料の違い、無料でできること、自社に最適なプラン選定方法をわかりやすく解説

現在のデジタル化の時代、効果的なCRMシステムを活用することがビジネスの成功、成長に非常に重要です。しかし、膨大なCRMシステムの中から自社に適したツール、プランを選定することは容易ではありません。

HubSpotは数あるCRMシステムの中でも、有名で世界中で多くの企業に利用されています。スタートアップから大企業までそれぞれのニーズや企業規模に合わせて複数の料金プランを用意しており、自社にあったプランを選定することがシステムを定着させるために重要です。オーバースペックだと使いこなせずに無駄な支出を払うことになり、アンダースペックだと実現したいことができないといった問題が生じます。

本記事では、HubSpotの料金プランの違い、無料プランでできること、自社に最適なプランの選定方法などわかりやすく解説していきます。料金プラン選定の際に是非参考にしてみてください。

HubSpot料金プランとは?

HubSpotは、マーケティング・セールス・カスタマーサービス・CMS・オペレーションの5つの製品群からなるCRMプラットフォームです。各製品には、無料プラン+3つの有料プランがあり、プランによって使用できる機能が異なります。自社に最適なプランを選定するためにも、まずはHubSpot製品群と料金プランの全体像を見ていきましょう。

HubSpot製品群全体像

画像参照:HubSpot

HubSpotは、CRM(顧客管理システム)を基盤とし、以下5つの製品が含まれています。

  • Marketing Hub:インバウンドマーケティングに特化したツール。リードを創出して、顧客へと転換するために必要な機能がそろっている
  • Sales Hub:営業サイクルの短縮と成約率の向上を可能にするツール
  • Service Hub:顧客サービスとサポートの向上をして、優れた顧客体験の提供を目的としたツール
  • CMS Hub:ウェブサイトを構築・管理する拡張性の高いコンテンツ管理システム
  • Operations Hub:データの連携や整理、ビジネスプロセスの自動化など業務全体の効率化を目的としたツール

≪関連記事≫
HubSpotとは?多くの企業で活用されているHubSpotは何ができるのか?製品群や機能、料金、メリットなどわかりやすく解説!

 

HubSpotの料金プランを理解する上で重要な「シート」とは?

HubSpot社は2024年3月5日より新しい料金形体を適応しました。この価格変更の中で一番大きな変更点は新しい「シート」の導入です。現在「表示のみシート」、「コアシート」、「SalesシートとServiceシート」それぞれ3つのシートが提供されています。これらのシートの違いを理解することが、HubSpot導入時に非常に重要になります。下記にそれぞれのシートの違いをまとめました。

HubSpot 3つのシートの違い

HubSpot料金プラン全体像

HubSpotの各製品群には、無料プランと有料プランがあります。無料プランは基本機能を提供しており、コストをかけずにプラットフォームの使用を開始できます。ただし無料プランを利用できるのは最大5ユーザーまでになります。

一方、有料プランでは、より高度な機能と追加ツールが提供され、マーケティング・セールス・カスタマーサービスなどの業務効率化や最適化を支援します。

以下は、2024年3月時点でのHubSpot料金プラン全体像を示した表です。なおHubSpotはSaaS製品のため、料金プランと機能は定期的に変化します。最新の料金プランは、HubSpot公式サイトを確認するか、100社までお問い合わせください。

※2024年3月5日より最新の料金体系が適応されました。
詳しい情報はHubSpot社公式のページをご確認ください。

 

製品名 プラン 月額料金(年額支払い)
HubSpot CRM 無料 無料
Marketing Hub 無料、Starter、Professional、Enterprise Starter:1,800円~
Professional:106,800円~ (コアシート3名分)
Enterprise:432,000円~ (コアシート5名分)
Sales Hub 無料、Starter、Professional、Enterprise Starter:1,800円~
Professional:12,000円~
Enterprise:18,000円~
Service Hub 無料、Starter、Professional、Enterprise Starter:1,800円~
Professional:12,000円~
Enterprise:15,600円~
CMS Hub 無料、Starter、Professional、Enterprise Starter:1,800円~
Professional:48,000円~(コアシート3名分)
Enterprise:144,000円(コアシート5名分)
Operations Hub 無料、Starter、Professional、Enterprise Starter:1,800円
Professional:96,000円(コアシート1名分)
Enterprise:240,000円(コアシート1名分)

 

HubSpot無料版でできることとは?

それでは、HubSpotの無料版ではどのような機能を使えるのでしょうか。ここからは、各製品群の無料プランの詳細を解説します。基本的にどの製品においても、無料プランでは高度な自動化はできません。なお、CRMは完全無料で活用できます。

HubSpot無料版 Marketing Hub

機能 概要
マーケティング イベント オブジェクト
ウェブチャット HubSpot ロゴ付き
ランディングページ 制限付き
フォームの自動化 フォームあたり1件の自動配信メール
フォーム 制限付き
リストのセグメンテーション 5件の動的リスト
1,000件の静的リスト
その他の制限
ユーザー管理
ウェブサイトのトラフィック分析 標準ウェブアナリティクスダッシュボード
カスタムプロパティー 合計10件のカスタムプロパティー
リターゲティング広告 全ての広告タイプを使用可
2件のオーディエンス
チームの共有アドレス
カスタムユーザー権限
広告管理 全ての広告タイプを使用可
シンプルなウェブサイトオーディエンスのみ
Eメールマーケティング 1ヶ月あたりのEメール送信件数:2,000件(HubSpotロゴ付き)
サブドメインと国別コード
トップレベルドメインの利用
1つのルートドメイン上に、1つのサブドメインと1つのCCTLD
多言語コンテンツの作成 HubSpotがサポートする最大3つの言語でウェブサイトページとブログ記事の多言語バージョンを作成可能
ランディングページの利用は不可
Eメールの健全性レポート 制限付き機能
標準SSL証明書
HubSpotモバイルアプリ
モバイル最適化 コンテンツはEメールのみに制限
レポートダッシュボード 最大3件のダッシュボード
ダッシュボードあたりそれぞれ10件のレポート
チャットボット 制限付き機能
SEO推奨(アドバイス) 基本的なアドバイス
Eメール返信トラッキング
Eメールの自動返信 1件の自動化されたアクション
共有受信トレイ 1件の受信トレイに制限
Facebook Messanger連携 シンプルなメッセージと簡単な返信の送受信が可能
ブログ 1件のブログ(HubSpotロゴ付き)

HubSpot Marketing Hub無料プランでは、ブログやEメールなどのインバウンドマーケティングにおける基本機能を利用できます。例えば、見込み客を引き付けるウェブサイトを構築し、メールやチャットボットを通してリードとコミュニケーションをとれます。

HubSpot無料版 Sales Hub

機能 概要
カスタムプロパティー 合計10件のカスタムプロパティー
マーケティングイベントオブジェクト
1対1のEメール HubSpotのロゴ付き
Facebook Messanger連携 シンプルなメッセージと簡単な返信の送受信
リストのセグメンテーション ・5件の動的リスト
・1,000件の静的リスト
・その他の制限
ユーザー管理
チケットパイプライン アカウントあたり1件のチケットパイプライン
電話拡張SDK
Eメール送信トラッキング
チケット管理
スニペット 最大5件のスニペット
レポート・ダッシュボード ・最大3件のダッシュボード
・ダッシュボードあたりそれぞれ10件のレポート
カスタムユーザー権限
Slack連携
モバイル受信トレイ
チャネルの切り替え
チームの共有アドレス
チャットボット 制限付き
Eメールの健全性レポート 制限付き
ミーティング設定 ・最大1件の個人ミーティングリンク
・HubSpotロゴ付き
HubSpotモバイルアプリ
Eメール追跡&通知 毎月200件の通知
ドキュメント アカウントあたり最大5件のドキュメント
Eメールテンプレート 5件のテンプレート
Eメールのスケジュール設定
共有受信トレイ 1件の受信トレイ
ウェブチャット HubSpotロゴ付き

Sales Hubの無料プランの特徴は、制限付きながらも豊富なメール機能を活用できることです。例えば、「Eメールテンプレート」を使えば、1対1のセールスメールでよく使う内容をテンプレートとして登録可能。「ドキュメント」では、見込み客と簡単に共有できる営業資料のライブラリの構築ができます。

Slackと連携すれば、タスクの作成や通知の受信などSlack上で行えるため、ツールを切り替える必要はありません。一方で、テンプレートの作成可能数やEメール追跡数などの上限数が低いため、リード数が多くなったら有料プランへの切り替えを検討しましょう。

HubSpot無料版 Service Hub

機能 概要
カスタムプロパティー 合計10件のカスタムプロパティー
リストのセグメンテーション ・5件の動的リスト
・1,000件の静的リスト
・その他の制限
Eメールテンプレート 5件のテンプレート
電話拡張SDK
製品ライブラリー 最大100件の製品
チケットパイプライン アカウントあたり1件のチケットパイプライン
Eメール返信トラッキング
チケット管理
1対1のEメール HubSpotロゴ付き
Eメール追跡&通知 毎月200件の通知
レポートダッシュボード ・最大3件のダッシュボード
・ダッシュボードあたりそれぞれ10件のレポート
カスタムユーザー権限
モバイル受信トレイ
スニペット 最大5件のスニペット
チャネルの切り替え
チャットボット 制限付き機能
Eメールの健全性レポート 制限付き機能
チーム共有アドレス
Slackとの連携
HubSpotモバイルアプリ
ミーティング機能 ・最大1件の個人ミーティングリンク
・HubSpotロゴ付き
ドキュメント アカウントあたり最大5件のドキュメント
ユーザー管理
Eメールのスケジュール設定
ウェブチャット HubSpotロゴ付き
共有受信トレイ 1件の受信トレイ

Service Hub無料プランには、顧客とのコミュニケーションを改善し、顧客満足度を高めるのに役立つ基本機能がそろっています。「共有受信トレイ」により、複数のメンバーが1つの受信トレイから顧客からの問い合わせを確認し、迅速に顧客対応を行えます。

「ドキュメント機能」では、重要な情報や一般的な質問に対する回答を提供するナレッジベースの作成が可能です。

しかし、自動化や高度な分析機能がなければ、ナレッジベースの作成数なども限られているため、顧客基盤が大きい企業や成長中の企業は、最適な顧客体験を届けるためにも、有料プランの利用を検討しましょう。

HubSpot無料版 CMS Hub

機能 概要
レポートダッシュボード ・最大3件のダッシュボード
・ダッシュボードあたりそれぞれ10件のレポート
ドラッグ&ドロップエディター
Facebook Messanger連携 シンプルなメッセージと簡単な返信の送受信
ランディングページ 制限付き制限
デザインマネージャー
Apexホスティングとリダイレクト
カスタムドメインを接続
99.99%の稼働時間を測定
アプリおよびアセットのマーケットプレイス 互換性のあるアプリとテーマ
ローカル環境でのウェブ開発
リストのセグメンテーション ・5件の動的リスト
・1,000件の静的リスト
・その他の制限
広告管理 ・全ての広告タイプを利用可
・シンプルなウェブサイトオーディエンスのみ
モバイル最適化
多言語コンテンツの作成 HubSpotがサポートする最大3つの言語でWebサイトページとブログ記事の多言語バージョンの作成が可能(LPでは使用不可)
自動生成されたXMLサイトマップ
ウェブアプロケーションファイアウォール(WAF)
Webサイトページ ・最大25件のWebサイトページ
・動的コンテンツは利用不可
・HubSpotロゴ付き
・ファビコンのカスタマイズ不可
カスタムドメインセキュリティー設定
ブログエクスポート/インポート
SEO推奨(アドバイス) 基本的な推奨
標準SSL証明書
チャットボット 制限付き機能
HubSpotモバイルアプリ
フォーム 制限付き機能
ウェブサイトのトラフィック分析 標準ウェブアナリティクスダッシュボード
サイトのエクスポート
Webサイト構造のインポート
ウェブチャット HubSpotロゴ付き
ブログ ・1件のブログ
・HubSpotロゴ付き
Eメールマーケティング 1ヶ月あたりのEメール送信件数:2,000件
詳細メニュー ・Webサイトページとブログ記事に適用可能
・ランディングページは利用不可
共有受信トレイ 1件の受信トレイに制限
コンテンツ配信ネットワーク(CDN)
プレミアムホスティング
ブログのビルトインAMP(Accelerated Mobile Pages)のサポート
サブドメインと国別コード トップレベルドメインの利用 1つのルートドメイン上に、1つのサブドメインと1つのCCTLD
無休体制のセキュリティー監視と脅威検出

CMS Hubの無料版では、ウェブサイトのテンプレートを活用しながら、ドラッグ&ドロップ操作で基本的なウェブサイトやブログを構築できます。しかし、HubSpotのロゴがウェブページ上に表示されるため、企業が認知拡大やブランディング、リード獲得などを目的にする場合は、有料プランへのアップグレードを検討しましょう。

HubSpot無料版 Operations Hub

機能 概要
カスタムプロパティー 合計10件のカスタムプロパティー
取引
会社
ユーザー管理
製品ライブラリー 既定のフィールドマッピングを使用可能
Eメールの健全性レポート 制限付き機能
既存データ同期
マーケティングイベントオブジェクト
コンタクト管理
アプリマーケットプレイスとの連携
タスクとアクティビティー
チケット管理
データ同期
リストのセグメンテーション ・5件の動的リスト
・1,000件の静的リスト
・その他の制限
カスタムユーザー権限
Eメール返信トラッキング
企業インサイト

Operations Hubの無料版では、各種ツールを連携して顧客データを同期できます。例えば、「データ同期」を使えば、HubSpotと人気のあるサードパーティーアプリとの間で自動的にデータ連携が可能。既存データがある場合も、HubSpotとアプリを連携することで、即座にデータ同期が完了します。

「企業インサイト」では、会社に関する情報がデータベースに表示されるため、営業チームの調査時間の短縮やオペレーションチームの手作業でのデータ入力業務の削減などにつながります。

HubSpot有料版、無料版との違い、料金プランごとの違いとは?

有料版には、Starter・Professional・Enterpriseの3つの料金プランがあります。各製品における料金プランごとの違いを見ていきましょう。

HubSpot Marketing Hub 有料版

HubSpot Marketing Hubとは

HubSpot Marketing Hubとは、CRM(顧客管理システム)やEメールマーケティング、キャンペーンの自動化などインバウンドマーケティングに必要な機能をすべて備えたプラットフォームです。Marketing Hubでできることは、大きく分けて以下の4つがあります。

  • 見込み客の集客
  • リードナーチャリング・クオリフィケーション
  • ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)
  • マーケティング業務の効率化

デジタルマーケティングに必要な機能が全てそろっており、専門的なHTMLやCSSのスキルが不要でメールやランディングページの作成ができるため、あらゆる業種・規模に最適なツールといえます。

Marketing Hub料金プラン

機能 Starter Professional Enterprise
月額料金 1,800円/月~
(1人分のコアシート)
106,800円/月~
(3人分のコアシート含む)
432,000円/月~
(5人分のコアシート含む)
無料機能
CTA カスタムターゲティング利用不可
1対1のテクニカルサポート Eメール
アプリ内チャット
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
必須フィールド
Eメール健全性インサイト
複数通貨対応 最大5種類の通貨 最大30種類の通貨 最大200種類の通貨
権限セット 権限テンプレートのみ 権限テンプレートのみ 独自の権限セットをカスタマイズして保存が可能
Google Search Consoleとの連携
共有受信トレイのカスタムビュー アカウントあたり50件 アカウントあたり600件
カスタムレポート 最大100件 最大500件
広告コンバージョンイベント 広告アカウントに対する最大50件の同期されたイベント 広告アカウントに対する最大100件の同期されたイベント
多言語コンテンツ
コラボレーションツール
計算プロパティー 5件の計算プロパティー 200件の計算プロパティー
ABMツールとオートメーション
標準的なコンタクトのスコアリング 5件のコンタクトスコアリング
プロパティー利用可
25件のコンタクトスコアリング
プロパティー利用可
動画のホスティングと管理 最大50件の動画 最大50件の動画
オムニチャネルマーケティングの自動化 ワークフローは10件のチームで最大300件 ワークフローは300件のチームで最大1,000件
行動イベントや予測リードスコアリングに対応
ワークフローの健全性モニタリング
重複管理
SEOアナリティクス
Salesforceとの連携 500件のフィールドマッピング
10,000人のSalesforce担当者
1件のアカウント
500件のフィールドマッピング
10,000人のSalesforce担当者
1件のアカウント
取引と会社のスコアリング 合計5件の取引及び会社のスコアリングプロパティー 合計5件の取引及び会社のスコアリングプロパティー
プリセット 最大5件のプリセット 最大100件のプリセット
ターゲットアカウントホーム
コンタクト作成アトリビューション 最大10,000件の記録されたコンタクトとのコミュニケーションを追跡 最大10,000件の記録されたコンタクトとのコミュニケーションを追跡
キャンペーン管理
チーム 最大10チーム 最大300チームとチームを編成する複数の方法
動的なパーソナライズ HubDBテーブルを利用したEメールマーケティングコンテンツを含む
キャンペーンレポート ポータルあたり1,000件のキャンペーン ポータルあたり1,000件のキャンペーン
マーケティングアセット比較レポート
WhatsApp連携 1ヶ月あたりのコミュニケーションの上限1,000件 1ヶ月あたりのコミュニケーション上限1,000件
ログイン済み訪問者の識別
ソーシャルメディア ・最大50件の接続済みアカウント
・1ヶ月あたり10,000件の投稿
・最大3年先まで投稿スケジュールが可能
・最大300件の接続済みアカウント
・1ヶ月あたり10,000件の投稿
・最大3年先まで投稿スケジュールが可能
コンテンツ戦略
絞り込まれたアナリティクスビュー 最大25件の絞り込まれたアナリティクスビュー 最大50件の絞り込まれたアナリティクスビュー
A/Bテスト
関連付けラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル
マルチタッチ収益アトリビューション コンタクトあたり最大10,000件の記録されたコミュニケーションを追跡
Youtubeアナリティクス連携
シングルサインオン
別のユーザーとしてログイン
行動イベントトリガーおよびレポート
サンドボックス
コンテンツの承認
Salesforceカスタムオブジェクト同期 アカウントあたり最大10件カスタムオブジェクトをマッピング
チームを編成 最大300チーム
フィールドレベル権限
HubDB
カスタムオブジェクト
カスタム行動イベント
適応型テスト 一度に最大5件のページバリエーションをテスト
予想リードスコアリング
カスタマージャーニーアナリティクス 各レポートには最大7つのステージを含められる
上限は24ヶ月分のデータまたは1,500万件のイベント
コンテンツやデータへのアクセスを制限
管理者通知の管理

Starterプランになれば、ランディングページやフォームなどの要素からHubSpotのロゴ削除、メール配信数などの上限数の引き上げ、メールとアプリ内のチャットサポートが利用できるため、デジタルマーケティングに取り組み始めたばかりの企業やハウスリスト数が少ない企業に向いています。

高度なレポートやソーシャルメディアをはじめとした本格的な機能が使えるようになるのは、Professionalからです。Starterプランとの大きな違いは、オムニチャネルマーケティング自動化機能でしょう。これは直観的なワークフロー機能やボット作成ツールを使用して、Eメールや広告などのキャンペーンを自動化する機能です。リードが価格ページにアクセスしたら、CRMで新しいセールスタスクを割り当てるなど、マーケティングとセールス全体の業務自動化も行えます。Professionalプランは、すでにWebマーケティングで成果を上げ、マーケティング活動のさらなる規模拡大を目指す成長中の企業におすすめです。

Enterpriseプランでは、リードのスコアと優先順位を判断する「予測リードスコアリング」や「カスタマージャーニーアナリティクス」などの機能が解放されます。そのため、大規模な顧客基盤を持ち、高度なマーケティング機能を求める企業に適したプランです。

HubSpot Sales Hub 有料版

HubSpot Sales Hubとは?

HubSpot Sales Hubとは、営業活動の効率化を進めるためのツールです。セールスメールのテンプレート作成やミーティングカレンダーの作成、商談管理、見積もり作成などの機能が備わっています。

営業担当者がSales Hubを活用すれば、自動的に顧客データがCRMに蓄積されるため、顧客情報をまとめる時間の短縮化やリアルタイムの状況確認などが可能になります。

Sales Hub料金プラン

機能 Starter Professional Enterprise
月額料金 1,800円/月~

12,000円/月~

18,000円/月~
無料機能  ○  ○
必須フィールド  ○  ○
1対1のテクニカルサポート  Eメール
アプリ内チャット
 Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
繰り返しタスクとタスクキュー  ○  ○
HubSpotが提供する電話番号  1件の電話番号  最大3件の電話番号 最大5件の電話番号
セールスコンテンツアナリティクス  ○  ○
シンプルな自動化  ○  ○
目標  制限付き機能  制限付き機能 追加機能
コミュニケーションの自動割り当て  ○  ○
コール  500分  3,000分 12,000分
セールスオートメーション  取引ステージの変更に基づくタスクやEメール通知の自動実行に対応  ・10件のチームで最大300件のワークフローの高度なカスタマイズ
・見積もり承認ワークフロー
・300件のチームで最大1,000件のワークフローの高度なカスタマイズ
・行動イベントや予測リードスコアリング、シーケンスの実行
・見積もり承認ワークフローとワークフローの健全性モニタリング
複数通貨対応 最大5種類の通貨 最大30種類の通貨 最大200種類の通貨
電子署名 1ヶ月あたりユーザーごとに10件の署名 1ヶ月あたりユーザーごとに30件の署名
Stripeとの連携 Stripeアカウントが必要 Stripeアカウントが必要 Stripeアカウントが必要
送信時刻の最適化
ABMツールとオートメーション
1対1の動画メッセージ
計算プロパティー 5件の計算プロパティー 200件の計算プロパティー
重複管理
ワークフロー拡張機能
標準的なコンタクトのスコアリング 5件のコンタクトスコアリングプロパティーが利用可 25件のコンタクトスコアリングプロパティーが利用可
共有受信トレイのカスタムビュー アカウントあたり50件のカスタムビュー アカウントあたり600件のカスタムビュー
タスクカレンダー同期
自動リードローテーション
カスタムレポート 最大100件のカスタムレポート 最大500件のカスタムレポート
ログイン済み訪問者の識別
関連付けラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル オブジェクト同士各ペア間の最大10件のラベル
アカウントの概要
シーケンス ・アカウントあたり5,000件のシーケンス、1ユーザーあたり一日最大500件のEメール送信
・LinkedInアクションにはSales Navigatorの契約が必要
・アカウントあたり5,000件のシーケンス、1ユーザーあたり1日最大1,000件のEメール送信
・LinkedInアクションにはSales Navigatorの契約が必要
・ワークフローを使用してシーケンスをトリガーする機能
Salesforceとの連携 500件のフィールドマッピング
10,000人のSalesforce担当者
1件のアカウント
500件のフィールドマッピング
10,000人のSalesforce担当者
1件のアカウント
取引と会社のスコアリング 合計5件の取引および会社のスコアリングプロパティーが利用可 合計5件の取引および会社のスコアリングプロパティーが利用可
セールスアナリティクス
ターゲットアカウントホーム
チーム 最大10チーム 最大300チームとチームを編成する複数の方法
担当者の生産性パフォーマンス
プレイブック 最大5件のプレイブックを作成し、メモの追加が可能 最大5,000件のプレイブックを作成し、プロパティーの埋め込みやメモの追加が可能
フォーキャスト 既定およびカスタムのフォーキャストとレポート チーム階層にわたるフォーキャスト
プリセット 最大5件のプリセット 最大100件のプリセット
コール文字起こしとコーチング 通話の検索、確認、通話に対するコメントが可能
アカウントあたり1ヶ月ごとに750時間の文字起こしが使用可能
通話の検索、確認、通話に対するコメントが可能
アカウントあたり1ヶ月ごとに1,500時間の文字起こしが使用可能
コミュニケーションインテリジェンス
シングルサインオン
フィールドレベル権限
Salesforceカスタムオブジェクト同期 アカウントあたり最大10件のカスタムオブジェクトをマッピング
カスタム目標 最大50件のカスタム目標
チームを編成 最大300チーム
カスタムオブジェクト 最大10件のオブジェクト定義と500,000件のレコード
予測リードスコアリング
管理者通知の管理
取引分割
サンドボックス アカウントあたり1つのサンドボックス
経営収益の追跡

Starterプランに加入することで、取引がセールスパイプラインを進むときにタスクや通知の自動化、HubSpotアカウント内からの通話時間の上限の引き上げなどができます。営業活動を効率化する基本的な機能が備わっているため、営業活動の基盤の構築を目指すスタートアップや中小企業におすすめです。

Professionalプランから、より高度な機能を活用できます。例えば、「フォーキャスト」は決められた期間内における目標を達成できるかどうかを予測。また、アプローチやフォローアップなどのタスクの自動化、Salesforceとの連携、詳細な分析なども可能になります。営業チームがリードに優先順位をつけ、フォローアップ作業を自動化できるため、営業活動の拡大や生産性の向上を目指す企業に適したプランです。

Enterpriseプランでは、Professionalプランの機能に加えて、「チームの整理」や「予測リードスコアリング」などが含まれます。大規模な営業チームを抱える企業や営業プロセスが複雑な企業におすすめです。

HubSpot Service Hub 有料版

HubSpot Service Hubとは?

HubSpot Service Hubは、顧客に最速で、課題を解決するための情報を届けるための機能を備えたプラットフォームです。

顧客が自己解決できる環境を作るナレッジベースやチャットボット、シームレスなコミュニケーションを実現するチケット管理、顧客の本音を集めるアンケート機能などがあります。

これらの機能を活用することで、カスタマーサービス業務の効率化やCRMに蓄積された顧客情報を基に顧客一人一人に適した回答を迅速に提供できるようになるのです。

Service Hub料金プラン

機能 Starter Professional Enterprise
月間料金 1,800円/月~ 12,000円/月~ 15,600円/月~
1対1のテクニカルサポート Eメール
アプリ内チャット
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
HubSpotが提供する電話番号 1件の電話番号 最大3件の電話番号 最大5件の電話番号
必須フィールド
繰り返しタスクとタスクキュー
シンプルなチケットの自動化
Eメールとアプリ内のチャットサポート
複数通貨対応 最大5種類の通貨 最大30種類の通貨 最大200種類の通貨
権限セット 権限テンプレートのみ 権限テンプレートのみ 独自の権限セットをカスタマイズし保存可能
コール 500分 3,000分 12,000分
コミュニケーションの自動割り当て
チケットの割り当て ワークフローは10件のチームで最大300件 ワークフローは300件のチームで最大1,000件
行動イベントや予測スコアリングに対応
ワークフロー健全性モニタリング
動画のホスティングと管理 最大50件の動画 最大50件の動画
共有受信トレイのカスタムビュー アカウントあたり50件のカスタムビュー アカウントあたり600件のカスタムビュー
チーム 最大10チーム 最大300チームとチームを編成する複数の方法
計算プロパティー 5件の計算プロパティー 200件の計算プロパティー
重複管理
ナレッジベースのシングルサインオン
フォーキャスト 既定およびカスタムのフォーキャストとレポート チーム階層にわたるフォーキャスト
カスタムレポート 最大100件のカスタムレポート 最大500件のカスタムレポート
WhatsApp連携 1ヶ月あたりのコミュニケーション上限1,000件 1ヶ月あたりのコミュニケーションの上限1,000件
目標 制限付き機能 追加機能
チャット後のフィードバック
ナレッジベース(多言語) 最大2,000件の記事が含まれる1つのナレッジベース それぞれ最大2,000件の記事が含まれる5つのナレッジベース
サービスアナリティクス
インサイトダッシュボード
タスクカレンダー同期
ヘルプデスクのオートメーション ワークフローは10件のチームで最大300件 ワークフローは300件のチームで最大1,000件
行動イベントや予測リードスコアリング、シーケンスの自動実行
ワークフローの健全性モニタリング
標準的なコンタクトのスコアリング 5件のコンタクトスコアリングプロパティー 25件のコンタクトスコアリングプロパティー
受信トレイでの対応状況表示
関連付けラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル
顧客フィードバックアンケート NPSアンケート:50件
CESアンケート:50件
CSATアンケート:100件
NPSアンケート:50件
CESアンケート:50件
CSATアンケート:100件
プレイブック 最大5件のプレイブックを作成し、メモの追加が可能 最大5,000件のプレイブックを作成
プロパティーの埋め込みやメモの追加が可能
シーケンス アカウントあたり5,000けんのシーケンス
1ユーザーあたり1日最大500件のEメール送信
アカウントあたり5,000件のシーケンス
1ユーザーあたり1日最大1,000件のEメール送信
ワークフローを使用してシーケンスをトリガーする機能
Salesforceとの連携 500件のフィールドマッピング
10,000人のSalesforce担当者
1件のアカウント
500件のフィールドマッピング
10,000人のSalesforce担当者
1件のアカウント
カスタムアンケート 100件のカスタムアンケート 100件のカスタムアンケート
ログイン済み訪問者の識別
プリセット 最大5件のプリセット 最大100件のプリセット
1対1の動画メッセージ
SLA
カスタマーポータル
コール文字起こしとコーチング 通話の検索、確認、通話に対するコメント
アカウントあたり1ヶ月ごとに750時間の文字起こし
通話の検索、確認、通話に対するコメント
アカウントあたり1ヶ月ごとに1,500時間の文字起こし
コミュニケーションインテリジェンス
カスタム目標 最大50件のカスタム目標
ウェブチャットの対応量制限 最大99件の有効なチャット
サンドボックス アカウントあたり1つのサンドボックス
カスタムオブジェクト 最大10件のオブジェクト定義と500,000件のレコード
管理者通知の管理
経営収益の追益
Salesforceカスタムオブジェクト同期 アカウントあたり最大10件のカスタムオブジェクトをマッピング
別のユーザーとしてログイン
チームを編成 最大300チーム
シングルサインオン
フィールドレベル権限

Starterプランになれば、ウェブチャットとミーティング設定からのHubSpotロゴの削除、受信したチャットやEメールの自動割り当て、受信トレイに入ってくる問い合わせからチケットの自動作成ができます。顧客からの問い合わせの管理やリソース・販促資料をまとめたライブラリーの作成などができるため、カスタマサポートに取り組み始めたばかりの企業や顧客基盤が小さい企業におすすめです。

Professional以上では、さらなる業務の効率化に加えて、ナレッジベースの作成や4種類の顧客アンケート作成など、顧客が課題解決できる環境づくりとフィードバックを受ける仕組みの構築が可能です。多数の顧客を抱える企業や顧客との長期的な関係性の構築が重要なSaaS企業はProfessionalプランが向いています。Enterpriseプランは、多くのカスタマーサポートチームを抱える大規模な企業向けです。

HubSpot CMS Hub 有料版

HubSpot CMS Hubとは?

HubSpot CMS Hubとは、ウェブサイトページや動的ページなどの構築ができるプラットフォームです。WordPressや他のCMSとの違いは、CMS Hubは「マーケターが顧客と向き合う時間を増やせる」ことです。

HubSpotには、マーケティングやセールスなどの主要ツールが備わっているため、CMS Hubの活用により、他ツールとのデータ連携をする必要がなくなります。また、HubSpot社は世界最高水準のセキュリティ体制を保持しているのも特徴です。

この2つの特徴により、マーケターはセキュリティやデータ連携の問題から解放され、より顧客に向き合えるようになります。

CMS Hub料金プラン

機能 Starter Professional Enterprise
月間料金 1,800円/月~
(1名分のコアシート)
48,000円/月~
(3名分のコアシート)
144,000円/月~
(5名分のコアシート)
1対1のテクニカルサポート Eメール
アプリ内チャット
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
権限セット 権限テンプレートのみ 権限テンプレートのみ 独自の権限セットをカスタマイズして保存
必須フィールド
パーソナライズトークン
URLマッピング
CTA カスタムターゲティングの利用はできない カスタムターゲティングの利用可 カスタムターゲティングの利用
複数通貨対応 最大5種類の通貨 最大30種類の通貨 最大200種類の通貨
プリセット 最大5件のプリセット 最大100件のプリセット
重複管理
SEOアナリティクス
A/Bテスト
HubDBを使用した動的コンテンツ
コンタクト作成アトリビューション 最大10,000件の記録されたコンタクトとのコミュニケーションを追跡 最大10,000件の記録されたコンタクトとのコミュニケーションを追跡
パスワード保護されたページ
チーム 最大10チーム 最大300チームとチームを編成する複数の方法
カスタムレポート 最大100件のカスタムレポート 最大500件のカスタムレポート
動的なパーソナライズ 制限付き機能 追加機能
サイトツリー
計算プロパティー 5件の計算プロパティー 200件の計算プロパティー
スマートコンテンツおよびレポート
動画のホスティングと管理 最大50件の動画 最大50件の動画
共有受信トレイのカスタムビュー アカウントあたり50件のカスタムビュー アカウントあたり600件のカスタムビュー
Google Search Consoleとの連携
コンテンツステージング
標準的なコンタクトスコアリング 5件のコンタクトスコアリングプロパティーが利用可能 25件のコンタクトスコアリングプロパティーが利用可能
Salesforceとの連携 500件のフィールドマッピング
10,000人のSalesforce担当
1件のアカウント
500件のフィールドマッピング
10,000人のSalesforce担当者
1件のアカウント
絞り込まれたアナリティクスビュー 最大25件の絞り込まれあアナリティクスビュー 最大50件の絞り込まれたアナリティクスビュー
関連付けラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件のラベル
ログイン済み訪問者の識別
コンテンツ戦略
サンドボックス アカウントあたり1つのサンドボックス
適応型テスト 一度に最大5件のページバリエーションをテスト
コードアラート
コンテンツへのアクセス制限
管理者通知の管理
メンバーシップ
アクティビティーの記録
ウェブアプリ
チームを編成 最大300チーム
ウェブサイトのパフォーマンス監視
追加のルートドメイン コアドメインに加えて9個のルートドメイン
別のユーザーとしてログイン
シングルサインオン
カスタムオブジェクト 最大10件のオブジェクト定義と500,000件のレコード
コンテンツの承認
フィールドレベル権限
リバースプロキシー設定
Salesforceカスタムオブジェクト同期 アカウントあたり最大10件のカスタムオブジェクトをマッピング

無料プランからStarterプランにすることで、ウェブサイトテーマやドラッグ&ドロップエディターなどの機能が利用できます。無料あるいはStarterプランで、多くの企業のウェブサイトの必須要件を満たせるため、これからコンテンツマーケティングに取り組む企業、もしくは取り組み始めたばかりの企業におすすめです。

Professionalプランからは、SEOアドバイスやA/Bテストなどの豊富な機能が使えます。特に、CMS Hubならではの特徴はスマートコンテンツでしょう。これはCRMのデータを基に、訪問者に合わせたコンテンツを表示する機能です。コンテンツマーケティングに注力し、パーソナライズしたWeb体験を提供したい企業に向いています。

外部サーバーとの連携や会員サイトの構築などがしたい場合は、最上位のEnterpriseプランがおすすめです。

HubSpot Operations Hub 有料版

HubSpot Operations Hubとは?

HubSpot Operation Hubとは、異なるシステム同士を円滑に連携するためのプラットホームです。自社内で複数のSaaSアプリケーションを使用すると、同じデータの複数回入力やデータ加工・移行の手間、最新データが反映されるまでのタイムラグなどの問題が発生します。

Operations Hubは、このような問題を解決します。

Operation Hub料金プラン

機能 Starter Professional Enterprise
月額料金 1,800円/月~
(1人分のコアシート)
96,000円/月~
(1人分のコアシート)
240,000円/月~
(1人分のコアシート)
権限セット 権限テンプレートのみ 権限テンプレートのみ 独自の権限セットをカスタマイズして保存
1対1のテクニカルサポート Eメール
アプリ内チャット
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
Eメール
アプリ内チャット
電話サポート
カスタムフィールドマッピング
必須フィールド
スケジュール済みワークフロートリガー
データの健全性トレンド
データ品質コマンドセンター
データ品質管理オートメーション
関連付けラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件ラベル オブジェクト同士の各ペア間の最大10件ラベル
Webhook
AIを利用したデータ書式設定の関する推奨
計算プロパティー 5件の計算プロパティー 200件の計算プロパティー
標準的なコンタクトのスコアリング 5件のコンタクトスコアリングプロパティー 25件のコンタクトスコアリングプロパティー
プリセット 最大5件のプリセット 最大25件のプリセット
プログラマブルオートメーション
一括重複管理
カスタムレポート 最大3,100件のカスタムレポート 最大3,500件のカスタムレポート
取引と会社スコアリング 合計5件の取引及び会社のスコアリングプロパティー 合計5件の取引及び会社のスコアリングプロパティー
別のユーザーとしてログイン
シングルサインオン
サンドボックス アカウントあたり一つのサンドボックス
Salesforceカスタムオブジェクト同期 アカウントあたり最大10件のカスタムオブジェクトをマッピング
Snowflakeデータ共有
カスタムオブジェクト 最大20件のオブジェクト定義と合計1,000,000件のオブジェクトレコード
詳細な権限
データセット 最大50件のデータセット
フィールドレベル権限
管理者通知の管理
詳細なデータ計算と準備 プロパティー、演算子、関数の組み合わせを使用してデータセットあたり最大20件の派生フィールド

無料プランでも既存のデータの双方向の同期ができますが、有料プランになることで「カスタムフィールドマッピング」や「フィルタリング」などの高度な同期処理を利用できます。Starterプランは業務プロセスの最適化と自動化を検討している企業におすすめです。

Professionalプランからは、業務プロセスの自動化をする「プログラマブルオートメーションの活用が可能です。シンプルなインターフェースで直観的な操作ができるほか、JavaScriptやPythonで高度な操作も行えます。あらゆる反復作業を自動化し、摩擦のない顧客体験の提供を目指す企業に最適なプランです。

Enterpriseのみで使える「データセット」は、レポート作成時に使用頻度の高い加工データを定義し、いつでも迅速に引き出せるよう準備する機能です。すぐにレポート作成ができるため、生産性の高い業務に注力できます。Enterpriseはユーザー管理やチーム編成機能なども備えている点を踏まえると、複数のオペレーションチームや高度な自動化ニーズがある企業におすすめです。

割引されたCRM Suiteとは?

これまでに見てきたプランのほか、お得なCRM Suiteというプランも用意されています。ここからは、CRM Suiteの特徴や料金プラン、おすすめなケースを見ていきましょう。

CRM Suiteとは?

CRM Suiteとは、マーケティング・セールス・サービス・CMS・オペレーションの機能を備える包括的なプランです。Marketing HubとSales HubのStarterプランのように、各プランを組み合わせるよりも、CRM Suiteの方が割安、かつ、より多くの機能を使えます。

CRM Suite 料金プラン

CRM Suiteの料金プランは以下の通りです。(※2024年3月時点)

Starter Professional Enterprise
1,800円/月~
144,000円/月~ 480,000円/月
1人分のコアシート 3人分のコアシート
1人分のSalesシート
1人分のServiceシート
5人分のコアシート
1人分のSalesシート
1人分のServiceシート
追加のコアシート
1,800円
追加のコアシート
6,000円
追加のコアシート
9,000円

 

CRM Suiteがおすすめなケースとは

HubSpotの複数製品を導入する場合は、CRM Suiteがおすすめです。言い換えれば、複数部門の連携を強化し、一貫した顧客体験を提供したい企業に向いています。

考慮すべきオプション料金

HubSpot導入時には、下記オプション料金も考慮しなければいけません。

  • マーケティングコンタクト
  • API上限数の引き上げ
  • 導入支援、活用支援費用

各オプション料金の詳細を見ていきましょう。

マーケティングコンタクト

マーケティングコンタクトとは、Marketig Hubにおける「マーケティング活動においてEメール送信や広告のターゲティングの対象となるコンタクト」のことです。Marketing Hubの各プランには、以下のコンタクトが含まれています。

  • Starter:1,000件(1,000件の追加当たり2,160円/月額)
  • Professional:2,000件(5,000件の追加当たり26,966円/月額)
  • Enterprise:10,000件(10,000件の追加当たり12,000円/月額)

例えば、Starterプランで1,001件目のマーケティングコンタクトが発生したとき、追加課金の対象となります。獲得リード数に応じて、プランのアップグレードをするのか、それとも追加コンタクトを課金するのか選択しなければいけません。

≪関連記事≫
HubSpotマーケティングコンタクトとは?請求対象・対象外への設定方法、料金プランごとの違いや注意点などをわかりやすく解説

API上限数の引き上げ/月額60,000円

API上限数の引き上げをすれば、HubSpotアカウントと連携したサービスの要件に合わせ、1日に100万回までAPI呼び出しの回数を増やせます。

導入支援、活用支援費用

HubSpotの導入を検討しているものの、「適切に導入できるだろうか」「うまく活用できないかも」と不安を抱えている方はいるでしょう。HubSpotはできることが多いですが、適切に使いこなさなければ、期待した成果にはつながりません。

HubSpotはインバウンドコンサルティングやテクニカルコンサルティング、導入支援などのプログラムを用意しております。また、HubSpot社公認のパートナーに導入・活用支援を依頼するという手もあります。

料金プラン検討時に注意すべきこととは?

料金プラン検討時には、支払方法とサポート制度にも注意しましょう。

ProfessionalプランとEnterpriseプランを導入する場合必須の導入支援費用がかかる

HubSpotのProfessionalまたはEnterpriseプランを新規で導入する場合、必須でHubSpot導入支援を受ける必要があります。例えばMarketing HubのProfessionalプランを導入する際は36万円、Enterpriseプランを導入する際は72万円になります。

導入支援はHubSpot社またはHubSpot正規代理店どちらか選択することが可能です。HubSpot正規代理店の導入支援は初期設定の代行を依頼できるケースがあるため、社内にリソースがないといった場合におすすめです。自社が求めている導入支援を社内で検討した上で決断することをお勧めします。

プランの違いによるサポートとトレーニングの確認

有料プランになることで、Eメールとアプリ内のチャットサポート、Professionalからは電話でのサポートも利用できます。

また、プランによってサポートやトレーニングのレベル・範囲が異なる点にも注意が必要です。例えば、Sales Hubの導入支援において既存CRMからのデータ移行に関するコンサルティングを利用できるのは、Enterpriseプランのみです。

自社に合った最適な料金プランを選定するには?

ここまでHubSpotの料金プランを見てきましたが、「結局、自社に最適なプランはどれなの?」と思われる方は多いでしょう。そこでここからは、自社に最適な料金プランを選ぶポイントを解説します。

 1. ビジネスニーズを確認する

まずはHubSpotで解決したい課題や自社ニーズ、使用ユーザーなどを明確にします。

  • 誰がどのような目的で使うのか?
  • 効率化したい業務は?
  • 改善したいプロセスやKPIは?
  • 分析に必要なデータは?

上記の定義を明確にすれば、目標や戦略などのビジネスニーズに合った料金プランを選定できます。

2. 機能とプランを比較する

課題を解決できる機能とプランを比較します。Marketing Hubを例に見ていきましょう。

少ないリード数が課題であれば、基本的な集客機能を使えるStarterプランで十分かもしれません。対して、十分なリード数を獲得できていながらも商談化率が低い場合は、リードスコアリングやABMなどを使えるProfessionalもしくはEnterpriseが向いています。

各プランにおける機能を比較して、自社に適したものを選びましょう。

3. カスタマーサポートとトレーニングの確認

HubSpotの導入にあたり、何から手を付けるべきなのか悩む方は多いでしょう。HubSpotは、導入支援や従業員を対象にしたソフトウェアトレーニング、コンサルティングなどのカスタマーサポートメニューを用意しています。自社の状況を踏まえて、必要なカスタマサポートとトレーニングを確認してください。

4. 無料版を活用する

無料版では、各製品の基本機能を活用できます。また、各製品群においてStarterプラン(Marketing HubのみProfessionalプラン)の14日間の無料トライアルも用意されています。事前に無料版とトライアルを活用することで、自社に必要な機能を洗い出し、プラン選びの失敗リスクを大幅に軽減できます。

 5. HubSpotパートナーに相談する

HubSpotパートナーに相談をして、自社ニーズや課題に合ったプランを提案してもらうという方法もあります。株式会社100(ハンドレッド)も無料で料金プランに関する相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

≪関連記事≫
HubSpotのパートナー制度とは?おすすめの認定パートナー一覧や、依頼メリット、プログラム制度をわかりやすく解説

まとめ

HubSpotは複数の料金プランを提供していますが、まずは無料プランと14日間の有料プランのトライアルを試し、操作性や自社に必要な機能などを確認してください。その際は、管理職だけがツールを試すのではなく、実際に使用する現場のメンバーの声を尊重することが重要です。

また、料金プランの選定時には自社の課題やニーズ、ゴールなどの把握が非常に必要です。ゴールや具体的なニーズ課題が不明確なまま導入しようとすると、最適な料金プランを選定することができません。また、ツールの導入が目的となってしまい定着化が難しくなるでしょう。

自社の目標を明確に定義した上で必要な機能を洗い出すことが必要です。もし料金プランの選定でお困りの際はお気軽に100(ハンドレッド)にご相談ください。HubSpotのエキスパートとして、貴社のニーズ課題を踏まえたうえで最適な料金プランをご提案いたします。

渋谷 真生子

株式会社100(ハンドレッド)のマーケター。新卒でグローバルヘルスケア企業で営業を経験し、セールスフォースにてBDRとして地方企業の新規開拓に携わる。コロナ渦でインバウンドマーケティングの重要性を実感し、アイルランド ダブリンにあるトリニティカレッジの大学院にてデジタルマーケティングの学位取得し現在に至る。最近はかぎ針編みにハマり中。

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顧客に対する心の寄せ方、ゆるぎなく、そしてやわらかい哲学。
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