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HubSpotのレポートとダッシュボード解説!特徴や作り方、外部コンテンツとの連携方法などわかりやすく紹介

HubSpotのレポートとダッシュボード解説!特徴や作り方、外部コンテンツとの連携方法などわかりやすく紹介

デジタルマーケティングの世界では、データを正確に把握し、適切に活用することが成功への鍵を握ります。その上で、マーケティング活動の成果を可視化・分析するツールの導入が欠かせません。

そのようなニーズに対応するために、HubSpotの高性能なダッシュボードとレポート機能が役立ちます。本記事では、HubSpotのダッシュボード&レポート作成ツールの基本から、特徴、作り方、さらには外部コンテンツとの連携方法まで、わかりやすく紹介していきます。

HubSpotのレポートとダッシュボードとは

HubSpotには、蓄積されたデータを分析できる高度な分析機能が備わっています。データ分析担当者が求めるような高度な分析機能を、データ分析の専門家でなくとも、誰でもかんたんに利用できるように設計されていることが特徴です。

このツールを活用することで、マーケティング、営業、カスタマーサービスのデータを一元管理し、必要なレポートとダッシュボードを1か所に集約することが可能になります。ここでは、HubSpotのレポートとダッシュボードを使ったことがない方に向けて、機能の概要をかんたんに解説していきます。

HubSpot のダッシュボード&レポート作成ツールとは

HubSpot レポート ダッシュボード機能

出典:HubSpot

HubSpotのダッシュボード&レポート作成ツールとは、HubSpot CRMに蓄積されたコンタクト、企業、取引などに関するデータを一元管理したり、分析したりするためのツールです。

社内のさまざまなデータを関連付けることで、マーケティング、営業、カスタマーサービス間の連携を強化し、あらゆるビジネスニーズに対応できるようになります。

例えば、社内のレポートをExcelやスプレッドシートで作成していたり、データ分析を行う際に担当者にその都度データファイルを渡していたりする場合、どれが最新のデータかわからなくなってしまうことや、工数が煩雑化することで分析業務に十分な時間を避けなくなるといった問題が起こりがちです。

そのような状況において、HubSpotのダッシュボード&レポート機能を使うことで、より効率的に分析を行うことが可能になります。

Hubspotレポートとダッシュボードの違い

HubSpotのレポートとは、マーケティング、営業、カスタマーサービスなど、各部門が持つ特定のデータセットに基づき、分析結果を提供するアナリティクスツールのことです。社内に存在するあらゆるデータ同士を関連付けることで、より多角的な視点からビジネスプロセス上の課題を浮き彫りにします。

さらに、HubSpotでは「カスタムオブジェクト」を使用することで、多様なデータをインポートし、日常的に業務に利用しているアプリと連携することで、レポートを一層効果的に活用できます。

一方、ダッシュボードは複数のレポートを1つの画面にまとめて表示するツールのことです。HubSpotのダッシュボードを使えば、マーケティングチーム、営業チーム、経営陣など、確認する指標が異なるグループ別にダッシュボードを用意し、関係者に共有することができます。

操作性もシンプルかつ直感的で、ドラッグ&ドロップ操作だけでレイアウトを自由にカスタマイズすることが可能です。

HubSpotのダッシュボード&レポート作成ツールの特徴

HubSpotのダッシュボード&レポート作成ツールは、データ駆動型のマーケティング戦略を実行する際に高い効果を発揮します。シンプルで合理的なUIにより、誰でも簡単に扱うことができるため、データ分析ツールの導入が初めての場合でも、高度なデータ分析を容易に行うことが可能です。

これにより、企業はデータを活用して戦略的な意思決定を行えるようになります。ここでは、HubSpotのダッシュボード&レポート作成ツールの特徴を詳しく見ていきましょう。

マーケティング、営業、カスタマーサービスのデータを一元管理

HubSpotのレポートとダッシュボードは、マーケティング、営業、カスタマーサービスの各部門から得られるデータを1つのツールにまとめ、ダッシュボード上で一元管理を実現します。

他のツールでは、HubSpotのようにデータを統合できない場合が多く、部門ごとのデータが分断されてしまうことで、統合的な分析を行うことが難しいケースが少なくありません。しかし、HubSpotではこれらのデータを関連付けて分析することが可能になり、より深いインサイト(洞察)を得ることが可能です。

例えば、マーケティングキャンペーンが営業成績にどのように影響を与えているかであったり、カスタマーサービスの改善が顧客満足度にどのように貢献しているかだったりなど、具体的な分析を行えます。

レポート・ダッシュボードへのアクセスを管理できる

HubSpotでは、レポートやダッシュボードへのアクセス権限を細かく管理することができます。これにより、企業はデータのセキュリティを保ちつつ、必要なメンバーにのみアクセスを許可することが可能です。

また、ダッシュボードに対する変更履歴が記録されるため、誰が・いつ・何を編集したかを追跡することができます。これは、チーム内での透明性を高め、誤操作や不正アクセスを防ぐのに役立つ機能です。

特に、大規模なチームや複数部門が関わるプロジェクトでは、このモニタリング機能が組織の効率性とセキュリティ性の向上が期待できるでしょう。

比較的簡単にレポートを作成可能

HubSpotのレポート作成ツールでは、直感的なインターフェースと豊富なテンプレートを提供しており、ユーザーが比較的簡単にカスタムレポートを作成することが可能です。

例えば、データソースの選択からフィールドの追加、レポートの視覚化まで、わずか数クリック程度で作れるため、専門的なデータ分析スキルがないユーザーでも効果的なレポートを作成することが可能です。

特に、各部門担当者が知りたい指標と、経営層が知りたい指標は異なりますが、それぞれが欲しい情報にあわせてレポートをカスタマイズできます。これにより、企業はデータ分析にかかる時間を大幅に削減し、迅速な意思決定を行えるようになります。

HubSpotのダッシュボード&レポートの料金プラン

HubSpotでは、無料版からエンタープライズプランまで幅広いプランが用意されており、各プランによって特徴や使える機能が異なります。その中で、ダッシュボード&レポート作成ツールは、無料版から利用が可能です。

しかし、プランによってダッシュボードとレポートの作成件数が異なるなど、いくつかの制約があります。以下の表では、HubSpot(Marketing Hub)のダッシュボード&レポート機能の料金プランごとの違いをまとめました。

<例:HubSpot Marketing Hub価格表>

HubSpot レポート ダッシュボード 価格

参照:HubSpot 価格表(Marketing Hub)

ダッシュボード&レポート作成ツール以外にも、HubSpotはプランごとに備わっている機能が異なります。いきなり高額のプランを契約するよりも、まずは無料版やStarterプランで実際に操作感や使い勝手を試してみながら、活用状況にあわせてプランをアップグレードしていくことで、無駄なく効率的に活用していけるようになります。

各プランの概要については、以下をご参考にしてください。

  • 無料版:基本的なレポートとダッシュボード機能を提供しています。ただし、作成できるダッシュボードの数や一つのダッシュボードに表示できるレポート数に制限があります。
  • Starter:無料版よりも多くのダッシュボードを作成でき、いくつかの有料機能を活用できますが、カスタムレポートの作成や外部コンテンツの埋め込みはサポートされていません。
  • Professional:カスタムレポートの作成が可能になり、より高度な分析ニーズに対応します。また、外部コンテンツをダッシュボードに埋め込むことができるようになります。
  • Enterprise:最も高度なレポートとダッシュボード機能を提供し、大規模な組織の複雑なニーズに対応します。カスタムレポートの作成や外部コンテンツの埋め込みに加え、高度なカスタマイズが可能です。

HubSpotの料金プランや提供される機能は変更される可能性があるため、最新の情報についてはHubSpotの公式サイトをご覧いただくか、HubSpot公式パートナーに直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

HubSpotレポートの作り方

HubSpotでは、レポートをゼロから作成する方法と、テンプレートを活用する方法の2つがあります。これらの方法を用いることで、ビジネスのパフォーマンスを可視化し、データ駆動型の意思決定をサポートすることができます。

ここでは、HubSpotレポートの作成方法を詳しく見ていきましょう。

テンプレートからレポートを作成する方法

HubSpotのレポートライブラリーには、ウェブサイトのパフォーマンスやセールス指標など、さまざまなトピックをカバーする標準のレポートが含まれています。これらのテンプレートを使用してレポートを作成するには、以下の手順に沿って進めてください。

<手順>

1.HubSpotアカウントにログインし、[レポート]>[レポート]の順に進みます。

2.右上の[レポートの作成]をクリックします。

3.[レポートテンプレート]セクションで、保存または追加するレポートを参照します。

レポートを参照するには次の2つの方法があります。

(1)レポートをフィルタリングするには、左側のパネルでツールと視覚化を選択します。

(2)右上にある検索ボックスを使用して、特定の用語でレポートを検索します。

4.レポートをクリックし、[保存]を選択してレポートリストに追加するか、ダッシュボードに追加します。

詳細は、HubSpotのナレッジベースもあわせてご覧ください。

参考:レポートライブラリーのレポートを使用する|HubSpot

カスタムレポートを作成する方法

カスタムレポートを作成する場合、より詳細なカスタマイズが可能です。ここでは、カスタムレポートを作成する基本的なステップを紹介します。

1.データソースを選択する

カスタムレポート作成の最初のステップは、データソースの選択です。HubSpotでは、CRMのコンタクト、企業、取引のデータや、マーケティング活動に関連するデータなど、さまざまなデータソースから選択することができます。

2. フィールドを追加する

データソースを選択したら、レポートに含めるフィールドを追加します。これには、特定のデータポイントや指標が含まれます。フィールドを選択することで、レポートに表示する情報をカスタマイズできます。

HubSpotダッシュボードの作り方

HubSpotのダッシュボード機能を使用すると、関連するレポートを1つのビューに整理し、ビジネスの重要な指標を一目で確認できます。

新しいダッシュボードの作成、既存のダッシュボードの共有や整理、さらにはカスタマイズまで、HubSpotでは幅広い管理機能を提供しています。ここでは、新規ダッシュボードの作成からカスタマイズまでのプロセスを詳しく説明します。

1. 新規ダッシュボードを作成する

新しいダッシュボードを作成するには、以下の手順に沿って進めてください。

1.HubSpotアカウントにログインし、[レポート]>[ダッシュボード]の順に進みます。

2.右上の[ダッシュボードを作成]をクリックします。ダッシュボードライブラリーが表示されます。

3.事前作成済みのダッシュボードテンプレートを選択するか、[新規ダッシュボード]を選択して空のダッシュボードを作成します。

4.ダッシュボードの名前を入力し、ダッシュボードへのアクセス権を設定します。アクセス権には、「所有者のみ(自分)」「全員」「特定のユーザーとチームのみ」(Enterpriseのみ)があります。

5.[ダッシュボードを作成]をクリックします。

2. レポートをダッシュボードに追加する

ダッシュボードを作成した後、関連するレポートを追加してダッシュボードの内容を充実させることができます。レポートは、HubSpotのレポートライブラリから選択するか、カスタムレポートを作成して追加することが可能です。

3. ダッシュボードをカスタマイズする

ダッシュボードにレポートを追加した後、さらにカスタマイズを行うことができます。レポートの配置を変更したり、ダッシュボードの共有設定を調整したりすることで、チームのニーズに合わせたダッシュボードを作成することが可能です。また、ダッシュボードの所有者を変更したり、ダッシュボードを複製または削除したりすることもできます。

外部コンテンツをHubSpotダッシュボードに埋め込む方法

HubSpotダッシュボードに外部コンテンツを埋め込むことで、レポートと共に重要な情報を一箇所で確認できるようになります。例えば、GoogleスプレッドシートやX(旧Twitter)フィードなど、さまざまな外部コンテンツをHubSpotダッシュボードに表示することが可能です。

HubSpotでの埋め込み手順

1.HubSpotアカウントにログインし、[レポート]>[ダッシュボード]の順に進みます。

2.左上のダッシュボードドロップダウンメニューを使用して、コンテンツを追加するダッシュボードを選択します。

3.右上の「アクション」をクリックし、「外部コンテンツを追加」を選択します。

4.ダイアログボックスで、コンテンツソースを選択し、コンテンツのタイトルとURLまたは埋め込みコードを入力します。

GoogleスプレッドシートをHubSpotダッシュボードに表示する方法

GoogleスプレッドシートをHubSpotダッシュボードに表示させることで、予実管理などのデータをHubSpot上で直接確認できるようになります。これにより、データの一元管理が可能となり、効率的な分析が行えます。

 

1.ダッシュボード画面に遷移し、画面右上にある[アクション]ボタンを押します。

2.[外部コンテンツを追加]を選択し、ポップアップから[Googleスプレッドシート]を選択します。

3.コンテンツのタイトルとURLまたは埋め込みコードを設定し、プレビューを確認します。

4.問題なければ作成ボタンを押して、ダッシュボードに追加します。

この方法により、HubSpotダッシュボード上でGoogleスプレッドシートを含む外部コンテンツを活用することができます。これにより、HubSpotだけでなく、外部のデータも含めたさまざまな情報を一箇所で閲覧し、分析することが可能になります。

まとめ

HubSpotのレポート作成ツールは、社内のあらゆるデータを一元管理し、高度な分析を可能にするアナリティクスツールです。テンプレートから簡単にレポートを作成できるほか、カスタムレポートの作成機能も提供しており、ビジネスのニーズに合わせた柔軟なデータ分析が可能です。

また、HubSpotダッシュボードは外部コンテンツの埋め込みにより、HubSpot内のデータだけでなく、Googleスプレッドシートなどの外部データも一括で確認できるようになります。これにより、データ駆動型の意思決定を支援し、マーケティング活動の効率化を図ることができるでしょう。

シンプルなUIで直感的な操作で扱えるため、データ分析の知識や経験がない方でも容易に扱うことが可能です。HubSpotのダッシュボード&レポート作成ツールは無料プランから利用できるので、本記事を参考に早速使ってみてください。

渋谷 真生子

株式会社100(ハンドレッド)のマーケター。新卒でグローバルヘルスケア企業で営業を経験し、セールスフォースにてBDRとして地方企業の新規開拓に携わる。コロナ渦でインバウンドマーケティングの重要性を実感し、アイルランド ダブリンにあるトリニティカレッジの大学院にてデジタルマーケティングの学位取得し現在に至る。最近はかぎ針編みにハマり中。

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